やっと目に見える形での、詩活動のご報告です。
昨年の１０月頃からピアニストの重松壮一郎さんから歌の歌詞を依頼を
いただいていました。
その曲は「地球(ほし)のこもりうた」という曲で、３．１１震災後、
重松さんが被災地、被災された方、そしてあらぶる地球と魂に向けて
鎮魂の祈りを込めた即興演奏をされるなかで、出来上がった曲で、
今も各地で演奏されています。
出来上がりが３月３０日、締め切りが３月中だったので、
ホント、ぎりぎりだったのですが、なんとかできました。
新年からずっと、取り組んでいたのですが、取り組めば取り組むほど、
この音楽のスケールの大きさに、自分の力がとうてい及ばないことにうちのめされ
自分を高めなくてはならないと思い、生活をしてきました。
そして３月３０日に完成し、重松さんにＯＫをもらい、
４月７日のイベントで佐賀在住の歌い手、ほかおななこさんに
歌っていただきました。
ななこさんの歌声が、またいいんです。
そのライブでの歌が、以下で聴けますのでぜひ聴いてください。
(しかもビデオクリップになっています！！)
曲が震災に向けての曲ということもあり、
なかなか創作は難しかったのですが、
ことばが降り始めてからは、とても気分が高揚し
楽しかったです。
そして、できた歌詞を歌っていただいたことで
本当にうれしくて、それまでの苦労は消えました。
また書きたいなと思えるのでした。
ほかに重松さんの曲で、「みずよとわに」という曲にも５年ほど前に
歌詞を書かせていただきました。みずよとわにもyoutubeで聴けます。
今回ので二曲目ですね！
では最後に、地球のこもりうたの歌詞を載せますね。
地球(ほし)のこもりうた
作曲／重松壮一郎 作詞／稲尾教彦
ひとつのほしと かたく むすぶ ふたつのてのひら
むすばれし こころのいと
あなたのみらい つむぐ
よあけまえに ほしは ゆめをみる
ひかる きよらかな うみにうかぶ ゆめ
ここへ きてよ ぼくはここにいる
うまれたこのほしに いのりささげよう
ひとつのほしと かたく むすぶ ふたつのてのひら
ふるえる こころのいと
あなたのもとへ とどく
(間奏)
ひとつのほしと かたく むすんだ ふたつのてのひら
むすばれし こころのいとは
あなたのみらいを つむぐ
(間奏)
ひとつのほしに そっとよりそう あなたのてのひら
かさなりし いのちのこどう
ほしのこえが きこえる
ひとつのほしが ゆめみたゆめは あなたのてのなか
きよらかな ひかるうみに いだかれて
ああ ほしよ とわに ねむれ
