梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

角館

2010-11-13 08:06:00 | 旅行
角館の印象は黒い町、または重い町と言うと重苦しく暗いと言う表現になってしまうがそうではなく落ち着いて重厚なと言う印象だ、武家屋敷の塀や壁が黒く作られているせいもあるが木立が大きく全体として屋根が低いせいも有る、道路はそれ程狭い感じは無かった、観光用に保存された町並みでは無いので普通に生活をしている様だ、大半の家が解放されて居て有る程度中に入る事が出来る、無論生活空間とは仕切られているが玄関まで入る事の出来る家も多い、通りにお土産の店が無秩序に並んでいる事が無いのが景観を維持できる原因の一つだろう。紅葉は未だ少し早かった様で落葉は殆ど無い、此処もやはり赤系より黄色系が多い様だ、この町は雪の降る頃来る方が良い雰囲気かもしれないがその分歩くのは大変かもしれないな。江戸時代の町並みと駅の間に昭和が一筋通って居て古い感じの2階建てが銀行だった。
泊る予定の旅館から此処まで迎えに来てくれた、駅からはかなり離れた西木温泉と言う所だが車で20分位有った、ゆったりとした農村風景の中を行く、道の両側に花が植えて有る以外は遠くに背の低い山が続く、西木温泉は言わば近隣の人が来る立寄りの温泉の様な所だったが綺麗で何より従業員の感じが良かった、食事は食堂の様な所で採るのだが程良く離れた場所にすっと立っていて何か頼むのに軽く手を挙げればにこやかに近づいて来るがそれ以外は全く気にならない、私の利用した中では特筆に値すると言うとちょっと大げさだが価格からは期待できないクラスの接客だった。翌朝散歩に出ると農家の方らしい年配の女性が朝市の様な物の準備をしていたが、何時もではなく何か地域のイベントが有るらしい、何か話をしたが忘れてしまった、亭主の悪口だった様な記憶が有る。朝食を済ませて又角館まで車で送ってもらう、昨日と同じ若い運転手も控えめだが感じの良い人だった


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