最近読んだ本から引用します。
★☆以下引用★☆
二人の少年がいました。一人はすべてについて明るい見方をするオプティミスト(楽観主義者)、もう一人は反対に何事についても暗い見方をするペシミスト(悲観主義者)でした。
二人はそれぞれ部屋を持っていました。ペシミストの少年の部屋にはおもちゃがたくさん置いてありました。クリスマスがくるごとに、誕生日がめぐってくるたびに、彼は両親や親類、両親の友人たちから、さまざまなおもちゃをもらいました。けれども彼がほしかったのは太鼓でした。その太鼓を彼はクリスマスにも、誕生日にも、もらえなかったのです。彼はがっかりして、ほかのおもちゃは散らかしっぱなしでした。かたづける気もしなかったのでしょう。
オプティミストの少年のほうはペシミストほど、幸運ではありませんでした。彼の部屋には農業用の肥料が一山と農業用のフォークが置いてあるだけでした。
ある日のこと、少年たちの両親が二人の少年の部屋の前を通って、何気なく中をのぞきました。ペシミストはまわりのおもちゃの山の中に太鼓がないと言って、いつものようにワアワア泣いていました。
一方、オプティミストは肥料の山をフォークで突っついていました。その目は興奮に輝き、少年は楽しげに歌をうたっていました。「これだけ馬糞があるんだもの」と彼はうれしそうにつぶやきました。「どこかにポニーがいるにちがいないよね。」
★☆引用終わり★☆
M.シルフ 編
中村妙子 訳
[世界中から集めた深い知恵の話100] より
反省しました。
悔い改めます。
たなか
★☆以下引用★☆
二人の少年がいました。一人はすべてについて明るい見方をするオプティミスト(楽観主義者)、もう一人は反対に何事についても暗い見方をするペシミスト(悲観主義者)でした。
二人はそれぞれ部屋を持っていました。ペシミストの少年の部屋にはおもちゃがたくさん置いてありました。クリスマスがくるごとに、誕生日がめぐってくるたびに、彼は両親や親類、両親の友人たちから、さまざまなおもちゃをもらいました。けれども彼がほしかったのは太鼓でした。その太鼓を彼はクリスマスにも、誕生日にも、もらえなかったのです。彼はがっかりして、ほかのおもちゃは散らかしっぱなしでした。かたづける気もしなかったのでしょう。
オプティミストの少年のほうはペシミストほど、幸運ではありませんでした。彼の部屋には農業用の肥料が一山と農業用のフォークが置いてあるだけでした。
ある日のこと、少年たちの両親が二人の少年の部屋の前を通って、何気なく中をのぞきました。ペシミストはまわりのおもちゃの山の中に太鼓がないと言って、いつものようにワアワア泣いていました。
一方、オプティミストは肥料の山をフォークで突っついていました。その目は興奮に輝き、少年は楽しげに歌をうたっていました。「これだけ馬糞があるんだもの」と彼はうれしそうにつぶやきました。「どこかにポニーがいるにちがいないよね。」
★☆引用終わり★☆
M.シルフ 編
中村妙子 訳
[世界中から集めた深い知恵の話100] より
反省しました。
悔い改めます。
たなか