日々是酒酒落落

毎日の生活の中で「気になったことば」「ココロに残ったことば」をつれづれに。
~日々の生活を丁寧に、意識的に~

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2016年のふりかえりと2017年の抱負

2017-01-03 15:33:47 | コトバ・ニッキ
自分の頭の中にあるもやもやを言語化しなくなってからずいぶんと経ちます。
以前は、見聞きしたこと、授業やセミナー、講演、ワークショップを記録がてら、感じたこと、考えたことをブログを書く、という行為を通じて言語化していましたが、SNSでの写真+短文の投稿ですっかり「考えて書く」ってことから遠ざかってしまっています。SNSでの即時振り返りもいいけど、考えをまとめるって行為を端折っちゃいかんよなーと思うこの頃であります。


ということで、たまにはきちんと「考えて書く」ってことをしようと思います。
2016年の振り返りと2017年の抱負ね。


2016年。
短いけどオンラインジャーナルの原稿書いたり、グラフィックレコーディングのワークショップ始めたり、3年ぶり、4年ぶりの再会もあったり、いろんな場づくりに関わったりと、それなりに充実しておりました。
此の地での生活も4年目。知り合いもたくさんできたし、いろんな場所に呼んでいただくようにもなったし、東京にいた頃とやってること、広がり方は変わらないなーと思う。もちろん生活は変わったけどね。


3年ぶり、4年ぶりの再会がたくさんあったのは、こっちでの生活に余裕が出てきた、地盤ができていたっていうのは大きいかも。
昔の人脈で仕事や活動をしているわけではなく、新しく始めたことばっかりだけど、やってることがきっかけでお声をかけていただく、っていうのは大いにあった。
この3年間、がつがつと人脈作ろうともしてこなかったし、新しい場を求めて活動してきたたわけでもなく、むしろ名刺交換とかめちゃくちゃ苦手になってるし、かなり消極的だったけど、それでも、これだけ広がってきたっていうのは、決まった仕事があるってことと、確かな信頼のおける人との出会いがとにかく大きい。


それと、今までやってきたことって絶対に無駄にならないんだな、って確信した。
まぁ、そんな大層なことはできていませんが、大学院に行ってからこっち、結構いろんなところで勉強してきて、インプットとアウトプットを繰り返しながら、自分の中にも少しずつ蓄積はしてきたつもり。
秋にワークショップデザインの講座を担当することになったときは、今までの知識、経験、実践を総動員して、企画設計した。今までやってきたことをすべて吐き出した感じでもある。
でも、わたし自身がいちばん手応え感じたのは別のこと。企画設計をする段階、詳細設計をする段階では、とにかくたくさんの文献にあたって、知識をインプットして、腹落ちできるストーリーを作ってアウトプットする、という「加工貿易」的読書ができたこと。そうそう、大学院に行ってた頃、修論書いてた頃って、こういう勉強の仕方してたし、こういう面倒なことがあれから何年も経ってもできた、ってことが収穫でした。めんどくさいけどね、こうして自分のものにしていく感覚がよみがえったのは収穫でした。2週間くらいの間に30冊くらい読んだもの。やればできるもんだ。


もともと、目標とかミッションとか持たずに(持てずに)行き当たりばったり、そのときに大事だ!って思ったことをやってきた。それじゃだめだよ、的なことは、よく言われちゃうんだけど、それでいいじゃんねぇ。先のことはわかんないもん。


ライフワーク的な感じになっているグラレコのワークショップを始めたきっかけも流れに身を任せたから。
教壇に立たなきゃいけない事情ができて、ぶっつけ本番じゃあ怖いし、授業設計や自分自身のファシリテーションを磨くために何かやっておきたいよねーっていう非常に消極的な理由と、かねてからどうやって描くのか教えて欲しいというお声をいただいていたことが結びついたから。
結果として、とても多くの方に喜んでもらって、楽しんでもらって、そのあとのノートや議事録の取り方が変わったってことは何よりも嬉しいことだし、人を元気にするってこういうことなのかもなーと思うわけです。
地道にグラレコやってたら、いろんな方からお声かけていただいて、再会があったり、新しい展開につながったり。これって、講師をやりたい!って思って始めていたら、こうはならなかったんじゃないかなー、とも思うわけです。
わらしべ長者的なつながりが一番自然だし、強い気がするよ。


で、2017年。
今年はじっくりインプットしたい。去年、かなり吐き出しちゃってスカスカだし、付け焼刃的なインプットではなく時間をかけて何かに取り組みたいなーと思うのです。「何か」はまだ何にも決まってないけどね。
あと、こうして時折、頭の中を言語化して、ブログを書くってこともやりたい。


そして、時間の使い方も少し考え直したい。
詰め込むのは好きだし、それをこなしていく過程にアドレナリンが出ちゃう体質だけど(爆)、ゆっくり本を読んだり、映画を見たり、美術館に行ったり、小豆を煮たり・・・そんな時間を確保したいよねー。切羽詰まったインプットじゃないインプットをしよう。


で、時間をつくるためにはどうしたらいいか?を考えながら決めたこと。
やりたいと思うことをやる、ってマインドから
やりたくないことはやらない、ってマインドになろうってこと。


やりたいことを詰め込むと、楽しいけど、結果として時間がなくってバタバタしちゃう。
やりたいことは山のように出てくるし、やりたいことだから、やりたいのよ。
けど、同じくらい、年を取ると自分のスタイルや型みたいなものもできてくるから、これはやりたくない、行きたくないと思うものも強固になってくる。今まではそれもお付き合い、勉強だと思ってやってきたけど、そろそろやりたくないことはやらない、って言っちゃってもいいような気がしてきた。


付き合い悪いってのとは違うもの。わがままに気ままに行くのもアリなんじゃない?


そんなわけで2017年は「やりたくないことはやらない」をテーマにがんばりまーす。
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LカレッジIN HIROSHIMAに行ってきた

2015-06-29 08:27:27 | オトナの学び


大好きな板谷さんが主催するMALL経営学習研究所 働く女性ラボ「Lカレッジ」。前回の博多に続いて、今回は広島で開催です。
Lカレッジは板谷さんがMALLの理事をなさる前から、社内外で実施されていた「ステキ女子量産イベント」。温泉帰りみたいにつるるんと、明日からもまたがんばろう、と思えるそんなイベントです。


今回は広島で人材開発やメンタルタフネス研修などを手がけtいらっしゃるC’s PORTとのコラボ開催。

代表の森田由美子さんは、板谷さんとは通信制大学時代の数あるスクーリング授業の中で、グループワークが一緒だったことがご縁で出会い、板谷さんは経営学へ、森田さんは心理学へと進む道は違っても、みんなを元気にしたい!という同じ思いを持って活動されています。
森田さんのきっかけ講演+強み発見ワーク、同じテーブルのみなさんとの対話、前向き宣言+相互支援という流れで展開。
3時間あっという間。









強みとは意識しなくても出てくる感情や思考、行動のこと。
弱みを矯正することで強くなろうとしがちだけれども、強みを生かしていくことがだいじ、っていうのは何回聞いてもその通りだよなーと思う。けど、だからって弱みに目をつぶっていいのか?って言ったら決してそんなことはなくて、無理に矯正する必要もないけれど、苦手なことやできないことは、「行動」を意識することで変えられる・・・っていうのはなるほど納得。強みだけで生きていけるわけじゃない。ときには苦手なことにだって取り組まなければならない。そのときに正面突破するのはしんどいけれど、少し目線を変えて、行動を変えることで苦手意識が薄くなれば、きっと乗り越えていけるような気がする。


森田さんの「強み発見」のワーク。前回の博多開催のときは、事務局お手伝いだったので、今回はじめてみなさんと一緒にやってみました。
自分が認知している強みと、他者が見た強み。合致することがよいわけではなくて、自分では認知していなくても、人からはそう見えているってこと。つまり、強みの要素は誰もが必ず持っている。




Lカレッジはいつもスパークリングワインとパン・サンドウィッチなどの軽食を片手に対話を楽しみますが、今回も同様。のり蔵のルヴァンに、アンデルセンのパン。オイルサーディンのデニッシュ、めっちゃ美味しかったです!

ランチョンマット、今回も採用していただいてありがとうございます!




今回の会場は、太田川沿いの創業支援サポートオフィス、コワーキングスペースport.Inc。郵便受けや展示されている書物に至るまで、とってもおしゃれ。こういう落ち着いた空間ではやる気持ちを鎮めながら、スタートアップする、そんな流れというか取り組みが全国いろんなところで起こっているのですね。


女子のみの勉強会や女子会イベントはたくさんあって、頑張ってる女子たちの姿を見て、「おーし、あたしもがんばろ」と思って元気になって帰ってくる。
「なんで話しているだけで元気になれるのか?女性はお話好きだからねぇ」なんて言われるけど、決してそれだけではない気がするのですよ。少なくとも、「明日からもがんばろう」と思える/思わせる仕掛けがきちんと設計されている。
よくある対話という名の放置プレイではなくて、ゲストの話、ワーク、対話の落とし所(Lカレッジでは、前向き宣言+相互支援)がきちんとなされていることが重要だと思う。


不肖ワークショップデザイナーのわたしとしては、Lカレッジの相互支援は「書くこと」だから効いている/刺さると思っている。言葉に変換することで、短い時間だけれども内省することができて、そしてそれを誰かに読んでもらい、フィードバックをもらう。
書き留められた言葉は読み手が一度解凍して、そこに意味づけをすることができるから、さらに重みと深みを増すことができる。

素敵な女性があれだけたくさん集まったのだから、楽しいし、元気になれるに決まってる。けど、それは、集まった人に依存したものではなくて、きちんとした仕掛け、設計があってこそなのだと思う。
学びを、そこに集まる人に委ねすぎちゃいかんのだよね。提供側もきっちりと設計しなくっちゃ。


あと、 MALL板谷理事の”出張”働く女性ラボ。これ、コンテンツ化というかパッケージ化というか、出張形式でいろんな土地でやったらよいと思うのです。
コンテンツがしっかりしていれば、土地は問わないし、東京だけで開催するのはもったいない。板谷さんのご負担は大きくなってしまうかと思いますが、その土地土地で事務局を募ることで、事務局業務もどんどんブラッシュアップしていけるし、たぶん全国から「参加者」兼「お手伝い」が何人かはサポートしてくれるから、いろんな土地でチャレンジしてもらえたらなぁ、と思うのです。日本を学習大国にしましょうよー。


なんてことをつらつらと考えたLカレッジ。
板谷さん、森田さん、そしてご参加のみなさん、本当にありがとうございました!またどこかでご一緒できることを楽しみに励みにがんばりますー。


ところで、ちゃんと診断してもらいたくて、診断ツールを購入。早速やってみました。
昨日のワークで自分が選んだ5文字と、同じテーブルのみなさんに選んでいただいた5文字、そして診断した結果の5文字。
すべてに共通していたのは

「起」
「律」


そうね、やっぱり「迷ったら行け」だもの。


*写真をほとんど撮っていなかったので、みなさまのFacebookから拝借しました。重ねて御礼申し上げますー。

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経営学習研究所(MALL)働く女性ラボ<Lカレッジin博多>「私たちの強みを語りましょう!!」」終了!

2014-11-23 23:32:15 | オトナの学び
11/16(日)経営学習研究所(MALL)は、板谷理事のラボ「働く女性ラボ」が主催する、Lカレッジ第3回「私たちの強みを語りましょう!!」を開催しました!



遊び友達はいる。悩みを話せる友達もいる。
でも、働く自分の成長や夢を真剣に語り合ったことってあったかな?
仕事で輝く自分を実現するために情報収集、意見交換、人脈づくりの場を提供することで、 一人ひとりの成長を応援したい。それが働く女性のための「Lカレッジ」です。
Lカレッジは今回が3回目、なんと、今回は東京を飛び出して、九州は博多での開催です。





ゲストは、広島からお越しいただいた株式会社C’s PORT(シーズポート) 代表取締役 森田由美子(もりたゆみこ)さん。
カウンセラー、コーチ、人財育成コンサルタントの肩書きをもち、
誰にでも強みはある、その強みを引き出すことで幸せに生きることができると説き、ご自身でも「強みカフェ」を運営されていらっしゃいます。


会場に入ってこられた瞬間から、その輝く笑顔に事務局はじめ皆さんがすっかり森田さんのファンに!
お話もとても楽しく和やかな雰囲気でスタートしました。



なんでも、先月も同じ会場にいらしたことがあった森田さんは、せっかくだから!とバスで移動することを思いつかれたそうです。ご存知の方も多いかもしれませんが、博多の街はとにかく路線バスが多く、その経路、乗り方も複雑!同じ行き先でもルートがいくつもあるので、市民でもなかなか乗りこなせる人はいません。
そして、森田さん、案の定、迷ってしまわれたそうです・・・。が、ここからが森田さんの素敵なところ。徒歩での移動をあきらめ、タクシーで移動することにしたのですが、タクシーの運転手さんのお話・・・それまでの半生を語られていたそうです・・・に耳を傾けていたら、まさかまさか、今度は運転手さんが道を間違えるという事態に。けれど、森田さんは「今日は運転手さんの話が聞けた、彼に出会うために迷ってタクシーに乗ったんだわ」と超ポジティブ! 何ごとも笑って、前向きにとらえる森田さんに参加者一同魅了されてしましました。



途中、実際に強み発見のワークを参加者全員で行いました。
32枚のカードから、自分の強みと思うカードを5枚選びます。このカードも森田さんが独自に開発されたもの。英語ではなかなか伝わりにくい、やっぱり日本人には漢字よね、と32個の漢字がテーブルいっぱいに並びます。




率、志、創、起、結、和・・・・


そして、その後、グループで自己紹介を兼ねて最近どんなことをやったのかをお話します。ほかの人は「この人の強みは何かな?」と思いをめぐらせながら聞きます。お話された人の強みだと思うカードを、その理由を添えて提示します。


このワーク、自分が選んだカードと、グループの皆さんから選んでもらったカードは必ずしも一致しません。でも、選んでもらったということは、そういう要素があるということなんだそうです。自分では気づかない自分の強みを教えてもらうことで、あらたな自分の可能性に気づくことができます。



森田さんは、こうもお話されていました。
32の要素は、みんな必ず全部持っています。それが上位に来るか、下位に来るか(わかりやすく現れるかどうか)の違い。
弱みは矯正するのではなく、行動で変えることができます。
森田さんはこうも仰っていました。
「人の言動に間違いはあっても、その存在に間違いはない」
できない自分も含めて、まずは自分を受け入れる。できていることを伸ばすことでハッピーに過ごすことができるのです。


休憩中には、もちろん参加者の皆さんのお話に花が咲きます。


この日のLカレッジでは、スパークリングワインとフォカッチャ、タルトをご用意しました。
スパークリングワインは「1+1=3」というスペインのもの。今日の出会いや対話が1+1が2ではなく、3にも4にもなるようにとの願いをこめて準備させていただきました。
また、「コンベルサッション」というフランス語で「会話」を意味する伝統のお菓子もご用意しました。おいしいスイーツを前に、皆さん、自然と表情も和らぎ、会話が弾んでおられました。





Lカレッジは、「聞いて、聞いて、聞いて、帰る」ものではありません。森田さんのお話、ワークを受けて、ダイアローグの時間です。
テーマは「見えてきた!私の可能性」
板谷理事から、「おしゃべりとは違う」「まじめなテーマで話し合う」「情緒・感情やエピソードも語る」といったルールが説明されました。ルールというと堅苦しい感じもしますが、とにかくせっかく出逢ったご縁、わー!っとみんなで楽しくお話ししてください、とも。

この日が初対面の人ばかりの今回のLカレッジでしたが、もうずっと前から友達どうしだったのでは?と思わせるほど、みなさんが楽しそうに、ときに真剣に、そして相手を思いやる様子がとても印象的でした。







続いて、「私の前向き宣言」を書いていただきます。
まずは一人ひとりが今日の講演、対話を通じて気づいた強みを思い返しながら、前向き宣言を記載します。
そして、Lカレッジを通じて出逢ったせっかくのご縁ですから、お互いのこれからを応援し合いましょう!ということで、前向き宣言のシートを交換し、応援メッセージを書いてもらいます。
みなさん、本当にたくさんのコメントを書かれていました。ご自分の手に戻ってきた前向き宣言のシートには今日のこの場を一緒に過ごした仲間からの温かな応援メッセージがあふれんばかりに記載されています。この応援メッセージは参加された皆さんの宝物になったのではないでしょうか?



板谷理事と森田さんは通信制の大学でともに学んだお仲間。卒業後、板谷理事は経営学に、森田さんは心理学にと進んだ道は違いましたが、くしくもお二人とも「強みを生かす」ことの大切さを説いていらっしゃいます。こんなふうに、お互いの強みを尊敬し合い、周りの人を元気にするお二人の関係はとても素敵です。
広島と東京と離れた地にいるお二人がコラボレーションし、福岡で開催された今回のLカレッジ。福岡はもとより、九州各県、東京からもご参加いただきました。ご参加の皆さんが、笑顔いっぱいでお帰りになっていく後ろ姿を拝見し、板谷理事以下、事務局メンバーの顔も自然と笑顔に。


Lカレッジin博多は参加された方と一緒に作った「場」でした。
最後になりましたが、日曜にも関わらずご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。板谷理事のメッセージにもあった通り、ぜひここでの経験を外で語ってくださいね。
ご多忙の中ゲストとして素敵なお話をいただいた森田由美子さん、本当にありがとうございました。


共催いただいた公益財団法人九州生産性本部様にもこの場を借りてあらためて御礼申し上げます。


僭越ながら、当日の様子を”ギジロッカー”として記録しておりましたので、共有いたします。Lカレッジの臨場感と高揚感と幸福感が伝われば幸いでございます。








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もやもやしないことがもやもやする 研修開発入門を読んで

2014-03-26 07:45:35 | オトナの学び


中原先生の新著「研修開発入門」。
僭越ながら、わたくしの名前があとがきに載っております(≧▽≦)
1年ほど前にインタビューを受けて、あれこれあれこれ語ったことがこうしてエッセンスとして詰まったご本は、それだけでテンションが上がります。
すげー、おっかけだった中原先生のご本に名前!ほてーさんに憧れてギター弾いてた子が同じステージに立っちゃうようなもんだよ。と、周りに自慢しまくり、「これこれ、これ、あたしが言った!」とミーハー全開で読んだ1回目。


2回目は味わって読もうと思ったのですが、これがなんだかするするーーーっと入っていく。
なんでしょ?このもやもやしないすっきり感。


それはたぶん、中原メソッドというか、中原イズムというか、まぁ、とにかく中原先生の言うこと書くこと喋ることにあまりにも触れすぎているからこその理解なんだと思う。
特に「企業内人材育成入門」はたぶん10回以上読み返していて、ここに書かれている理論や考えがわたしの実践のベースになっていたから、ぶれようがない。中原先生の教えをベースに実践してきたわけだから、実践を振り返るツールとしてこの本を読んだときには、たどってきた道をまた戻るような「この景色見覚えある!」って感覚。


理論を得て
実践して
振り返る


この「理論」と「振り返り」が同一人物、同一思考/志向によるものなんだから、しっくりくるのはアタリマエなんだな、きっと。


中原先生ご自身からも
「すっきり読んでもらうことが本書のテーマですので、それでうれしいこと」
とコメントいただいたので、それでよいのだと思います。


がががが、「もやもやしたことをそのままにしない」「もやもやしたことをコトバにすることが学び」という中原イズムが染みついているので(笑)、逆にもやもやしないことが、とーーーーってももやもやするのです(*_*)


そして、基本的にネガティブで批判的省察というか、好物は「内省」なわたくしですから、この”もやもやしない”状況は、もしやわたしの読み方が浅い?間違ってる?と思ってしまうのです。めんどくさくてごめんなさい。


そんなことを逡巡しながら、ふと思ったことがあります。


この本のインタビューを受けたときはまだサラリーマンでした。インタビューの依頼を受けたことを時の上司に相談したら「今までの実践を形に残す作業なんだから喜んで受けてきなさい。本ができたらちょうだい(笑)」と言ってもらったわけです。


サラリーマン時代のわたしは、勝手に学んできたことを、たまたま仕事=職務で生かせる環境にいたこともあって、どんどんと実践していました。
なので、このインタビューはひめ個人に対するインタビューでもありましたが、組織の命を受けて研修や人材開発携わっているひめに対するインタビューでもありました。(あとがきには所属もなんにもなく、フリーですが)
上司は、カイシャの名前は出しても出さなくてもよいし、お前個人で受けてくればよい、と言ってくれましたが。


そして、本ができて、舞い上がって、親戚やともだちに送っちゃおう!と妄想炸裂し始めたときに、ふと思ったのです。


個人で受けたインタビューかもしれないし、カイシャの、というよりも個人のノウハウをお伝えしたかもしれないけれど、実践の場は間違いなく「会社」であったわけで、カイシャに還元するべきなんだろうな、と。


けれども、辞めたカイシャに送った先は、かつての同僚でとある部門で人材育成に関わっているおともだちに、でした。


なぜか?
それは彼女にも言ったのですが、
本来は会社に還元すべきものなので、送り先としては所属していた経営企画室宛、もしくは後任宛が正しいんだと思います。人事異動があって、すでにわたしの後任は別の人になっていたこともありますが、そうしなかった。
経営企画室に送ったら、きっと、ハウツー本として読まれてしまっておしまい、なんだろうな、それじゃあ寂しすぎる。この本はノウハウが詰まっているけれども、どうやったら人は学ぶのか、学びたいと思うのか?を真剣に考えて、学ぶことは楽しいことなのだよ、というメッセージが込められたものだと思ったからです。


人材育成はなんのためにやるの?
この問いに明快に答えられる人はいるんだろうか?経営学的には企業の成長のため、となるんだろうけど、わたしは、組織ではたらく人が元気になることだと思っている。青臭いけどね。
学ぶこと、自分で考えることは、行動を変える。それはきっと楽しいことだし、元気になることだと思う。
だから、ノウハウだけをつまみ食いするようなことはイヤだったんだよね。多くの人材開発担当者は志高く、自社の人材育成はどうあるべきか、どうしたら、従業員が元気にいきいきと働き生活できるか、を考えていると思う。
世の中の人材開発担当者が、学ぶことは楽しいことだよ、と伝えられたら、もっともっと素敵な世の中になるような気がするんだよねー。


というわけで、わたしも学びに出ようかとそろりそろりと考え始めております。春だしね、がんばろ。
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自分がいちばん、会社の中で障害者雇用のことを考えているか?

2013-04-19 00:21:02 | カイシャ・シゴト
今年に入ってからの、中原先生のブログ更新が半端なくすごい。しかも、原点回帰な感じがする、というようなことをつぶやいたら、「大人の学びを研究テーマにして10年、第二創業期だと思ってます」というお返事をいただいた。


という前置きとは関係あるようなないような、実は、今年でわたくしサラリーマン生活20年になります。第二創業期、と言い切れるほどのやりきってる感も実績も知見もないけれど、それでも20年もサラリーマンをやってれば、それなりにはいろんなことを経験するのだから、意識的に、仕事について感じることやあたしなりの仕事のスタイル、流儀についてつらつらと書き残しておこうかなーと思っております。
いつまで続くかわかんないけどね。


というわけで、時系列でもなんでもなく、思いついたことを記録しておくことにします。


ドライビング・クエスチョンというコトバをはじめて聞いたのは、中原先生のラーニングイノベーション論だったと思います。確か、三井物産の組織・風土改革物語的なセッションで「よい仕事とは?」という問い掛けではじまる社内ワークショップの事例をご紹介いただいた回でした。


ドライビング・クエスチョンとは良質な問いかけ、という意味で、乱暴に意訳しちゃうと、この問いの答えを探すプロセスにおいての活動や思考に価値がある、ってことだと思う。(間違ってたらごめんなさいw)


あなたには、あなたの組織にはドライビング・クエスチョンはありますか?


という問いかけがセッションの中(事後課題かな?)でなされた。


Rグループならば「で、お前はどうしたい?」になるんでしょうね(笑)


あたし?
おぢBに言われた「自分がいちばん、会社の中で障害者雇用のことを考えているか?考えていると胸を張って言えるか?」ってもの。


このコトバは20周年記念誌を作っていたときに言われた。
社長、役員はじめ関係者のコメント原稿をつくっていたときのこと(え?ゴーストだったの?というのは不問で)。役員であるおぢA、おぢBの口を借りて、当社が創業以来、大事にしてきた考えや守り続けたスタンスを紹介しようと記事を書いた。
校正をお願いしたおぢBから帰ってきたのは、赤入れではなく「違う、何かが違う」ということでした。
てにをはをはじめとする文章そのものではない、伝えたいことは間違っていない、でも、何かが足りない、と言われた。そう、キレイにまとめすぎてないか?暑苦しい思いが足りなくないか?ってことを暗に言われたんだと思う。


時間がないのはわかるが、だいじなことだから、もう1回考えないか?話をしよう、とご飯をたべた感覚すら忘れるくらい本当に忙しい方だったのに、最優先で時間をつくってくれて、思いの丈をぶつけられた。そのときに言われたのがこれ。


「自分がいちばん、会社の中で障害者雇用のことを考えているか?考えていると胸を張って言えるか?」


記事の内容に直接は影響しないかもしれないけれど、これを言われたことで、あたしにはどう表現すればいいか、どう伝えればいいか、ということがわかった気がした。
そう、つまり、そのくらいの覚悟を持って書いているのか?2ページの原稿を書くことが仕事じゃない、メッセージを伝えられてこそだと。アタリマエすぎるくらいアタリマエだけど、時間とあたし自身の語彙力、文章力、思考何もかもが不足している中で、納期を優先させた結果、思いが中途半端になっていたことは否めない。


その後、すぐに書きなおした原稿を、おぢBは、これだよ、これが言いたかったことなんだよ、と言ってくれた。


あたしにとっては、原稿が間に合った、褒められた、ということも当然大切だけど、だいじな何かを気付かせてもらった出来事だった。


青くさいかもしれないけどね、やっぱり「思い」ってだいじ。
拙い文章だったかもしれないけれど、「思い」があったから、原稿として成り立ったんだと思う。


そして、この「自分がいちばん、会社の中で障害者雇用のことを考えているか?考えていると胸を張って言えるか?」という問いはこのカイシャで仕事をする上ではドライビング・クエスチョンであることは間違いない。
それはわたしです、と胸を張って言えるか?と自問自答する行為がだいじなんだと思う。


残念だけど、あたしは、「自分がいちばん、会社の中で障害者雇用のことを考えているか?考えていると胸を張って言えるか?」に胸を張ってYESとは言えない。


けど、これだけは自信を持って言える。


「あたしがいちばん、カイシャの中で、この会社のことを魅力的に伝えられる。」


それが、このドライビング・クエスチョンに対するあたしなりの答え。


今のあたしにとってのドライビング・クエスチョンはなんだろ?
それを考えることがサラリーマン生活21年目の問いな気がするよ。
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私の仕事のこだわりは「できることは全力でやる」です。

2013-04-08 01:09:04 | カイシャ・シゴト
この数カ月、そしてラスト3週間は本当に追い詰められてた大仕事が昨日終わりました。

ボスからの「今年の社員総会は、”内”に目を向けたい。うちの強みは『きちんとした仕事』。それを伝えられないか?」というばくっとしたオーダーに応えるべく、12月から調査、企画、根回しを開始。
ボスをはじめ、誰も確たるイメージは持ってないから、とにかく聞いて回って、それをいつものスケッチブックにポンチ絵描いては「こんな感じですか?」と何度も何度も確認して、コンテンツを創り上げた。

最終的に、8つの仕事を3つのパートに分けての動画と、知的障害を持つメンバーの1日を密着取材したドキュメンタリーに、23人の仕事のこだわりを語ってもらったショートムービーを、入社3年目と3カ月のフレッシュな2人に進行してもらうスタイルで行いました。


結果、
大成功だったんだと思う。
何人もの人から、よかった、感動した、これをグループ会社の人たちにも見せたい、と言っていただいた。

おぢBに至っては
「お前、これをこのままにしておくのもったいないから、ちゃんと次につなげられるように使え。DVDにしてくれ、いろんな奴らに見せたい」と、またそんなどでかい仕事を(+_+)

あたし自身はまだ客観的に振り返れていないし、あれもやっておけばよかった、これもやっておけばよかった、なんで気付かなかったんだろう?と凹むばかり。いつもこういう企画を終えたときにはそういう思いにさいなまれるけど、今回もご多分にもれず。過去最大級に凹んでいる。

正直、限られたリソース、時間の中でできる最大限の成果だったと思う。

けど、
本当にたくさんの人にインタビューをして、あたし自身が「すごい」「おもしろい」と思う仕事を選んで、さらに取材して、撮影して、編集して、テロップつけて、司会の2人に語ってもらうことを決めて・・・もっとうまく伝えられたんじゃないか、もっと魅力的に映せたんじゃないか、という思いが消しきれないのです。

そう、
話を聞きに行くと、本当にみんなが、自分の仕事を誇らしげに語ってくれる。あいつ、うまく話せるかな?とおぢらが心配してたメンバーも本当に饒舌に語ってくれる。
それを100%、いや、それ以上に伝えられてこそ、だったのにね。

この仕事を通して感じたこと。
愚直に仕事をする姿は本当に美しいし、かっこいい。
みんな、自分の仕事のことは語れるし、語りたいんだ。


中原先生にインタビューしていただいたときにも言ったけど、ほんと、みんな喋りたいんですよ。それに、ちゃんと喋れるんですよ。

今回、動画に登場してもらった人は、言葉を選ばずに言っちゃうと地味な人。地味だから、表舞台にはあまり登場しない。だからおぢらは心配する。あいつだいじょうぶかな?って。
でも、そういう人にスポットを当てたい、というボスのこだわりだったし、あたしも確信があった。絶対にだいじょうぶ、みんなちゃんと語れる、って。

いい思い出でした、と言えるほどに消化できてないけど、ほんとーーーーに大変でツライ仕事でした。

誰もイメージも答えも持っていない。けど、いつものように、できたものに対して「んー?なんかちょっと違う、もっと面白くできないかなー」的な無邪気なオーダーはやってくるし、仕事内容をインタビューさせてもらおうとお願いしたら、言論統制が敷かれてるんじゃ?っていうとある部署では「マネジャー会議で人選について話し合うから待ってて」と言われ、とにかくたくさんの人の話を聞きたいんです、ボスの要望が「普段は目立たなくて地味だけど、実はすごいって仕事、人を取り上げたい」なのです、と食いついても、○○さんは△△な理由で取り上げてもらうと困るだの、室のキックオフとかぶるだの、とにかく「難航」した。

でも、現場のみんなが本当に協力的で、仕事の話をいきいきとしてくれる。それにとにかく助けられました。

企画の最後に流した23人が登場する「仕事のこだわり」ムービー。
お金と時間の関係で、あたしがビデオを回して編集して制作した。
23人分の撮影もそりゃー、大変でした。1日に別ビルを4往復したこともありました。

それでも、その場で語ってくれる仕事のこだわりに、うんうん、とうなずき、感動し、そのたびにパワーを貰ってなんとか乗り切れたような気がする。


そのラストに流したクレジットがこれ。
これからも、それぞれのこだわりを大事にしていけるそんな会社でありたい。

++++++++++++++++++++++

○○○(社名)はメンバー一人ひとりの
仕事のこだわりでできている会社。

そして

このこだわりから生まれる、
お客様の「ありがとう」や「笑顔」を
エネルギーにしている会社。

今期も
たくさんの「ありがとう」や「笑顔」に出会えるように
自己ベストを尽くそう。

++++++++++++++++++++++

ちなみにタイトルは、ムービーのラストに登場した車いす男子のこだわり。
こんなに力強く言えるか?と自問中。
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キラキラ☆なだけがキャリアじゃない。~大学院OBOG交流会イブニングダイアローグが終わった。

2013-02-18 00:35:34 | オトナの学び


毎回、修了生をゲストでお迎えして、キャリアと学びロードを語っていただき、それをドクター石山がキャリア論的に言うとね、と解説、その後はダイアローグ、という流れで行っている大学院のOBOG交流会もなんと4回目。


今回は満を持して、たぶんおそらくきっと、大学院史上でいちばん有名で、いちばんエネルギーに満ち溢れ、いちばんお美しい板谷さんがゲスト。


ここのところ身辺あわただしく、且つ、あたしの場作りに対するモティベーションがあんまり高くないこともあって、なんと今年に入ってから初ですよ、自分が企画する場って。(このあとも女子会くらいしか企画しないしwww)


板谷さんのお話しがおもしろい/興味深い/元気になるのはアタリマエのことなので詳細は割愛しますが、板谷さんのキャリアヒストリーをお伺いしていたあらためて感じたこと。


石山さんもおっしゃっていたけれども、板谷さんはすごい人だから、「あんなキラキラ☆な人と私は住む世界が違う」と思ってしまいがち。
確かにすごいんですよ。
そのすごさが何かって言ったら、ものすごく素直に目標を立てて、それに向かってがむしゃらに進んでいくパワーなんだってこと。


J社初の女性海外支店長がすごいんでも、MBAホルダーなのがすごいんでも、講演や講師をやっちゃうのがすごいんでもなく、目標の持ち方が自然で素直、そしてそこに向けて迷わずに進むその姿勢がすごいんだと思った。


目標って言うとさ、みんな、構えて立てちゃうじゃん。人生をかけて実現したいこと、みたいな。
(ミッションマネジメントってのが何よりもキライなあたしは殊更にアレルギーがあることはさておき)
それが板谷さんにはない。
ご本人はひらめきっておっしゃっていたけど、そのときにご自身が感じたこと、掴んだこと、素直に「やりたい!」と思ったこと、それが板谷さんの目標。
そう、そういうシンプルなことなんだと思う。
「あたし、これやりたい!」というシンプルな能動性。だからぶれないし、強いんだと思うのです。


で、目標を立てる、実行する、みたいなことをビジネスの世界にいると、マイルストーンだとか、タスクだとか言って、実現可能性を高くするためのテクニックを駆使しようとするけど、シンプルな動機からスタートした目標だから、その実現に向かってのプロセスもシンプル。がむしゃらってコトバがぴったりなくらい、必要だって思ったことはなんでもやる。この行動力、実行力が板谷さんの魅力なんだなーってあらためて思った。


もしかしたらムダもあるかもしれない、もっと要領よくやれるかもしれない。けど、そうではなくて思いのままにまっしぐらに進むから応援したくなる。そうやってたくさんの人が応援しているようでいて、実は板谷さんから応援されているのかもしれないねー。


板谷さんのお話しはどれも興味深く、ポイントとなることがたくさんあることはインタビューさせていただく前からなんとなくわかっていて、さて、では何をテーマにしようか?と考えたときに、「女性」であることを敢えて封印しに行った。
参加者のニーズはそこにないんじゃないか?と思ったことと、通教に通われている女子たちのジャンヌダルク的存在になってしまうこと…それはとても素敵なことだけど、崇められれば崇められるほど男性からは疎まれる。これはあたしの感覚的なことでうまく言語化できないんだけど。性にはフラットでいたい、と思った。もともと勉強していた頃は性は意識なんてしてないわけだしさ。


ところが、長岡先生ってするどいな、と思った。
三次会で「今日は板谷さんの女性の部分が全然深掘りされていなかった。なんで?」と。


はい、敢えてそうしました、とは酔いどれのあたしののーみそでは論破できる自信が一ミリもなかったので言えませんでしたが(そもそも酔いどれでなくてもムリ)、「女性」であることにフォーカスしたらもっとリアルな話がたくさんできたかも、とは思った。
でも、ジェンダーに関する話題をガチで語れるおぢって少ない。それにどーしたって多くのMBAホルダーおぢは議論したがりなので(スミマセン、これはあたしの偏見ですwww)、ジェンダーに関する話題は主張し合って落とし所がないからおぢ的フラストレーションがたまるんだろうな、とも。


(この「女性」性の話はそれだけでブログが3本くらい書けちゃう感じなので、またいずれ。)



今回の対話のひとつのキーワードが「目標/ビジョン」。
これは大言壮語や、人生をかけて実現したいことを意味しているのではなく、それに向かって突き進む原動力みたいなことをイメージしていたわけです、そう、板谷さんみたいな。


打ち合わせをしているときから、ツカハラ氏とは揉めました(いつものことですがwww)。
目標とかビジョンってコトバを出したとたんにMBAホルダーはその定義を作り、ものすんごい壮大なものを出してくるよ、と。そうなると自分ごとな感じにならないからつまんないじゃん、とあたしは思った。
あたしこれやりたい!っていうシンプルな目標こそが、生きる力になるじゃんねぇ、的な話を喧々諤々してました。


今、ここでのあなたの目標/ビジョンについて。


この問いの意味するところは?的な質問が出たときの長岡先生の助け船がステキでした。


Here and now、つまりは今この場でのあなたの心持ち、誰のものでもない腹落ちした目標ってこと。(相当意訳。どなたか正式な翻訳ぷりーず。)


そうそう、そういうこと。
大きい小さい、高い低いは関係ない。あたしが今何をしたいか?ってこと。


これが、板谷さんのお話と昨日のワークショップを通じて、いちばん伝えたかったことであり、あたし自身のいちばんの学びであり気付きだった。


で、そんなあたしの目標は
「美味しい味噌汁が作れるようになる」。


はい、これが今いちばんやりたいこと。
基本、基礎ってだいじだって思う。フレンチや懐石が作れちゃったり、テーブルセッティングが上手にできるよりも、ニホンジンのソウルフード・ミソスープがうまく作れる、胃袋に沁み入る料理が作れる、そんな人になりたいのです。


そして、今回の場をつくってみて思ったこと。
いつもいつも自分で作る「場」が終わると、それがワークショップだろうが、研修だろうが、飲み会だろうが、とにかくとことん疲労する。疲れ果てる。そして、うまくいかなかったことばかりを反芻してとことん落ち込む。


けど、昨日はそれがなかった。もちろん、あたし自身のファシリテーションのぐだぐだっぷりや事前準備の甘さとかいろいろ不手際は満載だったけど、楽しかった、やってよかった、っていうキモチでいっぱいでした。


それって何?って言ったら、回を重ねて慣れてきたのもあるけれど、何よりも一緒にやる仲間がいるってことがいちばん大きい。
そして、その仲間に委ね、託せるってことが実感できたことが大きい。
あらためてツカハラさん、ナカヤマさんありがとう。2人と一緒だからここまで来れたんだと思うのです。
しーかーも、ご主人までお手伝いしてくださって感謝してもしきれません。


そして、いつもいつもねほりーなはほりーななインタビューとキレのある解説をしてくださる石山さん。石山さんがいなければ成立しない企画だったなぁ、とあらためて感謝するばかりです。


そして板谷さん、お忙しい中、事前インタビューから当日のスピーチ、そして三次会までお付き合いいただいて本当にありがとうございます。理屈では修了生の数だけ続く企画なので、おばあちゃんになってもダイアローグし続けますよ(笑)


そしてそして、ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!


ということで、次回はもしかしたら特別編を一回挟むかも?了承も何もいただいてないし、企画も立ててないけど本学ゆかりの先生方にゲストスピーカーになっていただこうかなーと妄想中。そう、そして言い続けると、それも、いろんな人に言い続けると実現するらしいので、これからあれこれ吹聴していきます。


そして、お作法に則っての次回のゲストはヌシモさん。
夏か秋くらいには開催できるかな?がんばります(ツカハラさんがwww)







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みんなのこと好きーーーーっ!が起点なのかも。研修事務局やファシリテーターは天職か?な話。

2013-01-30 23:02:43 | カイシャ・シゴト
すんごい久しぶりのブログ。しかも、すんごい久しぶりに人事、人材育成系のネタ。


ひょんなことから、というか、とーーーーーっても光栄なことですが、あたしが社内で行っている研修やワークショップの事務局業務、企画設計業務、ファシリテーションに関して中原先生からインタビューを受けた。


インタビューを受けることは内省を促すことであり、自分が無自覚、無意識にやってきたことを意味づけする力があります。そして、新たな気づきも。


当社は、リーマンショック以降の構造改革の名のもとに行われた経費削減の中で、大幅に教育研修費を削られ、そのタイミングで全社の人材開発担当になったわたくしは、やむを得ず、「内製化」に踏み出したわけです。


(「内製化」の定義はぼんやりしていますが、ここで言う「内製化」とは、教育研修プランを立てて、当日のファシリテーションを含めての行為をとりあえず指します。)


もともと、事業部門にいたときに、勝手に若手を集めて勉強会をやったり、新任のスーパーバイザー(班長みたいなもんね)対象にチーム作りを考える研修をやったりしていたので、それなりの土壌、というか下地はあった、とは思う。


自分でもそれなりに手間はかけているなぁ、とは思っていたけど、あらためて「そこまでやってる人はいないですよ」と言われて気づいたこと。


たぶん、研修事務局やファシリテーターをやりたい、という欲求であったらここまで手間はかけずに効率的にやったと思います。仕事だからね、生産性が高い方がいいわけで。


でも、なんでそこまで手間をかけているか、と言ったら、やっぱり、
「この人のために何かしたい」
「なんとかしたい」
という思い、な気がするのです。


だから、事前の根回しや、一人ひとりに個別にコメントつけて返したり、研修に来る前の普段の様子を見聞きしたり、そういうことが苦痛ではないし、むしろ、そっちが本来の人材開発部門の仕事、だと思っているのです。


普段の仕事ぶりは細かいことはわからないけれども、200人規模の会社であれば、噂も含めていろいろ聞こえてくるし、経営企画室、なんていうスタッフ部門にいるので、実際に見に行っちゃうことだってできる。
おぢ会議では人事情報も話されるから、「ふむふむ、上はそう見ているのね」という目線、視界の違いもインプットできる。


弱っている人、ちょっと躓いている人には元気になってほしい。


当社に限らずどんな会社でも、みんな、入社したときはキラキラいきいきしているのですよ。つまりはキラキラな状態をみんな経験しているし、持っている。
けど、月日が経って、仕事が覚えられない、とか、イマイチ人間関係がうまくいってない、とか、いろんな負の要素が絡みあってキラキラな状態から離れちゃう。離れた状態を見ているおぢたちが「あいつはイマイチだ」的なレッテルを貼る。それってなんだかなぁ、と思うわけで。
そりゃー、現場はつらい。仕事は楽しいことばっかりじゃない。けど、キラキラな状態を少しでも長く維持してほしいじゃない。自家発電できればいちばんよいのだけれどね。


研修ってそんな要素もおおいにあると思うのです。


その研修受けて何かいいことある?的におぢたちからはアカウンタビリティを求められます。さらに即効性も求められます。次の日から人が変わったように仕事できるようになる、とかね。


んなわけないじゃーん。と思うのです。


もちろん、それができればそれに越したことはないけれど、数時間、長くても数日間の研修で人が変わったように仕事ができるわけがない。
研修って、日常の仕事場から離れて、日常では味わえないことを体験して(それは知識のインプットだったり、思い出すことだったり、対話によって違和感感じることだったり…)、「次」への活力とかきっかけになる、その程度のものだと思うのです。
プアーな表現ですが、「元気になる」ね。


中原先生から「ひめさん、この仕事、天職ですね。きっとまたどこかでやると思う。」と言われましたが、うーん、どうだろ?
たぶん、人ありき、なので、この人たちのこと好きーーーーーーってなるかどうか、な気がする。


逆に言うとね、みんなのこと好きーーーーって思える人たちと関わって仕事ができている、ってことはホントにシアワセなことなんだろうな、と思うのです。ありがとうありがとうありがとう。



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純粋に楽しかった。DaSH第1回ジャム子さんと考えるこれからのジンザイイクセイが終わったー。

2012-12-04 01:17:26 | オトナの学び
ワークショップデザイナーとして関わっているお仕事(といっても無給なのでいわゆるプロボノですね)に、町にあるコミュニティスペースSHIBAURA HOUSEという「場」を使ってのワークショップの企画っていうのがあります。


場はあるけど、さてどーしよーね?というSHIBAURA HOUSEからの声にワークショップデザイナー推進機構がソフトと人を提供しますよ、っていう構図。
企画段階からお手伝いしていて、とりあえず、やってみましょう、走り出しましょう、ってことで不肖わたくしが第1回の企画を同じくWSD(ワークショップデザイナー)のふたちゃんとジャム作りワークショップをやってきました。


当日のレポートはSHIBAURA HOUSEのはるかさんがWebに掲載してくれたのでそちらをごらんくだされ。


ここではやはりきわめて個人的にだらんだらんと振り返ります。


なんでジャム作りワークショップをやろうと思ったのか、っていうと、おはぎを作るのに小豆を煮たときに「小豆を煮るのとジンザイイクセイって似てるよね」ってつぶやいたことがきっかけ。
思いがけずたくさんの方からコメントいただいて、あら、これって理論と裏付けたらおもしろいかも。しかも作ったジャムを試食しながらダイアローグしたらさらにおもしろいかも。と、妄想スパークしちゃったから。


例えばね
ジャムって手作りできるんだ、という発見、しかも簡単 ←スーパーで買ってくれば数百円で手に入るけど、買ってくるものって決めつけてない?簡単にできるんだよ。人も決めつけて見てるんじゃない?気づいていないけど意外といいとこ(長所)があるかもよ?

・材料の種類は少ない(果実と砂糖とレモン汁のみ)← あれこれ欲張っちゃダメ。メインの仕事を決めたらそれをきちんと任せる

・材料は○○産などにこだわら
なくても、おいしいジャムはできる ←偏差値や学校名だけで決めつけない、可能性は誰にでもあるのだ 

・煮詰める過程で、あるときふっと粘度が出てジャムになる ← 誰にでも一皮むける瞬間がある 

・種を取る、皮をむくとい地味な作業を怠らずに行うとつやつやのジャムができる ← 人を育てるのは手間暇がかかる

などなど。


いつかどこかでやりたいなー、と思いながらもキッチンが借りられるスペースだとレンタル費用もそれなりにするから、参加費高くなっちゃうしなー、とうじうじしておりました。


それが、今回SHIBAURA HOUSEとのコラボでワークショップやりましょう、って話になったとき、IHヒーターがある、お料理ワークショップは定番企画として実施実績があるなど環境が整っていたので、これは!!!と思っちゃったわけです。


これは後付けの理由ではあるけれども、SHIBAURA HOUSEとコラボするんだから、ワークショップ自体も通常では結びつかない何かを結び付けたいな、と思った。
で、ジャムと人材育成。


最初はもうちょっとラーニングな匂いを充満させようと思って、ナカハラジュンの次に来る、と勝手に言ってるタナカさんに「学習理論的な裏付けってできますかね?」と傍若無人に質問したりした。


タナカさん曰く、
学習理論は、学習者がどう、何にモティベートされるかという学習者視点なのでちょっと違うかも。


(>_<)


仰る通り!あたしのジャムと人材育成を掛けた理屈は、教える側、育てる側の視点でした。さすが新進気鋭の学習理論者だ。


ただ、ここで手ごたえ、というか、イケるかも、と思ったのは、「こういうフツウだったら結びつかないようなことから人材育成とか学習を考える視点がおもしろい、どうしたら思いつくんですか?」と言っていただいたこと。はい、そういう妄想は得意です(笑)


で、当日。
フツウにおもしろく、おいしかったです。


誰かとやるっていいな、と思ったことが2つ。
1つめは視点の多さ。


あたしなりに、ジャム作りをいろんな角度で見て、考察したつもりだったけど、のんのん、そんなもんじゃないくらいみなさんと一緒に作って語ったことで気づきがあった。


ジャム作りって簡単。簡単だから次もやってみよう、という気になる。最初からフランス料理は作れないけれども簡単なものから順番にマスターしていけばよい。そして、家に帰ってもう1回やってみようかな、と思える程度の簡単さがいい。継続することに効果、だよね。


目の前のことに集中できるのがよい。
無心なんですよ、撹拌したり、つぶしたり、皮をむいたり、切ったりしてるときって。しかも、それ=食材、しか見てない。このくらい集中して何かを見るってなかなかできないけど、だいじなこと。


もう1つは、一緒にやる人がいる安心感。決して逃げてるわけでも、責任転嫁するわけでもないけどね、いつも、こういう場を企画して運営した後って、あれもできなかった、これもやっておけばよけった、と反省することばっかりで、めちゃくちゃ凹む。99人がよかったよーと言ってくれても、1人がイマイチそうな顔をしているだけでダメ。ツカハラさんからは研修講師とか絶対ムリだね、と言われるほど。これは性分だから仕方がないwww


けど、今回はふたちゃんという心強いパートナーがいたこと、そうちゃん、かぶさん、ばーびー(当日、野呂ウィルスで無念の欠席)という事務局メンバーがいたことで、いつもの反省猛省モードにならずにいた。もちろん、あれこれ反省点はあるけどね、純粋にジャム作るの楽しかったって声と、ふたちゃんがとても楽しそうにしていたこと、それだけでなんだかほっこりシアワセな気持ちになったんだよねー。
やっぱりなんでも一人で、ってムリなんだなー、って。きっと企画立てたり、運営設計したり、事務局業務やったりするのは一人でできるのかもしれないけど、誰かと一緒にやるからこそ、な達成感や満足感、安心感があったもの。


なんでも一人でやろうとしなくていい。ホントだね。










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≠起業物語。大学院OB交流会イブニングダイアローグ第3夜が終わった

2012-10-20 09:14:08 | オトナの学び



去年の秋に思いつきと勢いと怖いもの知らずにはじめた大学院OB交流会。かたちを変えて勉強会ちっくな仕立てにしてから昨日で3回目。


毎回、修了生にゲストで登壇いただいて、キャリアと学びロードを語っていただく。それを「キャリア論的に言うとね」とドクター石山が解説してくださって、みんなでダイアローグ、とそんな仕立て。
次のゲストはテレフォンショッキング的に指名していくスタイル。


昨日は購買戦略研究所の古市さんがゲスト。8月の終わりにインタビューをさせていただいたんだけど、とにかく刺激的でおもしろい!ってことで、今回はゲストが一方的にお話しするんじゃなくて、イシヤマさんに徹子のごとく(いや、むしろ田原総一郎?)突っ込んでインタビューしてもらおう、ってことになりました。


ご両親が先生だったこともあって、教師になりたかった古市さんは、その夢が断たれた時に、「どうせやるならナンバー1に」と教職からビジネスの世界にかじを切ります。
でも、それって、採用試験に落ちたことはきっかけで、学生時代に40種類くらいのアルバイト経験をしながら、社会の、ビジネスの仕組みをつぶさに見て感じて、不都合や不具合をご自身なりに把握されていたからこそ、なのです。


起業しよう!と思い立つターニングポイントは確かにあるし、そのお話しはいわゆる立身出世な取り上げ方をすればもっともっと深掘りできると思う。特に古市さんのような起業家の場合には、起業のエピソードだけでもめちゃくちゃおもしろい。
日経ビジネスとかが古市さんに取材にいったら、そこがメインの記事になるんだと思う。


でも、大学院のOB交流会で、あたしたちが手作りでやっている意味はそこじゃないって思った。
これね、最後のラップアップのときにうまく伝えきれなかったんだけど、古市さんのキャリアは起業物語ではない、ってこと。もちろんそれがメインではあるけれども、子ども時代、学生時代、採用試験に落ちて、新卒なのに中途枠で入社して、転職して、大学院行って・・・・っていう「ピース」が持つエピソードがつなぎ合わされてキャリアヒストリーになる、って思う。で、あたしたちはここをだいじにしたい。


一人ひとり、そりゃー、規模も違うし、みんながみんな古市さんみたいなド派手なキャリアなわけじゃない。けど、一人ひとりにキラキラ☆なエピソードはたくさんあって、それがその人のキャリアや人生(と言うと大げさだけどwww)を作っている、って思うのです。
で、あたしはそれを聞きたいし、聞いて、自分に投影して、自分のことを振り返ることができるんじゃないかなー、と思う。


これがこのイベントの核、な気がするのです。


だから、昨日の最後にもちょこっとお話ししましたが、産能限定(通教の人も、在学中の方も含めて)にしているのはそれ。
自分のエピソードを語るってそんなにセキララにはムリだよー。でも、同じ産能という文脈を持つ仲間の中でなら語りやすい。それは、二足のわらじを履いてるしんどさを体感できてたり、課題に追われる実感値、仕事との両立やりくり、学費とか経済的な負担とか・・・・そういうベースを共通に持っているからこそ、のゆるさ、とあたたかさ、な気がするのですよ。


なので、しばらくはこのスタイルは維持していきたいなー、と思っています。
キラキラじゃなくても、一人ひとりのエピソードをだいじにしたい。


あとね、これまたちょこっとお話ししましたが、やっぱり集まってくる人の顔ぶれが固定化しちゃうこともちょっと懸念。中にいるあたしたちは居心地よくって愉しい。けど、それだと単なるぬるいコミュニティになっちゃうんじゃないかなー?と。
昨日はこの春に入学された現役の大学院生もたくさん参加してくださいました。そのことがあのコミュニティにどう寄与したかはわからないけれど、新陳代謝、というか、常に新しい風は必要な気がする。
特権階級、っていうか、閉鎖された場になっちゃうのはもったいない。言ってること矛盾してるかもしれないけれど、産能という大きな枠の中にいながらその中では自由に泳ぐ、みたいな。え?それっていけすってこと?大海に出なきゃダメかなぁ(汗)


でもね、いちばんだいじなことは、昨日のような場に集まってきて、ゲストの話、一緒のテーブルになった人との対話、二次会…なんでもいいから、「愉しかった―」「明日からがんばろ」って思えること、な気がする。
元気になったあたしたちが、また別のだれかを元気にすればいい。そうやって連鎖していくひとつのきっかけ、になればいいなぁ、と思うのです。


あらためて、超多忙な中でお時間作ってくださった古市さん、ありがとうございました。お忙しい中たくさんの方に集まっていただいて、幹事一同本当に嬉しく思ってます。
心配していたかつサンドもちゃんと食べれたし(え?そこ?)


次回は、誰がこの人につなぐんだろ?とみんなが思っていたイタヤさんの登場です。フィナーレ感が漂っていますが、そんなことはありません。まだまだ続きますよー。
これまたいつも言ってますが、教室の空き状況とイタヤさん、イシヤマさんのご都合、そしてあたしのやる気で日程は決めまーす。しばしお待ちをー。っつか、イタヤさんがゲストだったら、11番教室入りきらなくね?(笑)


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