畑とともに過ごす日々

~有機農家の暮らし~

雨の日、佐原へ

2012-02-29 19:57:16 | 旅行

天気が良い日は畑で作業が何かしらあります。
そのため、雨の日は用事を済ませる絶好のチャンス。
でも、それも今のうち。
もうじき育苗ハウスの中で種まきが始まるし、出荷が始まれば雨でも収穫があります。

というわけで、先週の土曜日は冷たい雨だったのですが、後ろめたい気持ちを引きずることなく出掛けられる、もってこいの日となりました。

行ったのは、古い町並みが残る千葉県の小江戸、香取市佐原です。
たまには歴史を感じられる場所に行きたいな、と思ったのと、去年の震災で少なからず被害を受けたのを聞いていたので、県内に住む者として、どうせ観光するならそういう場所へ行ったほうがいいのでは、と思ったからです。

うちから佐原へは、高速を使えば1時間もかからず到着できました。

小野川沿いに続く、落ち着いた佇まいの町並みです。

佐原は利根川の水運で、江戸時代にはたいそう栄えたそうです。

佐原と言えば、日本地図を描いた伊能忠敬が暮らしていた場所。さっそく記念館へ行ってきました。
測量に使われた道具や、忠敬の半生がわかるアニメが上映されていたり、実際に描かれた地図が展示されていて、その緻密さにびっくりです。
暦学をもとに測量に発展するあたりが、私の頭ではよく理解できないのですが、江戸時代に精密な地図が作られたというのは、すごいことだと思いました。

欲を言うならば、「忠敬と旅」をテーマにした展示コーナーがあるといいなと思いました。
50才を過ぎてから蝦夷やら日本各地の海岸線を測量して回ったわけで、その健脚ぶりはすごすぎます。
道中の様子や、宿は、食事は、洗濯や風呂はいったいどうしたんだ?と、空想がふくらみます。現在佐原では、「伊能忠敬を大河ドラマに!」という運動があるらしいので、もしもドラマになったら、そのへんが映像で明らかになるのではと期待します。

その後、食事へ。
実は、他に行きたかった店があったのですが、予約客でいっぱいとのことで、超久しぶりのフランス料理のランチとなりました。
店の佇まいはとても良かった・・・。

まあ、いろいろ気になる点がありましたが、せっかく行ったので、そのへんは水に流します!

そして、お楽しみのお店めぐり。
「植田屋荒物店」。

薪ストーブまわりで使うのに、角度のついた使いやすそうな箒
竹のおにぎり入れ
巻きす
以上3点を購入しました!

他にも気になるカゴなどありましたが、欲望のまま買うわけにもいかず、いずれまた。

次に、レンガ造りの三菱館のはす向かいにあった雑貨屋さんへ。
日頃から(特に夏に)愛用している手ぬぐいを購入。

一枚はクローバー柄で、家の窓辺にカーテン代わりに吊るすことにしました。
もう一枚は、伊能忠敬の柄。いいですね~。真夏に私の首に巻かれることでしょう。

佐原の古い町並みは、震災の影響で所々ブルーシートが張られていたり、蔵に足場が組まれていたり、小野川の石組みも補修中だったり、そんな様子でした。
荒物店のご主人に蔵を案内していただきましたが、蔵もだいぶ被害があり、屋根瓦など今は作っているところが少なくて、なかなか修理が進まないとのことでした。
東北の壊滅的な被害と規模は違いますが、それでも、復興にはもう少し時間がかかる様子でした。

京都や金沢、倉敷の歴史的な町並みほどではないのですが、佐原はこじんまりとしていて雰囲気のある素敵な所です。水郷をテーマにした旅ができそう・・・。復興観光もかねて、ぜひいかがでしょうか。

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