狸喰うモノ牛愛でるモノ

あー。 なんでこんな偉そうな事書いてるんだろうなー。

団塊世代に見る集団内部常識とレトリック

2017-09-01 19:02:42 | Weblog
私はアイゼンハワー大統領を高く評価している、いや、アメリカ大統領の中で、の話だが。 アメリカ国内外、特に内、が難しい時期にあって、まともな判断を繰り返していた。 彼は常識人だったのだと。 彼の評価の逆となるのがケネディ大統領。 行き当たりばったりで問題を再生産する人だったが、宣伝が上手かった。 彼は粉飾人だったのだと。
常識と宣伝性。 両方兼ねそろえた人ってどんなだろうなと考えてみた。 そんな人、居るのだろうかと。 居た。 インドの性事家、マハトマ・ガンジー。

堺屋太一氏の「団塊の世代」冒頭に、変な文章がある。 当時厚生省官僚だった、吉田寿三郎なる人物の発言で、「やがてこの世代(団塊世代)が可年化すれば、医療費や年金負担が大変になる」「そのことを警告する展示を万国博覧会日本政府館にすべきだ」と。 彼に従わなかった自民党の政治家たちは間違っている、というのがどうやら堺屋氏の主張らしい。 だがだ。 団塊世代、ベビーブームの人口増加分は前後と比較して1年あたり70万人かそこらが3年分、少なめに数えて200万人、多めに見積もっても300万人だ。 日本の人口を1億人としたならば2~3%。 これは「夏休みに出費が増える」程度の意味しかなく、それ単体で見るならばその時が来たら前後から寄せれば間に合う問題だ。 つまり厚生省官僚の発言前半部分は、厚生省の外部の人間にとっては「その時の担当者が苦労するだろう」くらいの意味しかなくそれが常識的な判断で、後半は組織官僚にありがちな我田引水、利権獲得行動にしかなっていない。 というのも、人口増加というのは政治の世界では古典的問題なわけで、当時ならエチオピアやバングラデシュが国際問題として扱われていたはず。 いや未だだったのか? どうせ似たような問題がどっかにあっただろうつまり戦争や数百万人の飢饉が展示されている横に「将来老人が遊ぶ金が少なくなる」事を展示しようという主張にしかなっていないのだ。
はっきり書こうか。 こいつは馬鹿なのだ、と。
昔馬鹿な主張をした官僚が居た。 何時の時代にも居るのだろう。 その官僚の発言を「慧眼だ」と発信した馬鹿が居た。 いつの時代にも居るだろう。 これだけならありふれた馬鹿が二匹居た、というだけの事。 問題はこれがそのまま団塊世代の教義と化した点にある。

ここで同じ側に居る団塊世代と財務官僚なわけだが、彼らは病状、病因が違う。 団塊世代のそれは結局のところ、「自分で考えない」という点にあり、一方の財務官僚のそれは「他人の考えを無視する」点にある。 現状、安倍政権と団塊世代の世論をバックに持つ財務省官僚団とは対立下にあると言われており、私の目に安倍氏がまともである一方財務官僚団は「問題の再生産にいそしんでいる」に過ぎないと映る。 こうである以上私としては後者、財務官僚団とその支持者ら、を、排除対象として扱うより他ない。
結局のところ、彼らは学ばなかったのだ。
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