みどりの野原

野原の便り

10月09日 南紀白浜から潮岬③-1 散歩 ジオサイト・三草崎 地層  

2017年10月09日 | Weblog
最終日。今日もいい天気。3日間お天気に恵まれた。
朝食前の散歩は右手の方に行ってみる。

ハスノハカズラ(多い・イヌビワ(多い)・ホウロクイチゴ(多い)・ヒメユズリハ(多い)・カンコノキ・ナルトサワギク・ナンバンギセルもあった。

 
宿舎の窓についていた2種の写真が撮れた。 左)ツヤアオカメムシ 右)チャバネアオカメムシ

「今日は一日地質や岩を見ます」とのこと。

見草崎

ジオパークとは「地球を学び楽しむためにジオサイトを指定し、保護しているところ」らしい。
ユネスコ世界ジオパークには山陰海岸が指定を受けている。
見草崎は日本ジオパーク(43地域)の南紀熊野ジオパークに含まれる白浜町の中のジオサイトの1つ。


 
      テトラポットや大岩を乗り越え海岸へ。これは大変。


やっと平らな海岸に出た。

すごい眺め。

ここで見られるのは、田辺層群の内、白浜累層と言われるの浅い海(水深10m~100m)の中の盆地状のくぼ地にたまった地層。約1800万年~1500万年前にたまった地層とのこと。 (正確ではないかも)

 
 
 
       崖や海岸に見られる地層 でき方によってさまざまな模様
白っぽく出っ張っているのは砂岩 黒っぽくへこんで見えるのは泥岩 これが重なっている。


一通り説明を聞いた後、健脚組の若手は岩を渡ってもっと向こうへ。 (↓のあたり)
「さっきよりもっときついので自信のない人はやめてください」と言われ残念ながらあきらめた。(さっきでぎりぎり)

 
海岸は穴ぼこだらけ。後で聞くと、岩のちょっとした割れ目などに石や貝が入り水流によって削られたポットホールとのこと。  右)海水のかからない岩の穴にイボタマキビやアラレタマキビがたくさんくっ付いていた。

 
釣りをする人が向こうの方にいて見に行った。 ちょうど何か釣れたよう。「グレ。木っ端グレ」とのこと。

グレって名は聞いたことはあるが、どんな魚かな?
帰って調べてみると、一般名はメジナ 
地方名がい~っぱいある。グレは三重県津市や和歌山県みなべでの呼び方らしい。
体長40~60㎝とのことなので、さっき釣れたのは小ものだったのだろう。

こうして遊んでいるうちに健脚組が帰ってきて、上に上がる。ふう・・
 
                ③-2へ続く。
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