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映画『ラ・ラ・ランド』

今日は先週見てきました、映画『ラ・ラ・ランド』の感想を♪♪

久しぶりの本格的ミュージカル映画!!
ミュージカル好きとしては、もう、とってもとっても楽しみにしていた作品です。
もう、最高に素敵でした(//▽//)


■映画『ラ・ラ・ランド』予告編



物語は・・・というと。

何度も何度もオーディションに落ち続け、自信喪失気味の女優志望のミアは、ある夜、ジャズバーで演奏するピアニスト、セバスチャンの演奏に心惹かれます。
「貴方の演奏、とても素敵だった・・・」
と感動の気持ちを伝えようとしたものの、バーでクリスマスソングを弾くことに嫌気がさしていたセバスチャンは、そんな彼女を思いっきり無視するのでした。
その後も、パーティ会場などで、何度も再会するミアとセバスチャンは、互いに惹かれ合うようになり、互いの夢を語り合います。
ミアは女優として成功を収めること。
セバスチャンは、自分のジャズバーを持ち、そこで、自分の好きな音楽だけを披露すること。
愛情を育みながら、自分の夢を叶えようとする2人でしたが、セバスチャンは、お金のために自分の好まない音楽のバンドに入り多忙を極め、そして、ミアは全てを賭けた一人芝居の舞台に失敗し、夢を諦めて田舎へ帰り。
積み重なるすれ違いに、互いの愛情すらも無くなっていくのでした。
そんなある時、ミアが居なくなった部屋に、ミア宛の電話がかかってきます。
大失敗だと思っていたミアの一人芝居を見たという映画関係者から、是非、オーディションを受けて欲しい・・・と。
吉報を告げるため、ミアの実家を訪ね、もうこれ以上失望したくないと夢をあきらめ気味のミアの背中を押すセバスチャン。
そして、ミアは、再び、オーディションを受け・・・。

というお話です。


本当に素敵なミュージカル映画でした。

映画なんだけど、まるで、ミュージカルの舞台を思わせるような演出の数々に、心躍りました。

特に冒頭の、ハイウェイで歌って踊るシーン!!
もう、あの冒頭から、グッと心を掴まれ、一瞬にて映画の夢のような世界に引き込まれました(*><*)
実に圧巻です。

また、傷心のミアが、セバスチャンのピアノに惹かれるシーンも・・・そのピアノの音色がとても綺麗で切なくて。
キュンとするシーンでした。

色々と最悪な出会いをしたミアとセバスチャンですが、「夢を追う者」としての共通点がある分、互いに理解し合い、そして、愛を深めていく~という展開も、ロマンチックで・・・。
ミアとセバスチャンが2人で歌い、踊るシーン、大好きです。

でも、そんな2人にとって、現実は厳しいのですよね。
ミアを愛するがために、早く、自分の夢・・・自分の店を持つことを実現させようと、お金のために、有名バンドのキーボードメンバーになるセバスチャン。
クラシカルなジャズ演奏を心から愛する彼にとって、その仕事は、自分の心を殺すことでもありました。
そして、多忙を極め、ミアとの時間すら持てなくなり、すれ違っていきます。
一方、ミアも、女優を志す者としての全てを賭けて挑んだ一人芝居の準備を孤独に進めていき、その本番、一番見て欲しかった愛するセバスチャンは、仕事で来てもくれなかった・・・。

切ないですね。

ミアがセバスチャンのバンドのライブに行き、彼が、自分の意に反するような演奏をしている姿を見るシーンも凄く切なかったですし。
そんなセバスチャンが多忙を極めるようになり、彼女との距離が開いていくのも切なかったですし。

何より、傍目から見る分には、セバスチャンは、しがない雇われピアニストの頃より成功し、リッチにもなっているだろうに、心は満たされず、愛情すらも失って行っている・・・というのが切なかったです。

これが、夢と現実のギャップ・・・なのでしょうかね?

夢を追っている時は、貧しくとも幸せで愛があるのかもしれない。
でも、現実の道を歩み始め、貧しくは無くなっても、心は死んでいるのかもしれない。愛も失うのかもしれない。

ストーリー展開としては、定番な気もしましたが、こういうミュージカルでの定番展開は美味しいと思うのです。

美しい音楽、ロマンチックなシーンに彩られ、移りゆく、夢を追う恋人同士の姿に、見ている側は、涙するのですよぉぉぉぉ(;_;)



という訳で。

以下、ネタバレ感想なので、未鑑賞の方は、ご注意ください!!



この作品、ラストをどう感じるかで、もしかしたら、好き嫌い、もしくは、ハッピーエンドかアンハッピーエンドかの感想が別れるのではないかなぁと思います。

私は・・・というと。
物凄~~~~く切ないラストでしたが、でも、これが綺麗なハッピーエンド、そして、夢を追う2人に相応しいエンディングだと思いました。

本当に、綺麗で、でも、切なくて、でも、ハッピーで。

このエンドで良かったのではないかなぁと。

物語後半で、一度は夢を諦めたミアの背中を押し、再び、夢の世界へと導いたセバスチャン。
そして、そんな彼の愛と励ましを胸に、再度、夢に挑んだミア。

そして。
それから数年後・・・。

ミアは女優として大成功を収め、一方、セバスチャンも自分の店を持ち、その店も大評判の様子で、夢を叶えていました。

けれども、2人は人生のパートナーとして共に歩んではいません。

ミアは女優として成功し、そして、セレブ男性と結婚、お城のような豪華な家に暮らし、子供にも恵まれて・・・ちょっと言葉は悪いですが、「勝ち組」人生を満喫している模様。

セバスチャンは、自分の店を成功させていますが、まだ独身・・・なのかな?

そんな、完全に違う道を歩んでいる2人ですが、ミアが、子供をベビーシッターに託し、セレブな夫との2人っきりのデートで、雰囲気の良さそうなバーにエスコートされると。
そのお店の名前は、かつて、自分が、「将来、セバスチャンが自分の店を持った時に、この名前にしたら良い」と考えてあげた店名で・・・。
そして、流れているのは、自分と彼の懐かしのナンバー。

そう。
かつての恋人、セバスチャンの店なのですよね。

そこで、セバスチャンの演奏に乗せて、場面はいきなり現実を離れ。

ミアとセバスチャンの愛の軌跡が走馬灯のように流れます。

それは、決して、現実に起こった事では無くて・・・。
ロマンチックな脚色が入ったり、はたまた、自分達に都合の良いような展開に変わって居たり。
そして、その2人の軌跡では、2人は常に共にあるのです。
女優として成功するミアの横には、ジャズピアニストとして成功するセバスチャンが。
セバスチャンが自分の店をオープンさせる横には女優のミアが。
2人は結婚し、子供に恵まれ、愛情あふれる生活を送り、そして、今、このバーでも2人は、演奏するピアニストと客・・・というステージを挟んだ関係ではなく、客席に隣同士に座っているのです。最高に仲が良く幸せな夫婦として。

でも。
それは、夢。

「もしかしたら、こうなっていたかもしれない」2人の夢であって、現実ではないのですよね。

その「もしも・・・」の世界が、とても綺麗で、切なくて。

もしかしたら、自分の夢を叶える為に背中を押してくれたセバスチャンのことを忘れ、自分が成功したら、さっさと他の男性と結婚しちゃったミアのことを「???」って感じる人もいるかも知れません。

正直、私も、出来れば、ミアとセバスチャンに結ばれて欲しかったです。
夢を叶える為に苦労をした2人だからこそ、人生においてもパートナーになって欲しかった。

でもでも、でもでも。
そうは思うのの、それは決して叶う事のないこと・・・だとも私は思うのです。

夢を追い、互いに苦労した2人だからこそ、一緒には居られないのではないかなぁと。

それが、夢と現実のギャップっていうか。
2人は「夢を追う」、そして、「夢を実現させた」という点においては、共通項があるのですが、そういう人間だからこそ、一緒に居ては上手くいかなかったような気もします。
やっぱり、自分の夢を追い、実現させていく過程で、大事になってくるのは「自分の世界」で。
似た者同士の2人では、その「自分の世界」が交わらないのではないかなぁと。
だからこそ、ミアは、「自分の世界」の中で上手くやっていけれ男性をパートナーに選び、幸せになった・・・。
これが現実なのだろうなぁと思いました。

ミアとセバスチャン。
2人は、人生のパートナーにはなれませんでしたが、でも、夢を追う者同士としての理解者だったり、ソウルメイトだったりするのではないかなぁ。
結婚とか恋愛とかとは、また、別の次元の愛情や絆、魂の結び付きを、ラストシーン、店を出ていくミアとセバスチャンが交わした微笑みの中に感じました。

なので、ちょっと切ないけど、ロマンチックなハッピーエンドだったのではないかなぁと思うのです。

本当に舞台を見ているかのような素敵な演出の数々で。
また、リピーターしたいなぁと思う作品でした。

っていうか、3DIMAXで見たら圧巻だろうなぁって。

また、見ようかなぁ。

とにかく、素敵なミュージカル作品でした(*^^*)
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コメント
 
 
 
感想(^ー^) (ハイジ)
2017-04-16 17:13:29
ハイ❗観て参りました👀
最後の結末(ToT)以外な終わり方で、エンドロール中は涙が止まらなかった・・・・・
冒頭からシーズンごとのストーリー、ダンスあり、素敵なファッションありと、肩の力を入れずに観ていましたが・・・・・
終わった後、劇場の明かりがついてもすぐ立てず(〃∇〃)
とにかく、切なかったですよね。

でも、セバスチャンとミアは最終的に結ばれなかったから、二人はそれぞれの夢を叶えたのかな、と感じました。
遠距離恋愛だって選択肢の中にはあったはず。
でも、二人は別々の道を選んだ・・・・・

終盤の所で回想➡妄想するシーンがありましたよね、二人の最初の出会いから🎹
二人が一緒になっていたら・・・・・となっていましたが、私は一緒になっても何処かで別れていたかも?と思ったりもしました。

基本、ハッピーエンドが好きな私ですが、悲恋なお話しほど、心に響く、いつまでも記憶に残るような気がしました。
ローマの休日もヘップバーンの魅力もさながらですが、やはりハッピーエンドでなかったのも良かったような?(。>д<)あくまでも私の考えですがね(^_^)
あと、ドラマで言えば東京ラブストーリーとか(///∇///)

なんだか映画から話が離れてしまい、スミマセン( ̄∇ ̄*)ゞ
ラ・ラ・ランド、久々に胸に響いた映画でした。
帰りにサントラ盤を買って帰ったくらいですから(≧∇≦)

そしてこの映画、ラストはシェルブールの雨傘を思い出しました(///∇///)

あ~ベルさんと映画でも語りたいですわ~(*^^*)
長々と感想を失礼しました(^o^)v
 
 
 
>ハイジさんへ (ベル)
2017-04-27 18:17:59
ハイジさん、こんにちは(*^^*)
お返事が大変遅くなり、失礼いたしました。

さてさて。
『ラ・ラ・ランド』、素敵なミュージカル作品でしたね。

冒頭のハイウェイのシーンから、一気に引き込まれ、そして、ラストシーンに涙し・・・本当に胸に響く映画だったと思います。

主人公の2人の俳優さんも、とても物語と合っていましたし、良かったです~。

物語の世界観が、スマホもある、まさに現代が舞台なのに、どことな~く、1960~70年くらいのレトロな空気を感じませんでしたか?
クラシックなジャズが流れてたからかな?
現代が舞台なのに、時々、ちょっと昔の時代のお話みたいって錯覚しちゃう場面も多々で。
そういうところも、ロマンチックで、私にとってはツボでした。

そしてそして、切ないラスト・・・。

私、前知識が全くなく見たので、ハッピーエンドだとばかり信じてたのですよ。
なので、ラストシーンまで、主人公2人は結ばれるものなんだ・・・って見てて。
なので、ミアが違う男性と結婚してて、子供までいる時には、かなりビックリしてしまいました。

このラストに対する賛否で、個々の、この作品に対する印象が変わって来るかも知れませんね。

私はもちろん、セバスチャンとミアには結ばれて欲しかったけど・・・でも、このラスト、切なくて悲しいけど、でも、ある意味ハッピーエンドだった気がします。

きっと、この2人は、ずっと夢を追い求め続ける人生を歩む人間なのです。
そして、そういうタイプの人間同士は、仮に付き合い続けていたとしても、きっと、上手くは行かなかった気がします。
ハイジさんの仰る通り、遠距離恋愛という選択肢を選んでも、結局、破局していたような。
というのも、夢を追い続ける人間は、きっと、恋愛よりも常に夢を優先してしまうから。そんな二人が付き合い続けたり、結婚生活を続けていく上には、必ず、どちらかが夢を諦め妥協して、相手に合わせてあげないといけないのですよね。
でも、夢追い人にとって、それは、永くは続かないことで。
現に、彼らは、一度それで破局しかけていましたものね。

なので、きっと、ミアが結婚した人は、ミアの夢を全面的に応援してあげられる、ミアの夢を優先してもかまわないというタイプの男性なのだと思います。

そして、ミアとセバスチャンは、人生のパートナーになれませんでしたが、「夢を追う人間同士」というソウルメイトのような絆で繋がっているのではないかなぁと。
もしかしたら、結婚という形よりも、ソウルメイトとして繋がっている方が、より絆が深いのでは?とも思えて。

なので、切ないけど、このエンドはこれで良かったのではないかなぁと思うのでした。

切ないですけどね(;_;)

なので、ラストの「もしも・・・」なシーンは、ズーンと胸に来ますよね(;_;)
でも、叶わないからこそ、「もしも・・・」のシーンはあんなにも美しく輝いているのかもしれませんね。
あの回想のように、互いが夢を叶えつつ、傍に居られたら、どれほど幸せだったかと思うのですが。
夢も、愛も。
神様は、そんな両方もは与えてくれないのですかね・・・。
うううう(;_;)
やっぱり、悲しい。。。

ラストが印象的だったので、いつまでもいつまでも心に残る作品になったと思います。
素晴らしい映画でした。

私もサントラ買おうかなぁ(*^^*)♪


そうそう。
話はちょっと逸れますが、悲恋と言えば。

私、子供の頃に初めて『風と共に去りぬ』の映画を見た時、バトラーがスカーレットの元を去っていくラストが悲しくて、納得いかなくて。
母に、
「なんで、バトラーはスカーレットを許してあげないの? なんで、2人がやり直して、めでたしめでたしで終わらないの? 私が作者だったら、二人を仲直りさせるラストにするのに~」
って言ったことがあるのですよね(笑)

そしたら、母が、
「これは、このラストだから良いのよ!」
って言って、更に、
「このラストを仲直りで終わらせたいなんて、ベルちゃんは、小説家の才能はないかも(^m^)笑」
って言ってましたwww

子供の頃は、よく分からなかったですが、確かに、今となっては、あのラストだから素晴らしいんだなぁと思います。

でも、やっぱり、私が作者だったら、2人に仲直りさせたい(爆)

ああ、だから、私には小説家の才能が無いのですね、分かります(^^;;←昔は、小説家を目指してて、新人賞とかに投稿してた人www
母の読みは正しかった(笑)



それでは、こちらこそ、お話脱線させてしまい、長々と失礼いたしました。

では、また、某所でも仲良くしてくださいね☆
 
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