労働基準法と就業規則☀

Q:就業規則では、連続勤務は６日までと書かれていますが、３６協定を結んでいるからとそれ以上の連続勤務もあります。どちらが優先なのでしょうか？☀
A:労働時間の原則はあくまでも１日８時間、１週４０時間です。労働条件基準法では、労働時間の原則が書かれてありそれを超える労働はさせることは原則出来ません。これから述べる36協定を結んでいなければ、原則1分でも残業させると違法です。しかしながら、時によっては残業することもありあらかじめどれぐらいの残業、休日労働があるかを労働者の過半数代表者と会社が協定し届出することでその範囲であれば違法でないと免罰されるわけです。３６協定を締結しているとのことなので、その範囲であれば直ちに違法ではありませんが、就業規則に書かれてあるのならば守られるべきですし、就業規則が実態とあってないのであれば、実態にあったものに変更し早急に届け出すべきでしょう。また、優先順位としては、労働基準法、労働協約、就業規則、労働契約となります。☀
参考
労働基準法は最低基準を定めたものです。それを上回る労働条件を定めている場合は問題ありませんが、下回る場合は、労働基準法の内容となります。☀
皆さんが労働条件の守られた会社で生き生き働かれていますように☀❇

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