不老愚 助光 れいん坊

嘘、誤魔化し、怠慢を憤り、愛情、親切、思いやり、を喜び感動を記事にしています。

リストラの影に怯える新入社員たち・・・

2006-04-05 09:23:49 | 不老愚の仮眠愚アウト

今年も新入社員の入社式が行われている模様が報道されてます。希望に胸膨らませて満面に明るさいっぱいの表情がテレビの画面に躍っています。勿論彼等は入社試験と言う難関を見事突破して今日を迎えたのですから心からおめでとうといってやりましょう。

ところが 彼らには非情な現実が待ち構えているのです。

知人の息子さんのS君。 昨年 東京の国立大学を卒業して地元の都市銀行「企業の格付けでAAAの超優良銀行」に入行した いわばエリート中のエリートですが、そのS君が最近銀行を辞めたいと言い出したそうです。

理由は 「もう 疲れたと言うものです。土・日の休日出勤は当たり前、平日も毎日帰宅は11時過ぎ、然も全部サービス残業だそうです。毎月200時間近くのサービス残業で、疲労困憊、この頃では集中力が無くなり仕事上のミスが増えて、上司から怒られてばかりで、スッカリ自身を無くしてしまったのです。

挙句の果てに上司からは「君の仕事は派遣社員の方が、チャンと出来るぞ」言われて、我慢も限界に来てしまったようです。同期入行は150人居たのが、もう半分が堪らず辞めたといいます。      勿論 新入社員ですから仕事が捗らないのは当たり前です。一日の仕事が完了せず、深夜に及ぶ事も有るでしょう。だからと言って休みも取らせず、やたらと追い込んでばかりでは人は潰れてしまいます。

然し 企業側は新人がドンドン辞めてもチットも困らないのです。其の分派遣社員で充分補充が出来るからです。と言うより 今の派遣社員極めて優秀ですから、新人にやらせてモタモタするよりもよっぽど仕事が進捗しますから、安心だし、第一コストダウンになるので、一石二鳥なのです。

これは 体裁のいいサバイバル・リストラです。

今年も同行では200人を越える新入社員が入社式を迎えました。来年の今頃はいったい何人の人達が生き残っている事でしょう

よっぽど体力と気力が優れ、運と要領のいい人達だけが残れるでしょうが、新人残酷物語可哀想に


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
う~ん (ギズモ。)
2006-04-06 13:18:25
ギズモ。の勤め先でも、昨年の新入行員がバタバタ辞めてしまいました。

理由は「自分に合わない」です

この言葉は使いたくないんですが

「最近の若いもんは、『我慢できない・権利意識ばかり・他人のせいにして周囲との協調が苦手』」挙句、親が口を出す。

もちろん、不老愚さんのお知り合いは違うとは思いますが。

もっと楽してお金を稼ぎたい。。。若者が多いです。





ギズモさん こんばんは (不老愚 助光)
2006-04-06 18:21:00
確かに 我慢が出来ない若者が多いですね。

ヤッパリ親が甘やかし過ぎでしょう。

「自分に合う仕事を見つける」って言いますが、そんなもの無いでしょう。

「仕事に自分を合わせる

コメントを投稿