今宵は死ぬまで終わらない

2016-05-24 02:00:00 | Weblog

KING OF ROCK SHOWから始まった氷室京介の、ソロ・キャリアが、

KING OF ROCK SHOWで幕を閉じるという、

一切の悲壮感が存在しない、圧倒的なロックンロール・ステージだった。

2016年5月23日、『KYOSUKE HIMURO LAST GIGS』最終日。

耳の不調から、ライヴ活動無期限休止を宣言した最後のステージで、

俺達が見ようとしたもの、

或いは見たかったモノとはまるで異なるライヴを繰り広げるなんて誰が予想しただろうか。

涙するだろうなと感じる特別なシーンの前では、

人は構えて、そしてその名場面を想い出の一ページとして欲しがろうとする。

しかしそのステージには、終わりゆく人が魅せる哀愁は微塵もなく、

それはまるで未来への進化を告げるプロローグのように、

力強く、眩しく、ラスト曲の『B・BLUE』までの３時間１５分３５曲、

ぶれることなく歌い続けた最後のGIGを、

ここからの始まりをも錯覚する程に輝かせたのだ。

そう、氷室京介という男が最後まで貫いたのはまさに、

プロとしての矜持、、その一点のみなのだろう。

始まりから終わりまで、

「余裕」というありふれた言葉だけで片付けられるかも知れぬ貫禄のステージは、

或いは俺達との距離を、更に遥かなモノにしたとも言えるように、

プロフェッショナルの魂を、まざまざと魅せつけることに終始した。

俺達がそこで目撃した紛れもない氷室京介の矜持は、

まるで突きつけられた印籠のように威圧感を漂わせ、

"答えは一つしか存在しない"

と言わんばかりに教え与えて、平伏した全てのオーディエンス達に、

「納得」という王道的な感情を抱かせたことだろう。

そんな今宵のパフォーマンスを魅せられてしまった俺達が、

更に、抱え込んだモノ。

それは決して聞き分けの良いファンを気取ることなんて出来ない、

次なるステージへの待望なのではないだろうか。

またいつの日か、

『ペテン師の気まぐれと許してくれ』と微笑んで、

唯一無二の場所に鎮座するのだと、信じています。

そう、

2016年5月23日に魅た、KYOSUKE HIMURO LAST GIGSがそれを約束したと、

５万５千人の目撃者が見定めたように、、

最後の声が響いた『B・BLUE』で、

"ON THE WING WITH BROKEN HEART やぶれた翼で、もう一度翔ぶのさ"

と歌ったように、

これからの未来にその準備が在るのだと、信じたい。

氷室京介、ラストライブで３５曲完全燃焼！　今後は「ゆっくりアルバムを作ろうかな」
http://www.sanspo.com/geino/news/20160523/geo16052322130035-n1.html

最後の夜だぜ！氷室ファイナル公演Ｂ・ＢＬＵＥ締め
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1652059.html

氷室京介のラストライブに５万５０００人総立ち！
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20160523-OHT1T50262.html

氷室京介“再会”必ず！ＬＡＳＴ　ＧＩＧＳ「気持ちの整理ついた」
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/05/24/kiji/K20160524012647330.html

氷室京介、LAST GIGで“完全燃唱” アンコール3回全35曲「死ぬまで終わんねぇぞ」
http://www.oricon.co.jp/news/2072090/full/

【速報レポ】氷室京介、＜LAST GIGS＞で「最後の夜だぜ！騒ごうぜ！」
http://www.barks.jp/news/?id=1000127315

氷室　松本、ＴＡＫＵＲＯとロスで焼肉　５万５千人が笑い「焼肉くらい食べる」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160523-00000095-dal-ent

氷室京介ラストライブで35曲熱唱「これで気持ちの整理がついた」
http://natalie.mu/music/news/188196

氷室京介『LAST GIGS』完結に“氷室ロス”続出、ファンも完全燃焼
http://www.musicvoice.jp/news/20160524041282/

氷室ラストライブ　布袋との共演は夢のままに…長年の確執埋まらず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160524-00000089-spnannex-ent

TERUやDAIGO、綾小路翔ら感無量、“卒業”氷室京介に感謝の言葉
http://www.musicvoice.jp/news/20160524041285/

氷室京介ＬＡＳＴ　ＧＩＧＳ完全燃焼
http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2016/05/23/0009113565.shtml

元ＢＯφＷＹメンバー、氷室の「ＬＡＳＴ　ＧＩＧＳ」見届ける
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/05/26/kiji/K20160526012660090.html

氷室京介、35年間のライブ活動に幕！「今日が一番最高」
http://ro69.jp/news/detail/143505

氷室京介、最後のライブ『LAST GIGS』の意義とは？（取材・文／ふくりゅう氏）
http://www.cddata-mag.com/article/live/2016/05/24/19/55/53

氷室京介キング・オブ・ロックを貫き、最高のパフォーマンスで終えたケジメのLAST GIG
http://www.excite.co.jp/News/emusic/20160526/E1464243967517.html

氷室京介　深刻な難聴と戦う日々　もがく姿を見せなかったカリスマ

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/05/27/kiji/K20160527012666060.html

【詳細レポ】氷室京介、「I Will Never Say Goodbye」【BARKS】（LIVE MC詳細含む）

http://www.barks.jp/news/?id=1000127401

https://twitter.com/barks_news/status/735678553883189248

■特別情報

アルバム『ジャスト・ア・ヒーロー』でチャレンジしたアレンジが、
その後のキャリアにも影響を与えたという話の中で、
氷室の口から初めて『唇にジェラシー』という言葉を聞けたのは感動した。

前にも触れたが、アルバム『ジャスト・ア・ヒーロー』にあった、
「ミス・ミステリー・レディ」「わがままジュリエット」その他等、
氷室がデモの段階から全ての楽器を自ら打ちこみをしてアレンジして、
それを、故・佐久間正英氏に仕上げてもらったというのが真実であった。
個人的にはBOØWYの歴史を変えると言っても過言ではない超レアな御話でした。

ブログタイトルの『今宵は死ぬまで終わらない』は、
氷室がアンコール前に言った「今夜は死ぬまでおわらねーぞ！」の一部改変です。

アンコール２での『KISS ME』。最後の「なれるのさっ♪」は、
久しぶりに聴いた裏返りバージョンで歓喜。
また、始めの「思い出まで捨てたら許せない♪」を歌わなかったのは、
或いは、その歌詞が意味するところに感情を揺さぶられることを避けたのかと、
氷室京介のプロ根性を見たような気がした。

唯一、『NO.NEW YORK』の歌詞間違いはヒヤヒヤしたかも知れないだろう。
コロンを叩き♪ウインク一つでこの世を渡る♪の箇所を、ドレスをまとい♪街角に立ち男を誘う♪と歌い、
結果、後者の歌詞を2回繰り返してしまった。

近くの輩(白痴)が終始「布袋！」「布袋さんを呼んでくれ！」「WE ARE BOOWY！」を叫んでいて、
"あんな人間にどうやった仕上がるんだろうか？" と、しばらく考える時間（１秒程度）が余計だった。

■シークレット画像(氷室、DAITA氏、HISASHI氏、打ち上げ)
https://www.instagram.com/p/BFwOvKeCUZ5/
https://twitter.com/nyaochimGLAY/status/734757841765072896

■シークレット画像Ⅱ(氷室＆HISASHI氏)
https://www.instagram.com/p/BFxP0KyCUc8/

https://twitter.com/Takumimi49/status/734903117167239169

■ギタリスト、DAITA氏（大入袋）
https://twitter.com/De_sus_Rock/status/735380993985630208

■ギタリスト、Yukihide YT Takiyama氏
https://www.facebook.com/Yukihide.YT.Takiyama/

■ベーシスト、西山史晃氏
http://voyaking.f-nishiyama.com/?eid=355

■マニュピレーター、Tessey氏（追伸）
https://twitter.com/tessey_net/status/735110132745412612

■ギタリスト、本田毅氏
https://twitter.com/Hondank/status/734954903722811392

■作詞家、松井五郎氏
https://goo.gl/HeH5Ev

■ジャパンハート代表吉岡秀人氏
https://twitter.com/yoshiokahideto/status/735368781254529024

■TWITTER新着情報

https://twitter.com/YoshikiOfficial/status/736892232268021760

※五十音順

他twitterでの情報はありませんが、
稲葉浩志氏 (B'z氏)　松本孝弘氏 (B'z氏)　森雪之丞氏 (作詞家氏)等

■2016.05.23 TOKYO DOME セットリスト
01. DREAMIN'　02. RUNAWAY TRAIN　03. BLUE VACATION　04. ハイウェイに乗る前に　05. BABY ACTION
06. ROUGE OF GRAY　07. WELCOME TO THE TWILIGHT　08. ミス・ミステリー・レディ　09. "16"
10. IF YOU WANT　11. LOVER'S DAY　12. CLOUDY HEART　13. LOVE & GAME　14. PARACHUTE
15. BANG THE BEAT　16. WARRIORS　17. NATIVE STRANGER　18. ONLY YOU　19. RENDEZ-VOUS
20. BEAT SWEET　21. PLASTIC BOMB　22. WILD AT NIGHT　23. WILD ROMANCE　24. ANGEL

ENCORE 1
25. The Sun Also Rises　26. 魂を抱いてくれ　27. IN THE NUDE-Even not in the mood-
28. JEALOUSYを眠らせて　29. NO.NEW YORK

ENCORE 2
30. VIRGIN BEAT　31. KISS ME　32. ROXY　33. SUMMER GAME

ENCORE 3
34. SEX&CRASH&ROCK'N'ROLL　35. B・BLUE

https://twitter.com/HIMURO_COM/status/734768451533705216

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MID NIGHT-XXX

～眠れない夜のために～

今宵は死ぬまで終わらない