懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

蒸気機関車 勇払平原を行く石炭列車

2011年09月19日 | 蒸気機関車
撮影場所 北海道 室蘭本線沼ノ端周辺
国産の石炭は閉山寸前で辛うじて夕張や美唄炭鉱が採掘をしていた。石炭列車はどれも長い。
デコイチは1500トンを牽引していた。1500馬力なのでⅠ馬力で1トンを牽引する。
トラックは400馬力で10トンがいいところである。エネルギーの観点から見ると鉄道輸送は省エネである。それは線路と道路の摩擦抵抗の差である。鉄同士の接触の鉄道は摩擦抵抗がない分、坂道では空転を起こす。勾配的には1キロメートルで35メートル登る勾配が限界である。それを35パーミルの勾配という。鉄道勾配の単位はパーミル(‰)千分率で標記されている。 道路ならばパーセントの百分率標記
省エネ的には鉄道だが家から家へのトラック輸送には時間的に勝てず貨物輸送は苦戦を強いられている。。
勇払平原に30年ぶりに訪れた。時期はゴールデンウイーク、流れのある川岸に白い花が沢山咲いていた。なんと水芭蕉ではないか。国道脇に沢山あった。家内は水芭蕉は尾瀬沼に行かないと見えない思い込んでいて、しきりに連れていけと催促していた。その後、東北では民家の脇の小川にごく普通に咲いているのを見て水芭蕉を見に尾瀬沼に行きたいとは言わなくなった。






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