Micah's Diary

まいかの日記です。気の向くままに書いています。
よろしかったら見て行ってください。

「いつくしみ深き」という賛美のできたわけ。

2006年06月11日 15時25分00秒 | Micah's Diary

作詞者のジョゼフ・スクライヴィンJoseph Scriven(1819-1886)は
1819年アイルランドの裕福な家庭に生れ、
名門のカレッジを卒業、
幸せな結婚式を直前に控え、式の前日、
婚約者が溺死しました。
彼が25歳のときでした。

彼は癒すことのできない心の傷を負いつつ、
学校の教師としてカナダへ移住しました。
彼は、貧しい人々によく奉仕しました。

ここで彼を温かく迎えてくれた海軍大尉がいました。
やがてその娘エリザと婚約。
彼の心も癒され明るい希望が見えはじめました。
しかし、彼女は結核にかかり、帰らぬ人となったのです。
彼が41歳。相手の女性が23歳のときでした。

彼はどんなに深い絶望を味わったことでしょう。

彼と同じ苦悩を味わったのは、故郷の母でした。

彼は苦悩の中でも、不思議な神の慰めを受けて、
故郷のアイルランドにいる闘病生活を送っている母に、
「私のことは心配しないで下さい。
愛なるイエスが私の悲しみを全部背負っていて下さいます。
私は祈りによって、平安を得ています」
と告げるつもりで、
この歌を書いたのではないかといわれているのが、

"WHAT A FRIEND WE HAVE IN JESUS"
「いつくしみ深き」です。

最後に、彼自身の生涯を終えるそのとき、
彼は、祈る姿勢をしていたと言われています。
祈りによって、イエス様から平安をいただいた彼の人生そのものが
彼のこの歌詞の源 なんですね。

「いつくしみふかき」直訳

1.なんというすばらしい友でしょうか 
主イエスが私たちのすべての罪と悩みを負ってくださるとは!
なんという特権でしょうか
すべてを神に祈ることができるのは!
しかし、なんとしばしば私たちは平安を受けそこない
無駄に心を痛めるのでしょうか
すべてのことを 神に告げる祈りをしないからです

2.試練や誘惑に出会っていますか?困難がありますか? 
失望してはいけません。主に祈りなさい。
こんなに真実な友があるでしょうか。
私たちのすべての悲しみを感じてくださるという方が?
主イエスは私たちの弱さを全部ご存知です。
主に祈りなさい。

3.重荷に弱り 心労に疲れていますか?
貴い主は 私たちの逃れ場です。主に祈りなさい。
友に軽蔑され、捨てられていますか?主に祈りなさい。
主はその御腕にあなたを抱き、あなたを守ってくださいます。
そこにあなたは慰めを見出すでしょう。

サムエルさんの日記より、
ジョセフ・スクラィヴィン(作詞者)の人生の証を
載せさせていただきました。

私は、この賛美が大好きです。母がよく歌ってくれました。
私自身も、幼い頃、よく歌いました。
どこにいっても、この歌は、心にしみこんできます。
それは、作者の心を通して、
賛美を通して
神様を見ることができるからなのだと思います。
いつもどんなときにも
イエス様は共にいてくださる。と
確信できる賛美の歌だからなのだと思います。


最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
病気の苦しみ。 (冬目漱石 )
2006-06-11 17:25:27
はじめまして。



北海道からです。

お邪魔でしたらごめんなさい・・・・・。

家内は、2000年8月、「多発性骨髄腫」という血液の

癌を告知され、今も闘病中です。



人(私)はどこから来て

何のために生きて

どこへ向かっているのだろう・・・?。

この世界の終末はどうなるのか?



私は、若い頃から人生についていろいろ考え、

人間はどこから来て、何のために生きて

どこに向かって生きているのかを問い続けて来ました。



神の存在、人生の意味は何か、いのちと死の問題」など

について、分かりやす聖書の福音を書き綴っています。



どうか、時間のあるとき、ご訪問ください。



はじめまして (Kazu-chan。)
2006-06-11 19:22:01
はじめてお邪魔いたします。

サムエルさんのマイミクのKazu-chan。です。

讃美歌の由来、知りませんでした。

とても感銘を受けました。

私のブログとmixiにも貼らせていただきました。

勝手にごめんなさいね。
Unknown (joyhopehanna)
2006-06-11 23:26:28
いい証を聞かせてくれて、ありがとう!!!



私も、父も母も、この歌は大好き。



サムエルさんも大好きだと言っていたね。いつか、みんなで歌ってみる???
ありがとう。 (サムエル)
2006-06-12 08:56:20
この賛美が、書かれたいきさつ

知りませんでした。

教えて下さりありがとう。



難しいかもしれなけど、礼拝でも

歌いたいですね。
Unknown (すずか)
2006-06-13 00:33:44
>冬目漱石さん。

コメントありがとうございます。

人は神さまからの使命をもって生きるために

生まれたと父からずっと教えられてきました。

確かに人生、たくさんの試練や問題、悲しみなど

が嵐のように起こるときがありますよね。

若輩ものの私も、主人の義母さんの病気などを

通して、いろんなことを考えさせられたりします。



しかし、聖書に、この希望は失望に終わることはない。とあります。

イエス様にある希望をもって生きて生きたいですね。
Unknown (すずか)
2006-06-13 00:35:18
>kazu-chanさん

読んでいただきありがとうございます。

もちろん良い証はたくさんのところへと

広められるものです。感謝します。
Unknown (すずか)
2006-06-13 00:37:13
>Joy hope hannaさん

私本当に好きなんだ。ちっっちゃいころから親しんだ賛美って不思議と落ち着くよね。

あと私は「主われを愛す」Jesus loves meが好き。
Unknown (すずか)
2006-06-13 00:39:01
>サムエルさん



アレンジしたバージョンで、ってのもいいですし、

そのまんまのこのまんまを賛美するのもいいですよね。

いつか礼拝で賛美したいです。



心をうつ賛美は、いつまでも残りますね。