みどりの一期一会

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<イクメンブルー>(上)妻の期待が重いんです(下)悩みを抱え込まないで/ニシキギの新緑と黄緑の花。

2017-05-05 21:27:07 | ほん/新聞/ニュース
秋の紅葉がきれいなニシキギ(錦木)は、
春の新緑もひときわきれいです。

3月にはまだ翼のついた枝ばかり、4月には新芽が出はじめ、
  
5月の新緑の時期には、小さな黄緑色の花を咲かせます。



この花は、秋には赤い実になります。
  
古い枝は、カミソリのような翼ができるため「カミソリの木」とも呼ばれます。


きょうは朝から探索蜂が来ていたので、
日本みつばちの分蜂群を待っていました。

夕方までにこなかったので、明日以降に期待しましょう。


裏山の木々にも、黄緑の花が咲いて、新緑もきれいです。


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ところで、今日は「こどもの日」。
中日新聞の<イクメンブルー>の記事を紹介します。

   <イクメンブルー>(上) 妻の期待が重いんです
2017年4月28日 中日新聞

 「イクメン」と呼ばれる育児や家事に積極的なパパたち。その言葉が社会に定着するにつれ、「もっとできるはず」と妻からの期待値が上昇したという家庭も。夫もそれに応えようとするが、理想と現実の違いに悩み、ストレスをためてしまう人も出てきた。「イクメンブルー」という言葉も聞かれるようになってきた昨今、そんなパパたちの思いを聞いた。

 東京都の多摩地域に住む会社員男性(39)は「娘の笑顔に癒やされる。育児は楽しい」と話すイクメン。しかし最近、契約社員の妻から求められる家事と育児の分担の割合が「極限にきている」と感じている。

 男性は妻より通勤時間が短いこともあり、毎朝五時半に起きて朝食を作り、七時に一人娘(5つ)を連れて家を出る。保育園に預けた後、一時間ほどかけて出勤。勤務後も週二回は娘を迎えにいき、晩ご飯を作り、風呂に入れて寝かしつける。娘が急に熱を出したり、妻と娘が同時に寝込んだりした時なども、会社を休んだり早退したりした。

 男性は平等に負担しているつもりだが、妻からは今以上の分担を求められる。男性は土日出勤や、泊まり出張などで家を空けることもあり、その間、妻に任せているからだ。

 分担の話し合いをすると妻と衝突しがち。妻は「あなたは『できない』で終わりでしょ。私だって大事な仕事があるのに」と話す。男性は「充てられる時間はすべて充てている。これ以上は無理」と感じている。

 夫婦共働きの世帯が増え、イクメンはそれほど珍しくなくなった。社会で女性の役割が増す中、家事を妻と公平に分担するという夫も増えた。そうした変化に伴って、夫が周囲から求められるハードルが上がり、生まれたのがイクメンブルーという言葉だ。ただ、夫の分担を増やすよう求められる一方で、長時間労働はなかなか解消されないなど、夫がより積極的に子育てに参加するための環境改善は必ずしも進んでいない。そこで、家と職場との板挟みで悩む人もいる。

 都内の金融機関の総合職の男性(33)は、別の金融機関で総合職として働く妻との間に二人の娘がいる。

 長女が生まれたのは六年前。妻は出産後三カ月で職場復帰した。業務内容が同じこともあり、妻と家事育児を平等に分担してきた。男性は「当然のこと」と苦にしなかった。

 ただ、男性の職場は残業が当たり前という雰囲気。同僚は定時を過ぎても黙々と作業し、午後九時、十時からの会議も珍しくない。とても上司に「定時に帰らせてほしい」とは言い出せない。男性は「ちょっと抜けます」と伝え、娘を保育園に迎えにいき、ご飯と風呂を共にし、帰宅した妻に娘を託し、会社に戻ったこともあった。

 男性がつらかったのは、職場に相談相手がいないこと。両立の悩みを一人で抱え込み、「メンタルが悪くなる」と悩んだ。相談した妻は「私はできるのに。あなたはなぜ」。男性はつい反論してしまった。「職場での見られ方が男と女では違う」

 男性が抱えがちな悩みや葛藤を「男性学」として研究する大正大の田中俊之准教授(社会学)は「家事育児を進んでするようになった男性は、仕事との両立の大変さを実感するようになった。『男性は仕事が第一』という価値観はまだ根強く、家事育児にまじめな人ほど悩みがちになっている」と話す。

 五月五日付の(下)では、そんなパパたちはどうしたらよいか考える。(寺本康弘)


<イクメンブルー>(下) 悩みを抱え込まないで
2017年5月5日 中日新聞

 理想のパパを目指して努力しているのに、妻の期待や職場との関係など現実とのギャップにストレスを感じる「イクメンブルー」。四月二十八日に掲載した(上)では、悩みを抱える夫の声を聞いたが、そんなパパたちはどうしたらよいだろうか。育児をする父親を支援するNPO法人ファザーリング・ジャパン代表理事の安藤哲也さん(54)に聞いた。

◆NPO法人ファザーリング・ジャパン 安藤哲也さんに聞く 
 -家事や育児の負担に悩む男性が増えている。その状態を指す「イクメンブルー」という言葉も聞くようになった。
 長く働くことが当たり前の職場や、男性の育児に理解のない上司はまだ多い。そんな状況で家事、育児をして、疲れてしまう男性もいる。それは社会のせいで、本人が悪いわけではない。

 -社会や企業はどう変わったらよいか。
 長時間労働を前提とした働き方を今後も続けていけば、夫も妻も疲弊する。そうならないために、会社の管理職が部下たちのワークライフバランスをしっかり支援し、育てることが必要。会社も優秀な人材が集まり、結果的に利益になる。個々の男性も仕事の効率や生産性を上げる工夫をしないといけない。

 -家事、育児を「人並み以上にやっているのに」と悩む男性も多い。妻の理解を得るには。
 妻は夫がオムツを替えた回数や洗った皿の枚数を具体的に数えているわけではない。夫が家庭のことを本気で考えているかをみる。子どもが保育園で急に熱を出したなどの時に会社を早退して迎えにいけば、それだけで妻は「この人は子どもも私のこともちゃんと考えてくれている」と感じる。

 夫は妻から感謝されれば頑張れるが、逆に普段、妻をほめているでしょうか。どこかで当たり前と思っていないか。「それはおまえがやるべきだ」という意識が態度に出てしまうと、どれだけオムツを替えても妻はイライラする。

 -妻との衝突を避けるには。
 夫婦でしっかり話し合うことが大切。夫婦は小さな会社の共同経営者。会社には事業計画や理念がある。妻が働きたいなら、夫はそのために何をし、どんな役割を果たすのかを考え、二人で話し合わなくてはいけない。常に見直しは必要。互いの考えや気持ちを確認でき、同じ方向を向いていられる。

 -ブルーな気持ちになった場合は?
 男性は一人で悩みを抱えすぎる。自分のやり方にこだわる傾向もある。いろんな父親の考え方とやり方を知ると、自分なりのやり方でよかったとか、他の父親のようにやればいいと、気が楽になる。男性は悩んでいることをもっと言った方がいい。そうすれば、父親たちのつながりができる。

 そもそも完璧な父親、母親はいない。悩みながらも、夫婦で解決策を話し合っていく。子どもはあっという間に大きくなる。後で「あのとき、やっとけばよかった」と思っても取り戻せない。笑顔で子育てを楽しんでほしい。
 (寺本康弘)

 <あんどう・てつや> 1962年生まれ。出版社、書店、IT企業などをへて2006年、ファザーリング・ジャパンを設立。2男1女の父。2月に、イクメンブルーにならないための知恵を紹介する「『パパは大変』が『面白い!』に変わる本」(扶桑社)を刊行。  


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