BOφWY~LAST GIGS COMPLETEを見終えて
まったく違ったもう一つのNO!NEW YORKだった。
「今度は一人一人別々で必ずここで会おうぜ!」
ギターソロの前で氷室はしゃがんでギターの真似をして、布袋のいる方を見るが、
布袋は氷室から一番遠い場所で弾いてた・・・
まるで今の2人の未来を予想するかのように氷室と布袋との距離を感じたシーンだった。
本当に終わりなんだなと思わせたシーンだった。
すでに別々の方向を見てるんだなって思わせるシーンだった・・・
布袋は氷室を避けていたのか?いや、決して氷室を避けてたわけではないだろう・・・
最後だという運命が布袋をあの場所に導いたのだろう。
LAST GIGSでなければ、布袋はあの時の氷室に気が付いたはず。
しかし布袋は気が付かなかった・・・
気が付かなかったのもまた運命・・・
そう、それはLASTが導いた運命だったのかも知れない。
そして氷室の「Thank you!」の後に、一回うなずいて口を噛み締める松井常松・・
最後の松井のシーンには泣かせてもらいました。
たった一度のうなずきに6年間という歴史が凝縮されてたのではないだろうか。
たった一度のうなずきに・・・
最初で最後のNO!NEW YORKを見せてくれたBOOWYの元マネージャー土屋氏に感謝します。
Thanks