この瞬間（とき）、きっと夢じゃない

もう、夏合宿も終わっちゃったんですね。
毎年、夏合宿では”栄光の架け橋”を歌うらしいですが、
今年も、歌ったのでしょうか。

昨年、この栄光の架け橋は、アテネオリンピックの時の歌でしたよね。
アスリートを応援する歌は、
どうして、こうも受験生の心に寄り添うんでしょうね。
最後の出陣式では、この歌に、私までも泣かされてしまいました。

４年に一度のオリンピック。

そして、今年受験を向かえることもたちのほとんどは、
アテネオリンピックの直後から、
オリンピックの選手と同じように、
中学受験に向かって、勉強してきたんですよね。

ふっと、そんなことを思ったら、
オリンピックが違う目で見えてきました。
４年間、練習を重ねて、ただ、この日のためだけに、
この日をめざしてがんばってくる。

一言でいってしまえば簡単だけど、
４年、長いですね。

マラソンを見ながら、出場を辞退した野口選手、
途中で棄権した土佐選手に身をつまされる思いでした。
選手自信はもちろん、一緒にがんばっていたスタッフたちは、
どんな思いでいるんでしょう。

ヒフミが、オリンピックの応援歌を聴きながら、
これ、受験のときに聞いたら泣いてしまったかもって言い出しました。
この瞬間（とき）、きっと夢じゃない
苦しみ続けてた　何度も諦めようとした
それでも歩いてきたこの道は　たった一つの僕の夢さ
・・・
・・・
僕らは　いつだって　１人じゃないんだよ


そう、受験生って、ほんとうに長い時間準備して、
何度となくつらくて泣いてるんですよね。

でも、１人じゃない！
塾の先生も、親も、友達も、一緒にがんばってるんだから。

PS．そろそろ、受験生の応援歌もかわるのかしら・・。