memo・memo 2010

毎日が読書週間。活字に逃避してるって?・・・確かに。

4月30日あかんべえ

2010-05-29 21:49:32 | 本棚・国内
宮部みゆきさんの作品。

 時は(大好きな)江戸時代。主人公はおりんという少女。その少女の両親が開いた料理屋「ふね屋」に出るお化けとおりんちゃんとの力で、その土地の悲しい因縁を暴いていく物語である。

 おりんちゃんにはお化けが見える。幼い頃に三途の河から戻ってきたのが理由らしい。
 お化けたちは、日本古来のお化けの姿である。お化けとなった理由も日本らしい。この世に恨みがあるのではなく、自分自身に成仏できない理由があるのだ。

 読み進むうちにおりんちゃんだけでなく、成仏できないお化けにも情がわく。成仏できなくてもこのままおりんちゃんと過ごすのも悪くないんじゃないのか・・・
 
 最後はじんわりと泣けてくる。
 やっぱり宮部さんてすごいと思う。
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宮部みゆき
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