先日より先行受付の始まっている、
来年、3月11日の仙台チャリティー・ライブを皮切りに開催されることが決まった、
氷室京介史上最強のベストアルバム・ツアー、
『KYOSUKE HIMURO 25th Anniversary TOUR
GREATEST ANTHOLOGY -NAKED-』 の申し込み。
311の仙台サンプラザホールチャリティー・ライヴは特別なライヴだとして、
ツアーとしての初日となるのが、御存じ市原市市民会館。
この市原市市民会館という会場は、
俺にとって、因縁を覚える場所でもある。
2010年に開催されたライヴ・ツアー、
『KYOSUKE HIMURO LIVE TOUR
TOUR 2010-11 BORDERLESS “50x50 ROCK'N'ROLL SUICIDE”』の初日に、
市原市市民会館で行われたKING SWING会員限定のスペシャルライブ、
『-Special Preview Live for KING SWING Premium Members-』は、
その名に相応しく、全てがプレミアムだった。
チケット制限として、
通常、KING SWING会員ID 1つに付き、4枚までの申し込みが可能なのに対し、
そのライヴでは1枚限定で、しかも、
KING SWING会員&モバイル会員の両会員入会者限定という縛りがあり、
まさに、プラチナの香り漂うプレミアムと言ったところ。
氷室ライヴには、いつも相棒と参加してるのだが、
例えば、5会場を申し込むとすると、「×2倍でチケット10枚」の支出となってしまう。
日々精進している俺達にとって、
その金額は、なかなかのモノにはなるなと言ったところではあるが、、しかし、
1枚しか取れなければ俺一人、或いは相棒一人での参加となるわけで、
それはお互い熱烈な氷室ファンとして、難しい立ち回りを迫られることは必至だった。
そんな特異な状況までをも作ったというプレミアムは、
当然、本丸のセットリストにも与えられる。
そう、それが氷室京介の歴史の中で、
後にも先にも、その時だけしか披露しなかったという曲、、、
『MIDNIGHT EVE』だったのだ。
事前予想でも、氷室ライヴの未演奏曲もあるだろう…とは思ってたが、
まさか超お気に入りの曲『MIDNIGHT EVE』をやるとは…と、
落胆の気持ちに支配されてしまったのは記憶に新しい。
俺は、あまり人を羨んだり嫉妬したりするタイプではないのだけれど、
それでも、あのプレミアムライヴに参加できた人達を猛烈に羨んだのは、自身、、
その曲に対しての思いというものが再認識できたという証しであったのかも知れない。
今回の市原は、プレミアムライヴとは銘打ってはないが、
ゲネプロよろしく、
ツアーの初日に特別な曲を演る(やる)というのは、別段、特別な話でもないだろう。
当然、それを知らぬファンであっても、
ライヴ・ツアーの証人とも言える初日というモノは、
氷室クラスになれば、200%抽選になることが当たり前であり、
まずは「参加出来るのか?」という戦いを強いられることが不可避なのだ。
二度あることは三度あるとは良く言ったモノ。
しかし、『MIDNIGHT EVE』だけは、まだ1度しか披露していない。
ならば、セオリー通りを物語る序章として、
まずは、二度目の『MIDNIGHT EVE』を魅せてもらいたいと、、
そう願いたいところではないだろうか。
無論、
二度目の羨望を覚えることとならぬよう、
好機の時も願いながら。
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