ついにダルビッシュ選手の実力が発揮されました。
先日のレンジャーズ×ヤンキース戦でのダルビッシュ選手は、
多くの日本人が待ちかねていたまさに期待通りの活躍ぶりを見せてくれました。
おとといはTakと二人で観戦。5時ごろボールパークに到着してみると、既にたくさんの人が開場を待っていました。
時間があったので、ボールパークの最上階まで行って、全体を撮影してきました。
広々〜!!
レンジャーズボールパークの隣には、アメフトのカウボーイズスタジアムがあります。
こちらもすごい迫力ですよ。そしてすごい人気。
すっきりと晴れて気持ちの良いお天気です。
照りつける太陽はほとんど真夏のそれに近いですが、風が強め。
さて、この夜はメジャーリーグ屈指の強力打線を持つヤンキースが相手。
”メジャーリーグの中でも伝統と実力、人気を兼ね備えるヤンキース”
ということは夫から聞いて知っていたつもりでしたが、
ボールパークの中を歩いてそのことを実感します。
いつものレンジャーズの試合は9割9分レンジャーズのファンといっても
過言ではないほどなんです。なのに、この日はあちこちで見かける
"Yankees""Jeter""Rodriguez"とプリントされたシャツ!
ヤンキースのファンってこんなにいたんだ、と軽く私はショックを受けました(笑)
こんなにもテキサス州内や近隣の州に潜在ヤンキースファンがいたとは!
恐るべし。みんな普段どこでどうしてるの?(笑)
この前の日の試合ではレンジャーズが負けてしまったので、”今日もまたヤンキースに
負けらることは絶対にできない”とチームもファンも意気込んでいます。
特にホームでの試合なので期待も大ということは、ダルビッシュ選手にかかるプレッシャーは大きくなってしまった筈。
MLBデビュー以来続く不安定なピッチングを思うと不安な気持ちにもなりましたが、
”段々調子が良くなってきているんだから”と気を取り直してこの日の座席へ向かいます。
前回は1塁側ダグアウトの10列目ほどでしたが、今回は3塁側ダグアウト10列目。
ここなら、マウンドのダルビッシュ選手の表情も良く見えます。
座席へ行ったときにはヤンキースの選手たちが練習中。
ふと見るとジーターが!別名、NYの貴公子。
アメリカ人が一斉にカメラを向けて写真を撮ります。
こんな光景、このアーリントンのボールパークでは
ほかのチームだったらほとんど見たことがありません。
3塁側に座っているということもあって、余計にヤンキースの
ファンが多いとは思いながらも改めて気を取り直して座り、
プレイボールのその時を待ちました。
大歓声に迎えられる"Yu Darvish!!"
4月9日の初登板とその後のダルビッシュ選手の
投球を見ている日本人にとっては祈るような思いで
ゲームの開始を見守ったのかもしれません。


そんな心配をよそにこの夜はコントロール抜群!!
回を重ねるごとにどんどん三振の数を増やしていきました。なのに取られる点はゼロ!
ほとんど打たれることもなく、打たれてもレンジャーズの守備がしっかりカバー。
初登板の日は打たれまくるダルビッシュ選手に不安で不安で
ついに食べ損ねた食事も、この日はようやく口にできました(笑)
また、昨日は日本人投手対決としても注目されました。
ヤンキース、黒田選手。


調子のいいキンズラーにいきなりホームランを打たれてちょっとかわいそう。
でもやはりレンジャーズには勝って欲しいのでごめんね!テヘペロ★
ダルビッシュ選手×ジーターとの対決も!

ジーターはよく打つので(たぶん現在MLBトップの打率)
彼がバッターボックスに立つとブーイングが起きます。
しかしこのときはダルビッシュ選手の勝利。
”あー、打てないな〜”という表情でベンチへ戻るジーター。
こちらもヤンキースのスター、数々のセレブとの浮名を流してきたことで
有名なAロッドことアレックス・ロドリゲス。
ロドリゲスの時も再びブーイングが起きました。


しかし、この時もダルビッシュ選手が一枚上手でした。
調子のいいダルビッシュ選手を見守るベンチ。右端がロン・ワシントン監督。
いちばんお行儀よく座っていてかわいい(笑)
おとといの試合で印象に残ったシーン。7回、再びジーターとの対決。
あと一つ強打者ジーターから空振りを奪えば、
三振をとることになるダルビッシュ選手。
場内は盛り上がりつつも緊迫した雰囲気になり、
観客の目はすべてダルビッシュ選手に注がれました。
すると、自然発生的に場内の観客が応援の拍手をしながら
徐々に立ち上がり、あっという間に場内は総立ちに。
レンジャーズのファンも、ヤンキースのファンもです。
緊迫した所で、キャッチャーのナポリがダルビッシュ選手のところへ向かい、
二人で会話を交わします。そしてまた再びダルビッシュ選手は
ジーターに向き直り、力いっぱい投球したボールは
ついにあのジーターから三振を奪いました。
ボールパーク中が大声援に包まれました。YES!!!!!
もう、鳥肌もの。このときのシーンはその場の空気も含めて
忘れられない瞬間です。
途中、黒田選手は降板しましたがダルビッシュ選手は
試合の終盤まで投げ続けました。
ちょうど119球を投げたところでワシントン監督が交代を告げました。再び歓声に沸く場内。
ボールパーク中のレンジャーズファンが、
”今日はよくやった!”という気持ちを込めた、熱い拍手でした。
3塁側の私たちも拍手でダルビッシュ選手の背中を見送りました。
本当に素晴らしかった。
ご存じの通り、あと少しというところで交代したため
ダルビッシュ選手の完封はなりませんでしたが、
レンジャーズは強豪ヤンキース相手に勝利。ヒーローはもちろんダルビッシュ!
きっと本人も一番納得のいく試合だったと思います。しかもホームのアーリントンで。
表情もとても晴れ晴れとしているように見えたし、
↓後姿にも自信がみなぎっているように感じました。
レンジャーズファンはもちろん、ヤンキースのファン達もこの夜のダルビッシュ選手を称えてくれました。
ボールパークにはもちろん、アーリントン、ダラス、フォートワース全域で"YUUUU!!!!"の大歓声が響いたことでしょう。