天国のかけら

ひとりごと

罪と罰

2017-07-14 08:49:36 | 日記

30年前 私が全然大人じゃなかった頃
略奪婚をした人は必ず、どちらかが早死にをするという風潮があった。
奪った方に限らず、元々の妻を捨てて新しい人と結婚した男性が亡くなったり、

妻から夫を奪った女性が早くに亡くなるという風潮に、大きな声では言えないけれど

「みんな早死にするね」と囁いていた。

多分、表だって言わないだけで、他の人の目にも同じように映っていたのではないかと、今でも思う。


その人達は若くして、命の期限を切られた時、一瞬でも頭を過らなかっただろうか

「罰があたった」と。

それは自分の身に降りかかる事無く、相手の身に起きてしまったことでも、同じように感じるのではないだろか?

そして「覚悟」をするのだと思った。未熟だったけれど


人から奪った代償は払わなくてはならないと。

「勝ち逃げはないのだ」

30年余りの時間が経ち、普通に年上の妻に時には甘え「おか~ちゃん」なんて呼ぶ日が来て、その再婚相手の妹の息子たちの大学進学の相談に乗ったり、普通に親戚付き合いをしながら、普通に生活している元夫を、それでも
「しあわせそう」だと安心してみている気もする。

頭が良くて、やんちゃで、優しい そして何でもできる すてきな人が
「好きで、好きで、」たまらなかったんだろうな・・・と大人になってみて分かった。
確かにどうしょうもない荒くれ男が見せる知的な部分と優しさのアンバランスさに女は弱いと思う。


でも、そういうきらきらした恋愛の時間は一瞬で、誰も傷つけない 成熟した大人の結婚は「絶対に彼より先に逝ってはいけない」という愛情をもって、長く続くものだと思う。

短い時間を「大好きな人と一緒になれた」と輝く笑顔を見せていた彼女は 覚悟して運命を受け入れ、それでも幸せだったと思う。

そして別れの後にやってきた出会いがすてきなものであったことは、彼の人徳だ。

納まるべきところに収まり、後年 幸せでいられる人達はいつも輝いている


   伊集院 静 作詞         


愚か者よ おまえの失くした涙をうけよう

愚か者よ 私の胸に頬を うずめて今夜は眠れよ
身果てぬ夢に男はさまよい 女はこがれる

ルージュを引けば偽りだけがいつも真実  それが人生

ごらん金と銀の器を抱いて
罪と罰の酒を満たした
愚か者が街を走るよ
おいで金と銀の器を抱いて
罪と罰の酒を飲もうよ
ここは愚か者の酒場さ

愚か者よ おまえの失くした時間を探そう
愚か者よ 私の腕に夢をあずけて今夜は眠れよ
ごらん金と銀の器を抱いて罪と罰の酒を満たした
愚か者が街を走るよ
おいで金と銀の器を抱いて罪と罰の酒を飲もうよ
ここは愚か者の酒場さ


失くした時間を男は振り向き 女は消し去る
仮面をつけて快楽だけがいつも真実
愚か者よ 愚か者よ今夜は眠れよ

この詞 すごく好き
 この一編の詞だけでも尊敬してしまう


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