畑とともに過ごす日々

~有機農家の暮らし~

2010年の最終週

2010-12-31 14:46:24 | 

今年の最終週、12/26(日)はアースデイマーケットちばが開催されました。
翌日以降も出荷をたくさん控えていてあまり持っていけなかったのですが、お正月を意識して、牛蒡や唐の芋、万福寺長人参や金時人参、三浦大根、小松菜などを並べました。

試食で用意したのは、いつものブルーベリージャムと、今年の新大豆「小糸」です。

小糸は千葉県の大豆で、少し緑がかった色合い。豆の味を見ていただこうと、何の味付けもせず煮ただけにしてみました。ほんのり甘い大豆です。

冷たい風の吹く日でしたが、いつものお馴染みさんなど来ていただきました。

そして夜は、出店者や実行委員、ボランティアの方々などが集まる忘年会で、楽しい時間を過ごすことができました。
このマーケットを通じて、大先輩の有機農家の方や、年下で若さあふれる有機農家のみなさん、その他生産者の方と知り合うことができました。また、日頃忙しい中、裏方となってマーケットを支えている方々には本当に感謝です。

さて翌日からは、宅配や直接の配達など、今年の野菜出荷のラストスパート。お客さんの年末年始の台所を意識し、気合を入れたいところです。
こちらは最終日12/30の配達前の様子。20件あまりのセットを用意しました。良い写真ではなく、すみません。

中身は、おふくろ(三浦)大根、紅大根、唐の芋、大浦牛蒡、長人参と金時人参、聖護院蕪と赤蕪、小松菜、ほうれん草、サラダセット、九条ねぎなどが入っています。大きいセットの方にはカリフラワーやタアツァイ、さつま芋などを追加しました。

一夜明けて、大晦日の今日。気がつけば大掃除など全くしていない家・・・。
旧暦だと正月は2月。ちょうど端境期となり、少し時間の余裕ができる時期。そちらの方が畑のサイクルと合っているような気がします。うちは旧暦でいこうと思うのでした。

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ぶあつい大根

2010-12-17 19:38:56 | 台所しごと

ぶあつい大根が食べたい時、まずはふろふき大根を思い浮かべますが、汁だくのおでんも好きです。
ひと冬に何回か作ります。

いつもは普通の鍋で大根が煮えるのを待っていました。
今回はふと思い立ち、圧力鍋で作ってみることに。
つゆを入れた圧力鍋に大根、里芋、人参、ごぼうを入れて火にかけ、圧がかかってからわずか5分。厚さ5cmあった大根や丸ごとの里芋が本当にやわらかくなりました。その後、練り物を入れて少し煮ればいいので、本当に楽です。味もしみ込んでいます。
普段、圧力鍋は玄米や豆を炊く時に使っていますが、なぜおでんの時に使わなかったのかと思ってしまいました。

うちのおでんは普通のより質素かな・・・?
野菜の比重が多いほうが好みなので、練り製品は2種類程度。竹輪と、おとうふ揚げくらいです。食べる時、各自竹輪にごぼうを挿します(笑)。
あと、野菜以外にこんにゃくは欠かせないように思います。東海林さだおさんが、「こんにゃくが入ることでおでんは煮物じゃなくておでんになる」、というようなことを言っていたような。

ところで、練り物には添加物がたくさん使わることが多いのですが、無添加のものもあります。激安じゃないけれど、激高でもない。理屈ぬきで無添加のほうが美味しいなと思います。

さて、おでんは2日目が美味しいですね。配達帰りの夜、おでんがあるのはなんと嬉しいことだろう、としみじみ感じてしまいました。

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ハウスの中で

2010-12-15 19:05:57 | 

しげファームには2棟のハウスがあります。
主に春先に、いろいろな野菜の苗を育てる場所として使用しています。
でも、それ以外の季節に空けてしまうのはもったいないので、夏には雨の苦手なパプリカ、冬には葉ものを作ります。

ハウスの被覆には、ポリフィルムを使用しています。
細かい話ですが、ダイオキシンを発生させる原因となる塩化ビニールは使用していません。だからビニールハウスではありません。ポリは保温性の点で、塩ビより劣ります。

それはさておき、これが現在のハウスの様子です。

ここには小松菜、水菜、ルッコラが生育中。年末や1月初旬の収穫を目指しています。
ハウスと言っても加温しているわけではないので、夜間に氷点下近くになることもしばしばです。
この葉ものを採り終えると、今季の出荷はほぼ終了となります(寂しい!)。

この葉ものの右側にはいんげんを植えていました。最近の冷え込みでだいぶ枯れてきて、収穫は終盤を迎えました。
そのいんげんを昨日収穫していたときに、何かと目が合いました。カマキリです。

寒くなり外ではもう見なくなってしまったカマキリ。ハウスの中でなんとか生き延びている感じです。動かずにじっとしています。
おそらく、越冬はできないでしょう・・・。

カマキリは有機農業では強い味方です。
春になったら、生まれたばかりのミニミニカマキリにまた会えると思います。

 

 

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おちちやさんのアップルパイ

2010-12-12 09:22:45 | その他

先週、私の誕生日がありました。
ここ数年、誕生日になると、「あ~あ、また年とっちゃった」と悲しい気分になっていました。
誰かに祝ってもらう年でもありません(というか、気付かれずに終る)。
そこで、今年は自分で自分に何か楽しみを作ろうと思いました。
日頃サイフの紐は固~く結ぶようにしているので、たまにそんなことがあってもいいかなと。

そして、「おちちや」さんのアップルパイを注文することにしたのです。
おちちやさんは、マクロビオティックを取り入れたお菓子を作っていらっしゃいます。千葉県いすみの古民家に移り住まれたそうで、カフェも営んでいらっしゃいます。
アースデイマーケット千葉に出店されていて、知り合いになることができました。

これが届いたアップルパイです。

皮ごと蒸し煮された紅玉りんごが美味しく、たっぷり入っているので満足感があります。パイ生地も噛むほどに味わい深かったです。

素材にこだわっているのはもちろん、その原材料のシンプルさに惹かれます。
「国産小麦粉、菜種油、国産全粒小麦粉、ねりごま、塩、りんご、本葛、レモン」
なんと、甘味を加えていないのです。夫いわく、「この甘さ(素材のもってる甘さ)で十分だね」。
ちょうど頂き物の自然派の白ワインがあったのですが、本当に良く合いました。

素朴だけどセンスがあり、届いた箱全体から温かみが伝わってくるようでした。

食べものを販売するといっても、「買ってもらいたい」と思って作るか、「食べてもらいたい」と思って作るかには大きな違いがあると思います。そして、食べものを単なる「商品(商いのための品)」にしてしまわなければ、食品偽装や、必要以上に化学物質を使用することも、減らせる気がします。

おちちやさんのお菓子は商品ではないなと感じます。
うちも有機野菜を作る者として、そうありたいなと思います。

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農作業はひたすら

2010-12-06 20:44:17 | 

「半農半X」だったら、畑仕事はスローな感じでゆったりとできるかもしれません。
でも、生業のための農的生活は、なかなかスローライフというわけにはいかない気がします。例えて言うなら、運動会で流れているような曲が頭の中で鳴っている感じで、せわしなく過ごしていることが多いです。
ひたすら何かをすることが多い農作業。その単調な動きを、どうしたら自分がやりやすく、少しでも早くそれをできるのか、いつも思案する日々です。

最近のひたすらな作業は、玉ねぎ苗の植え付けです。今年一年、いろいろな野菜を畑に植え付けてきましたが、玉ねぎが今年最後の品目。毎年うまく育てることができず、今年こそとリベンジの気持ちでやっています。

これは玉ねぎの苗床。9月に種まきしました。一緒にはこべが育っています。

ここから苗を抜いて、一本一本移植していきます。玉ねぎを主体に作っている農家さんに比べたら少ないのでしょうが、その数は6千本を超える予定です。

天気が悪かったため植え付け時期が遅れ、ここ数日の晴れ間で急がねばと、せっせと植え付けています。順調に生育してくれれば、来年の6月頃収穫できる予定です。

それにしても、何か急いで作業する時は、あんまり良い呼吸をしていない気がします。たまにゆったりと深呼吸したほうがいいかもしれないですね。

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