Happaの食育日記

食育を目的とした子ども料理教室「クッキングルームはっぱ」の教室風景や食を通して日々思うことなどまったりと。

「食事を作るということ、食べるということ」・・・せつない卒業シーズンにしみる言葉

2016-02-20 00:26:59 | 食育への思い

クッキングルームはっぱの講師、みどりです。



「食べるということは、その食事を作った人の「愛」を食べるということ。
 作る人は食べる人の笑顔を想像しながら作ります」」
私の尊敬しているステキな先生の言葉です。


そして、今日ランチしに行ったお店の料理長さんがおっしゃった言葉
「料理はその人そのものを食べてもらうこと。だから作る人が
「味のある人間」にならないとおいしい味の料理はできない。」

いい言葉。


私は料理を子どもたちに教えているけれど、
料理の「作り方」や「技術」を学んでほしいわけでなく、料理を作ることで、
この先輩がたのおっしゃっているようなことを感じてくれたらいいなと思う。
人が喜ぶことをうれしいと感じてほしいと思う。




昨年4月から食育の授業をさせていただいている通信制の高校の高校生たちと
最後に作った料理。




みんなで春に仕込んだ味噌を使って豚味噌を作っておにぎりに。

枕崎の本枯れ節を鰹削り器で削ってお出汁をとって作った「筑前煮」


4月はポッケに手をつっこんでヤル気ゼロだった子たちが、1年経った今では、
みんな寄って来て話し合って料理をつくりはじめます。

料理って不思議な力がある。

作っているうちに
「なんか楽しくなってきた」と言いだす男子。

ホーラね!


そして最後に

「料理が好きになって楽しみな時間になってました。
 ありがとうございました。」

と言ってくれました。

いつのまにか、毎回作ったものを、自分たちで職員室へ運んで
先生にたべてもらって嬉しそうにしていたな。


少しは伝わっただろうか。

「誰かのために作る」「喜んでくれたらうれしい」「喜ばせたい」

そんな気持ちに気付いてくれたらうれしいな。

最近は
「ママが作った料理しか食べれない。人が作ったのなんてムリ~」

と言っている人も多い。

わからないでもないけれど、誰かを思って作ったものは
「愛情」がはいっているからおいしいんだよね~


そんな見えないものの存在に感謝できる大人に育ってほしい。

毎年だけど、ちょっと寂しい卒業シーズン


みんな
ありがとう。








若い男子にはさまれてゴキゲン♪


さーつぎは九大生と「みそまる」つくるぞ~










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厨房男子

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