みどりの野原

野原の便り

1月2日 ウォーキング 大和高田市・天満神社 橿原市・河俣神社 

2017年01月03日 | Weblog
恒例になっている子供たちとのお正月ウォーキング。

今年は例年よりは長距離歩きとなった。
できるだけマイナーな道を選んで歩く隙間道歩き。

10時30分 家を出発 寄り道もしながら大和高田市の天満神社を目指す。
ころちゃん(娘夫婦の愛犬)は大丈夫か?それより日ごろ歩かない娘たちはついてこられるかな?

 
曽我の本村を抜け、JR金橋駅 アルルが出来て乗降客が増加。到着した列車からは続々と人が降りてくる。確か無人駅だったと思うが、今もそうなのか?
                        右)長いホームの下のガードをくぐる。

 
桜並木の続く川沿いに南へ歩く。「住吉川」の表示があった。葛城川の支流らしい。
    川の護岸のブロックに生えているのはメキシコマンネングサか?

 
新堂町の春日神社 小さいお社  村の鎮守らしい。本殿と絵馬・狛犬が見えた。


植木畑のソテツ 去年の「実」のようだが、こんなにたくさんの種子が出来ているのは見たことがない。 

途中は土地の高低や川の蛇行跡・暗渠になっているところなども気にしながらの歩き。
言われないと気がつかないけど、地形や川や道路など変遷の歴史があることがわかる。

途中で弁当を買いにスーパーへ寄り道。近くの公園ベンチで食べる。
暖かくて外でも全く寒さは感じない。


近くに「延命地蔵」があるというので寄り道。無理な延命はごめんだが、もう少しは元気でいたい。
昔の人もそんな思いは同じだっただろう。

ここからほどなく大和高田市に入る。

天満神社に到着。
主祭神は菅原道真公 創祀は諸説あるらしいが、古社には間違いない。

 
         天満神社  
       右)境内の古木の中でも最古木?ムクロジ 透明の実が青空に透けていた。
            
 
      天満神社 拝殿          横からのぞくと立派な本殿が見えた。

天満神社の隣に「安楽寺跡」と説明板のあるところがあった。

 
菅原道真の荘園ゆかりの地として安楽寺は鎌倉時代に建立された。
天満神社の神宮寺だったが今は廃寺になり、11面観世音菩薩(右写真)を安置する小さいお堂が残るのみ。

天満神社が今日の目的地だったので、ここから帰路につく。

橿原市運動公園
昨日も通ったが、夕刻で薄暗かった。今日はまだ15時で明るい。


ソテツの雄株があった。枯れた去年の雄花序 倒れているものもあった。

昨日も見たヤシの仲間 カナリーヤシなのか?

スッキリとした姿 
 
木の下に行くと、大きい枯葉と枯れた花序がいくつか落ちていた。
ほうきのような花序 これは雄花序なのか?雌花序なのか? 雌雄異株
                    右)葉は羽状複葉で、基部の小葉は鋭い棘状 

 
花序の「ほうき」にまたがってみた。 すると、あらら・・不思議・・ふわっと空へ浮かんだ。

空を飛んで?一気に「河俣神社へ」
(河俣神社についてはh21.03.28 h26.01.01 h27.01.02 家族とも何度も行き、ブログも書いている)

 
ここはちょっと思い入れがあり、何度もブログに登場している河俣神社(橿原市雲梯(うなて)町)曽我川のそばにある。    
 右)拝殿の壁や天井には古いものから新しいものまでたくさんの絵馬が奉納されていた。

『皇室を守護する神として事代主命を「宇奈提」の神奈備に祀り・・延喜式神明帳に記載されている「大和国 高市郡 高市御坐鴨事代主神社」に比定される・・他・・』
歴史にも疎いし、由来もよくわからないが・・
畝火山山頂で行われるという「埴とり神事」に関係することを知ったのがきっかけで関心を持つようになった。

大阪の住吉大社で行われる、祈年祭・新嘗祭に使用(供え物を入れる)する土器は昔から「畝火山の埴土」で作られるという。

祈年祭・新嘗祭に先立って住吉大社から「埴使」(神職)が派遣され、畝火山に向かうのだが、その途中、この河俣神社に立ち寄り、曽我川で精進潔斎し、装束を改めてから畝火山に向かい、畝火山口神社で祭礼を行い山に登り、山頂の秘地(玉垣を巡らした中の樫の木の根元と書いてあるものも)で埴土を採る。ということが今も行われているとか。

埴土採りは以前は香久山で行っていたものが、いつのころからか(江戸時代には)畝傍山に変わったらし。(何らかの力関係が変わったのか?)
また、埴土というのは、粒粒らしく、虫(何だったか?)の糞らしいと聞いたこともあるが。毎年採るほどあるとも思われず・・
埴土を採取する時、口に榊の葉を含んで埴土を「3握り半」採って、埴筥に納めて持ち帰ると書いてあるものもある。

以上の記事はネットや他で調べたことや人に聞いたことなので、正確性は保証できないが、「埴とり神事」見れるものなら、一度見てみたいものだ。

 
       奥に本殿               お神酒は「一生 住吉 辛口+5」
住吉大社に因むお酒だと思っていたが、山形にある「樽平酒造」の銘柄らしい。
おいしいお酒で、ついお代わりを・・。

家に到着したのは16時30分ごろ。

ころちゃんは文句も言わずよく歩いた。娘たちはちょっとお疲れ気味。
でも食べてばかりだからいい運動になったでしょ。
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