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アラフは扇動者、教育を知らない

地獄について

2009-11-27 15:16:46 | Weblog
カネ次第
そういう人は
多いけど
カネがあっても
地獄は地獄

植物状態と誤診され二十年以上意識が有るまま放置されていた患者がいたとか。
ネットでは地獄だろうとの論だったが、意外と快適だったかもしれないとも思う。
最初の一週間くらいは大変だったかもしれないが要は慣れである。
なんせ動く必要、話す必要、そして食べる必要が無いのだ。
尻が痒くても掻けないという問題はあっただろうが。
逆に地獄だったとしよう。
だとするとそれは、死んでからも意識があると地獄だということになる。
現代人の一般的な考え方だと意識は無く消滅するということだが、
私を含むおそらく全ての人にとって、実際にどうかは死んでみてのお楽しみと。

ある所に親子が居て、プールに行ったとする。
まあ水があって泳げるところなら海でも川でもいいのだがとりあえずプールとする。
端から見るとこれは微笑ましい光景だ。 天国と映る人も多いと思う。
ではその子供の視点だとどうか。
水が苦手ならば、泳げなければ地獄である。
すぐ後に親が付いていること、見守られていることを知る周囲の人間にとってそれは天国。
目の前の水に冷たさと理不尽さに包まれ沈んでいく己の未来を感じ取る当事者にとって
それは地獄のまっただ中だろう。
では当事者が仮に溺れたとしても助けられ引き上げられることを意識した場合はどうか。
それは試練かもしれないが地獄ではない。
それでもまあ、鼻から水を飲みたい人は少数派なのだろうが。

気付けば地獄は地獄では無くなる。
では天国とはどこか。
困難から引き上げられた所、ということになるのだろうか。
あるいは引き上げるものがすぐ後に付いている常態か。
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