みほひこ日記

平凡?な主婦の日常のつぶやきです。

下関へ帰った

2009年11月11日 08時41分57秒 | 下関海響マラソン
11月7日、実家に帰省した時の日記です。


「下関海響マラソン2009」参加の為実家に帰った。
2年連続の参加である。

昨年は目標レースに設定し、かなりの走り込みをした。
結果は後半のアップダウンにノックアウトされ、足が終わってしまい目標タイムに対しては撃沈。
しかしながら、公認コースでの自己ベスト更新。
さらに第1回大会のスペシャルサービス的な部門別3位入賞し賞状と盾をもらった。

今年はというと、怪我が多く練習不足から自信を失い目標は「完走」とした。

最近は体調万全と言えなかった。
疲れが取れず何をするにもキツい。
海響マラソンに向けて全然練習しないのも不安なので、直前にドタバタと走り込んだだけ。
キロ6分以内のスピードで走るのは、6月の横田駅伝以来ではないだろうか。

走り始めてすぐに風邪をひいて喉が痛いような痛みを感じた。
少し心拍数上昇しただけで、体がびっくりしているようだ。

しょうがない。
当たり前だ、速く走る練習を何ヵ月していないのだ。
今回のフルマラソンはどんなスピードで走れるのだろう。
今の練習でキロ5分45秒だ。
このスピードで42km走れる自信がない。
春に故障明け練習不足でお気楽参加したかすみがうらマラソンですら、サブフォー出来たのに。

今回は順調に走れて4時間15分か。
昨年足が終わったアップダウンで失速は間違いない、すると4時間半か。

11月7日12時発山口宇部空港行き飛行機に乗った。
昨年のように姉が迎えに来てくれた。
中2と小6の甥も来てくれた。
姉は早速前日受付会場である「下関市民会館」へ車を走らせてくれた。

シーモールの駐車場に入れた。
少しシーぶらした。
シーモール内は「海響マラソン」一色でプチ嬉しかった。
ゼッケン引換券を見せると栄養ドリンクをくれるコーナーがあり、もらった。
すぐに飲んだ。長旅で疲れたし。

無料の健康チェックコーナーもあった。
血圧を計ってもらった。
標準値であり、かなり安心した。

下関市民会館で受付を済ませ、参加賞のTシャツを受け取った。
Tシャツ…、完走しなくてももらえるのか。異様に嬉しいぞ(笑)。

携帯電話が鳴った。
4~5年前一緒に働いていた北九州市の会社の課長だ。
打ち合わせもしていないのに偶然同じ時間に来ていたのか、すぐに会えた。

実家に着いた。
母とは昨年の海響マラソンで帰省して以来1年ぶりである。
一番に父の仏壇に手を合わせた。

母の携帯電話を何気に開いたら、私の写真が壁紙でびっくりした。
昨年の海響マラソンの賞状と盾を持っている自分の写真。
これを人に見せて「娘が東京から走りに帰ってくるんよ」と自慢して回ったと言うではないか。

くそぉ
もっと体調万全でまともに走って見せたかった…!
ごめん…私、今回はうまく走れない。

親戚の家にお土産を持って行った。
叔母から「サビエルカンパーナ」というパン屋がパンを5000個を無料提供すべく徹夜でパンを焼くと聞いた。
そんな事してくれるのか、感激(>_<)。

そして、何と!!
従兄弟がボランティアで25km地点のエイドにいるというではないか!
これは嬉しいサプライズ!
あまりにも不調でリタイアしてもあまり落ち込まないようにとまで思っていたが、
25km地点までは何があっても走ろうと決意した。

従姉妹と叔母が応援に来てくれるので「一応1km当たり6分くらいで進みたい」と伝えた。
叔母が瞬時に「25kmで2時間半ね!」と計算してくれた。

25kmを2時間半・・・遅いのか、速いのか・・・

・・・・・・


11月8日4時半に起床した。
フルマラソンのスタートは8時半だ、4時間前には食べておきたい。

(朝食)
・うどん 1玉
・ご飯 1膳
・あんパン 1個
・プリッツメープル味 1袋
当然ながら朝一食欲なく頑張って食べた。
ちなみにいつもはもっと食べる(笑)。
今回は補給したくなったらエイドで食べるつもりだ。

朝食後、念入りなメイクにストレッチをした。
夏から調子がおかしい左膝にテーピングをした。

姉が早起きしてくれスタート会場である海峡メッセに送ってくれた。

7時前に会場入りした。
昨年とは違う更衣室の割り当てだ。
前回男性から「更衣室狭い」という声があがった為、早速改善したのだろう。
女子の参加者1120名に対して与えられた更衣室はかなり広い。体育館くらいか。
そう言えばここで社交ダンス大会で踊った事があるではないか、懐かしい。

8時にはスタートラインに整列した。
前回も今回も申告タイム3時間半にしたと思う。
昨年は最前列のAブロックだったが、今年はBブロックだった。
参加者が増えたからだろう。
前回より2348名多い。
女子全体では757名から1120名。
登録女子の部では30名から35名へ増えている。
つまりライバル多いという事だ、最も闘争心はないが。

ふと、隣にいた男性に声をかけられた。
「トライアスロンされてるんですか?」
何故?と思ったが、私が装備していた白いリストバンドの矢印みたいな刺繍でそう思ったらしい。

岡山県から参加された男性。
3週間前に四万十川ウルトラマラソン(100km)を完走したばかりという。
メインは自転車で240kmのレースに出たりするそうだ。
すごい。私が出会ったアスリートで一、二を争う強者だ。

「今日はどれくらいで走るんですか、3:30ですか?」と聞かれた。
「・・・、いやぁ今日は体調良くなくて、4時間がやっとですよ」と見栄を張ってみた。

8時15分 スタートセレモニー開始
姿は見えないが、ゲストの皆さんの声が聞こえた。

有森裕子さん「初マラソンの皆さん、どんなタイムでも自己ベストです。頑張ってください。」

市川良子さん「今日は皆さんと苦しむのではなく、楽しみたいと思います。」

丸山和也さん「皆さん頑張りましょう!私を追い抜かしてください!」

宮本和智さん「巨人優勝ありがとうございます!」

昨年スタートのピストルを打った後に自分もスタートし完走した当時の江島市長は、今はもう下関市長ではない。
かなり寂しかった。今回はランナーとして走っていないのか?

そうだ!
フルの時いつもはするが、今回はしないという事が2つあった。

[1]ガーミン持たない
ガーミンを買ってレース本番で持たなかったのは初めてだ。
第1回大会の教訓を活かして普通のランウォッチにした。
このコースはトンネルが2つあり、折り返しで4回もガーミンの電波が入らないからだ。

[2]iPod持たない
音楽なしの42.195kmは初めて。
理由は応援の声をたくさん聞きたいからだ。

スタート直前、サングラスを取って頭にかけた。
コンタクトをしているので、乾燥防止の為基本的にはサングラスをかけているが、
応援の方々や風景をよく見たいのでしばらくかけないで走ってみる事にした。
さっきの岡山県の男性に「では、頑張りましょう」と締めの挨拶をした。
「お?サングラス取ったらかなり可愛い方じゃないですか。サングラスしない方がいいですよ。」
と言われ、機嫌が5%上昇した。

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2 コメント

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5% (sho-z)
2009-11-12 11:26:17
かわいいと言われても5%しか上昇しなかったんですか?(笑

ところでみほひこさんのブログで一番面白かった記事(面白いといっては失礼かも)が一番最初の海響マラソンの記事でした。
特に必死に表彰台に向かったところです。
すっげえ、と思って読み進んでいくとすごい落ちで面白いの通り越して、こっちまで脱力に襲われてしまうようでした。
早く続きが読みたいです!
sho-zさんへ (みほひこ)
2009-11-12 12:34:47
>5%しか上昇しなかったんですか?
や~ん恥ずかし~照れる~(笑)

その男性を抜いたとき10%くらい上昇しました
まぁ、その方はウルトラマラソン直後ですから。。

表彰台に向かうのウケましたか?
前の日記まで、ありがとうございます。

別のところに書いてあった完走日記ですが、
故郷のマラソン大会PRの為、引っ張って貼り付けておきました

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