畑とともに過ごす日々

~有機農家の暮らし~

ハウスの中で

2010-12-15 19:05:57 | 

しげファームには2棟のハウスがあります。
主に春先に、いろいろな野菜の苗を育てる場所として使用しています。
でも、それ以外の季節に空けてしまうのはもったいないので、夏には雨の苦手なパプリカ、冬には葉ものを作ります。

ハウスの被覆には、ポリフィルムを使用しています。
細かい話ですが、ダイオキシンを発生させる原因となる塩化ビニールは使用していません。だからビニールハウスではありません。ポリは保温性の点で、塩ビより劣ります。

それはさておき、これが現在のハウスの様子です。

ここには小松菜、水菜、ルッコラが生育中。年末や1月初旬の収穫を目指しています。
ハウスと言っても加温しているわけではないので、夜間に氷点下近くになることもしばしばです。
この葉ものを採り終えると、今季の出荷はほぼ終了となります(寂しい!)。

この葉ものの右側にはいんげんを植えていました。最近の冷え込みでだいぶ枯れてきて、収穫は終盤を迎えました。
そのいんげんを昨日収穫していたときに、何かと目が合いました。カマキリです。

寒くなり外ではもう見なくなってしまったカマキリ。ハウスの中でなんとか生き延びている感じです。動かずにじっとしています。
おそらく、越冬はできないでしょう・・・。

カマキリは有機農業では強い味方です。
春になったら、生まれたばかりのミニミニカマキリにまた会えると思います。

 

 


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