おぉきに。

のほほんとノンキすぎる主婦の雑感と、ときどき読書感想文。そして、ねこ達。

『益川博士のつぶやきカフェ』

2012-02-05 12:49:29 | 本の話・読書感想
益川博士のつぶやきカフェ
益川 敏英
三省堂


『益川博士のつぶやきカフェ』 益川敏英 著 (三省堂)
 特に事前情報があったわけじゃなくて、ただ図書館でふらふら歩いてるときに目にとまって(この表紙イラストがねw)、分厚くないし(ていうか薄い)さらりと読めるかなー♪と借りた一冊。
 ええ本読んだわーわたしエライ!と自分で自分を褒めましたw
 ノーベル賞を受賞したときは日本中が大騒ぎしたけど、静かになった今だから読めたのかな。
 物理学とか関係なく人生の先輩として。


さっきも書いたけど本当にそんなにページ数のない本なので、あれこれ詳しく書くのも野暮。

なので2、3ご紹介。

「無からは何も生まれない」
…これは、別に理論家だけじゃなくクリエイティブなお仕事全般にも通じるなあ、と思いましたよ。ここでとっさに小説家の先生方が思い浮かぶのはもはやデフォ(笑)

「本を貪り読んでいるうちに、懸垂が30回できるようになってしまいました」
…タイトルだけではなんの繋がりだか意味不明なお話(笑)気になったかたは実際に読んでみてくださいwこういう展開はわりとミステリ的なものを感じるのですがわたしだけですかそうですか。

「「意地の読書」というスタイルもある」
…活字中毒者はもちろん、そこまではいかないけどとにかく乱読気味な人にはありがたいお言葉。そうかーいいのかー♪とうれしくなりましたw

あと、行きつけの喫茶店では、博士が座れば何も注文しなくてもすっとモカが運ばれてくる、でも話しかけてはこない、とか(ここで小路さんを連想したかたは、きっとお友達です!)、
大事なのは暗記じゃなくてストーリーを組み立てること、とか、(インテリ芸人になってる宇治原くんも似たようなこと言ってた。IQの高い人は勉強方法から違う…)
二十歳の学生が研究者として最もアクティブに活躍するのが三十五歳前後、とか(ここで永遠の三十四歳・火村准教授を思い出したかた、一生のお友達です!そうかー、三十四歳の名探偵って根拠あるんだ!←思い込みすぎ)

他にもいろいろ。
特に行き詰ったときには、そのままとことんまで考えてみなさい、とニコニコしながら見守られているような感じ。
考え続けることがお仕事、というのは、視野狭窄にならないように、心が自由で柔軟であるように、人一倍の努力を必要とするのかも、と。
そんなことを思った一冊でした。


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