Happaの食育日記

食育を目的とした子ども料理教室「クッキングルームはっぱ」の教室風景や食を通して日々思うことなどまったりと。

「面倒臭いこと」は「人が喜ぶこと」なのよ

2015-10-11 17:10:21 | 食育への思い

クッキングルームHappaの北川みどりです。

子どもの料理教室をやって10年になります。





この10年間、


毎回、オリジナルのレシピをイラストを書いて作り、

説明もつけて

アフターフォローとして、

写真付きの評価表を保護者にわたす・・・



という一連の授業を繰り返してきました。



ある小学生の男子生徒がレシピを見て、


「コレ、先生が毎回、かきよると?」

と聞いてきたので、

「そうよ~帰ってからもみんなが見て作れるようにね」

と言うと、

「うわ~めんどくさっ!」

と言われました・・・
チーン 

 



そうね。



たしかに




面倒臭いっちゃ~面倒臭いわね・・・

早朝から深夜までパソコンとキッチンの往復と仕入れ・・・


でもね。

仕事って面倒臭いことのほうが多いのよ。

自分が面倒だな~っておもうことを誰かやってくれたら嬉しいでしょ。


だんぜん
そのほうが喜ばれるっちゃん。


感謝されるし、

喜ばれるし、

人が幸せになる。

それをみたら、自分も幸せになる。


そして

それはとても素敵な仕事になる。




そもそも

面倒臭いっていってたら、

なんでも面倒くさくならない?

それこそ

料理作るの面倒臭い

仕事するの面倒臭い




実際、

レシピを面倒くさ~っと言った子は


「あ~なんか楽して儲ける仕事ないかな~

オレはそんな仕事がしたいな~」

と言う。




そんな都合のいい仕事あるか!!

あってもそれは怪しいシゴトよ!



そして

だいたいその親も同じ。

「ごはん作るの面倒~。○○の素と○○DOを使いまくり~」

ポテトチップスをおかずにごはんを食べていても何とも思わない。


それぞれの家庭の考えがあるから
いいとか悪いとかいうつもりはない。

ただ

やっぱり親子やな~

と思ってしまう。





子どもは親のことをよく見ています。

親のするとおり、
親が言うとおり
与えられた環境でしか育ちません。



子どもたちの言動、すべて家庭の縮図・・・

怖いくらいに・・・
ずっとそれを見てきました。




子育てに正解なんてないけれど。

でも、

私は

「人が喜んでくれて嬉しい」

「ありがとうって言ってもらってうれしい」

自分もありがとうって言える。

「人の役に立ちたい」



そんな心をもった子どもたちが増えてほしいな。

そう思って料理を教えています。
そのほうが、素敵な人生を送れる。

そんな人生の先輩をたくさん私は知っています。
そしてその先輩たちはとっても幸せそう。




料理もね、
技術よりもそっちが大事。

技術は練習次第で上達しますから。




料理はね

そういう感覚を育てるのにとてもいい。

誰かに作って食べてもらう喜び。

それがストレートに帰ってくる。


もっと喜ばせたいって思う。


そういうもんなのです。





誰だって楽したい気持ちはある。

でも、

自分が楽することばかり考えてたら、

ろくな人間にならない。

だってそれは自分のことしか考えてないから。



自分が幸せになりたかったら、
人の幸せを考えてみよう。











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