梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

酒場遍歴記 喫茶店で 仲の良い夫婦だったが

2017-06-17 07:58:40 | 昭和の頃
勤先の直ぐ隣にリオと言う喫茶店が有った、結構朝早くからやっていたので独り者の自分は朝昼晩と行っていた、
朝は開店準備中から入れてもらって通勤途中で買って来る調理パンを食べさせてもらう、
昼は仕事の打ち上げもまた出前も頼んでいたし退社後は酒で夕飯代わりにしていた、
大抵同じような顔ぶれになるがその中にかなり年配のご夫婦がいた、今考えると恐らく60代ではないかと思うのだが娘さんが未だ20代後半だったのでもう少し若かったのかもしれない、
旦那さんの方は下戸のようで奥さんがウィスキーの水割りを飲んでいたが実に仲がよく傍目にも素晴らしいというご夫婦だった、小さな金型工場をやっているそうで従業員は居なく夫婦で切り盛りをしている言う、友人のSさんがやはり金型工だったのでその話から親しくなり「家に来ないか」と言うような付き合いになった、
一人娘のお嬢さんはハングライダーが趣味だった、ある日箱根からのフライトに失敗して足を骨折したことも有ったが「全くしょうがない娘で」と笑っていたがやはり奥さんは「親の心配もすこしは考えてほしい」と愚痴でもない愚痴を話していた、
その奥さんが突然倒れ入院したと言うので見舞いに行ったのだがそのまま退院することは出来ず亡くなってしまった、
その後旦那さんがリオに来ることは無かったのだが数ヶ月後娘さんが来た、私に「父が行方不明になった、連絡はなかったでしょうか」と言う、
相当落ち込んでいたらしいがある日何も告げずに居なくなったと言う、心当たりは探したがと言って帰ったがその後瀬戸内海の連絡船で乗船したが下船しなかった人の持ち物から連絡が有って娘さんが父親の私物だと確認したという、「おそらく入水自殺では」と警察に言われたと娘さんに聞いたが、四国の生まれかは聞いていなかったな
良い人は早死にすると言うが夫婦仲が良いほど残された方の寂寥感は大きいのだろうな、
まあ下世話の意見は「残ったのが男だと極端に落ち込むのだが女だと元気になる」と言うのもだが見渡したところ確かにそのほうが多いみたいな気もする、
「それがどうした」と言われそうな話だが
ジャンル:
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1 コメント

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Unknown (おちゃ)
2017-06-18 17:07:31
それがどうしたなのですが、やはり本当ですね。男は弱い。先立たれるとすぐへたるのが多い。周囲を見渡すと、そんな気がします。

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