みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

稲田防衛相と陸自日報問題 関与の有無を明確にせよ/首相はまだかばうのか/白から黄へ。八重黄花クチナシ/

2017-07-20 21:45:53 | ほん/新聞/ニュース
夕方から前庭の草刈りをしようと、かき分けて入っていくと、
八重の黄花クチナシが咲いていました。

外に出るとよい匂いがするので、カサブランカの香りだと思っていたのですが、
クチナシの香りもまじっていたのですね。

花は5輪くらい咲いているのですが、
背が2メートルくらいに高くなり、下からは見えにくいのです。
花はボリュームがあって、開くと手の平くらいになります。

最初はまっ白で、日がたちにつれて徐々に黄色くなり、

最後は濃い黄色になります。


一足先に咲いていた普通サイズの八重くちなし。

紫陽花の陰に隠れて見えないところに咲いていました。

暗くなるまで水やりをして、
急いで豚ヒレ肉を焼いて、鶏ムネ肉で棒棒鶏もつくりました。
  

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ところで、
稲田朋美防衛相に日報隠ぺい疑惑問題でうそをついていたという、
新たな疑惑が出てきた。
政権も末期の様相というのに、安倍はまた稲田を守ろうとするだろうか。

罷免するか、みずから辞職すればよいのに、
権力にしがみついてる醜悪さをまたさらすだけなのに。

まさに「はだかの王様」。

  社説:稲田防衛相 首相はまだかばうのか
2017年7月20日 朝日新聞

防衛省・自衛隊のみならず、安倍政権全体の信頼性が問われる事態である。

 南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊部隊の日報が、「廃棄した」とされた後も陸自内で保管されていた問題で、対応を協議した2月の幹部会議に稲田防衛相が出席していたことがわかった。

 稲田氏は「隠蔽(いんぺい)を了承したとか、非公表を了承したとかいう事実は全くありません」と述べたが、複数の政府関係者が稲田氏の出席を認めている。

 この問題で組織的な隠蔽があった疑いはかねて指摘されてきた。稲田氏は3月、報道で陸自に日報が保管されていた事実が判明した後に、報告を受けていたかどうかを国会で民進党議員に問われ、「報告はされなかった」と答弁している。

 その稲田氏が幹部会議に出席し、報告を受けていたとすれば、防衛省トップとして公表を指示せず、さらには国会で虚偽答弁をしていた疑いが極めて濃くなる。

 稲田氏は、直轄の防衛監察本部に特別防衛監察の実施を指示したとして、国会での野党の質問に対して具体的な説明を拒んできた。だが監察結果は今なお公表されていない。

 そもそも特別防衛監察の対象に防衛相ら政務三役は含まれていない。そこに稲田氏自身の関与が疑われる事態となれば、もはや防衛省内での解明には限界があると言わざるをえない。

 やはり国会での真相究明が不可欠である。

 来週、衆参の予算委員会の閉会中審査が予定されているが、加計学園や森友学園の問題など論点は山積みである。野党が憲法53条に基づき要求している臨時国会をすみやかに召集するよう、安倍内閣に強く求める。

 稲田氏はこれまでも東京都議選の応援演説で「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」と呼びかけるなど、防衛相として不適格な言動を重ねてきた。なのに今も防衛相を続けているのは、任命権者の安倍首相が政治的主張の近い稲田氏をかばってきたからだ。

 今回の事態を受けても、菅官房長官は「今後とも誠実に職務にあたっていただきたい」と稲田氏を続投させる意向だ。

 だが現状をみれば、実力組織である自衛隊への文民統制が機能しているとは到底言えない。この異常事態はただちに収拾する必要がある。

 来月の内閣改造で稲田氏を交代させればいい。首相がもしそう考えているなら、甘すぎる。 


 社説:稲田防衛相と陸自日報問題 関与の有無を明確にせよ
2017年7月20日 毎日新聞  

 稲田朋美防衛相をめぐって、また新たな疑惑が浮上した。

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)で陸上自衛隊の部隊が作成した日報を「廃棄した」としながら陸自内に保管されていた問題である。

 稲田氏が防衛省・自衛隊幹部と協議し、保管の事実を非公表とする幹部の方針を了承していたという。

 稲田氏は否定しているが重大な問題だ。防衛省が近く公表する特別防衛監察の報告で全容を解明し、稲田氏の関与の有無を明確にすべきだ。

 防衛省は昨年12月、日報の情報公開請求に対し「陸自は廃棄済み」と不開示を決めた。その後、PKOを統括する統合幕僚監部から電子データが見つかり今年2月に公開したが、3月に陸自での隠蔽(いんぺい)が報道され監察が始まった、というのが経緯だ。

 日報には、首都ジュバで昨年7月に起きた大規模戦闘の状況が「戦闘」の表現を使って記されている。

 もともと陸自のデータは今年1月に保管が確認されたが、その事実は隠され、データは消去された。

 公表すべき情報を統幕の防衛官僚が「今更あったとは言えない」と述べたという。都合の悪いことは隠蔽し証拠を消す。情報公開の精神をないがしろにした対応だ。

 問題は、一連の対応に稲田氏がどこまで関わっていたかだろう。

 本来なら政治的な指導力で明らかにすべきだったが、もし非公開を黙認したり、了承したりしていたなら、肝心なところで指導力を示せなかっただけにとどまらない。

 発覚後の国会答弁で稲田氏は「報告はされなかった」と述べた。この答弁が虚偽だった疑いも出てくる。

 稲田氏は森友学園との関わりを否定した「虚偽答弁」で信頼性を低下させた。不信感は増幅しよう。

 今回の疑惑を否定するのであれば稲田氏はいつ、どうやって知り、どう対応したかを明らかにし、自身の責任をはっきりさせる必要がある。

 幹部たちは「記憶にない」と事実関係を否定するが、当時は日報問題で連日打ち合わせしていたという。

 非公表としたのは隊員個人の収集資料で公文書ではないと判断したためというが、線引きは恣意(しい)的だ。

 むしろなぜ防衛省・自衛隊は積極的に公表しようとしなかったか。その理由を聞きたい。


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