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ささやかな日常を 気ままに更新しています。

梅雨の夜の怪

2017-07-12 16:42:00 | 日記
実家に携帯電話を忘れた。
車で走ればなんということもない距離。
取りにいくことにしたが既に夜になっている。
夜分の訪問で驚かせてもあれだし 連絡してから出発しようと愛用のダイヤル式固定電話に手を伸ばす。
呼び出し音はしているが出ない。
トイレにでも入ってるのか。
もう一度ダイヤルする。
「はい もしもし」いささか不審そうに聞こえてきた声は 明らかに聞き覚えのないもの。
「××さんのお宅ですか」実家に電話したはずが どうしてこんなことに…動揺する私。
「いいえ違いますが」
「すみません 間違えました」

何だなんだ 何が起こった。
掛け慣れた番号(のはず)私の記憶が変なのか それとも身体(主に脳あたり)へのダメージの前触れか。
あまりの不安に電話番号帳をめくる。
記憶の番号は間違っていない もう一度挑戦。
「もしもし」受話器の向こうから返ってきた声は またしても家の者ではない。

いったいどうなってるんだ?!
正確な状況が全く掴めない。

ともかく忘れた携帯を取りに行き 戻る。
そうだ 自分の携帯番号にかけてみよう。
ジーコロコロ すべての数字を入れしばし。
呼び出し音はしているが・・・手元にある携帯は・・・鳴らない。
こうなるともう 完全にパニック状態。
もう一度 念入りに数字を確かめながらダイヤル。
「もしもし」と呼び出し音の後に聞こえてきたのはあろうことか 男性の声だった。
「間違えました すみません」と私。

いや待て。
あれだけ確かめてダイヤルしたのに 私が間違ってるはずはない。
落ち着け 落ち着け と言い聞かせる。
そうか とりあえず携帯からダイヤル固定にかけてみよう。
ちゃんと呼び出し音が鳴る 受けるほうは問題ないようだ。
ひとまず安堵。
まぁこの電話はそんなに利用するわけじゃないし 受けることができるならひとまず良いか。
明日になって気が向いたら(精神的ダメージが落ち着いていたなら)電話会社に問い合わせでもしてみよう と 狐につままれたまま一夜を過ごした。

夜が明けてしばし。
今度は宅配の不在配達票。
再配達を頼むにしても連絡は必至 いつもは固定電話からしている。
ええい ままよ。
もしまたよそに掛かったとしても 業者さんへの連絡が誰かの所へいったのだと言い訳は可能(誰にということでなく 自分への言い逃れ)。
明らかに上がった心拍数 心なしか震える指。
「はい こちら△△の〇〇です」呼び出し音のあとに聞こえてきたのは目的の相手であった。
用件をすませて受話器を置く。

???これはいったい なんなんじゃ???
自分の携帯番号にかける 今度は鳴る ちゃんと番号も表示されている。

一夜の間に何が起きた。
というか 昨夜のあれはいったい何だった。
交換機(今どきあるのか?!)のいたずら?デジタルの落とし穴?アナログ(?)の反乱?単なる悪夢?
事態は終息したのか。
それともまた 夜になったらよそへ掛かるのか・・・

このショックからは しばらく立ち直れそうにない。
(実家へは今夜 もう一度ダイヤルしてみよう)。

壊れていた水道の蛇口を交換。
そちらはすっかり スッキリしたのであるが。
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