曲のグルーヴ感にこだわる氷室がBOOWYをどこまで伝えられるのか。
例えば、ミス・ミステリー・レディー(MISS MISTERY LADY ~Visual Vision)
これを実際にライブで聴いた人はあまりいないだろうけど、
DVDで見たって人はかなりいるだろう。(BOOWY VIDEO)
そこで感じたこと・・・
氷室のボーカルは見た目も含めて、
かなりかっこ良かったんだけど、演奏がなんか違う感じがした。
「あれがLIVE版のミスミステリーレディーだよ」と言われればそれまでだが・・
ミス・ミステリー・レディーを演奏するにあたり重要なのは、
一つのアクセントとなっている「アコースティックギター」の存在ではないだろうか。
そして、ご存知の通り、氷室のサポートメンバーのギターは2人。
そう、ギタリスト2人なら再現できる。
もし、アコースティックギターを入れて演奏したとするなら、
BOOWYの演奏を超えるだろう。
間違いなく。
氷室ソロのBOOWYはBOOWYっぽくないなんて意見もあるが、
BOOWYを超えたミス・ミステリー・レディーが聴けるかもしれないと言うこと・・
もし、ミス・ミステリー・レディーを演奏してくれるとするなら、
是非アコースティックギターを入れて欲しい・・
BOOWY時代には完全再現できなかった、
ミス・ミステリー・レディーの世界観・・・
是非聴いてみたい・・・
時間の渦に堕ちたメヌエット 抱きしめた余韻にまどろんでる
透けた素肌をシーツに絡ませ 堕天使の微笑み甘くきわどい香り・・・
BLUE NIGHT BEAT ~青い夜の鼓動~