MID NIGHT-XXX

~眠れない夜のために~

BAD FUCK

2010-09-26 00:00:00 | Weblog
このブログ、

MID NIGHT-XXXは、

俺の主観以外の何物でもありません。

素人の戯言としてお楽しみください。







9月8日に発売したばかりの氷室京介のオリジナル・ニュー・アルバム『"B"ORDERLESS』で、

一番地味だと思われる曲、

「Traumatic Erotics(トラウマチック・エロチックス)」。

今回のアルバムで、

さすがに、この曲が一番好きだという「変態」はいないだろう。(良い意味で)

『"B"ORDERLESS』のアルバム全般で感じることなのだが、

メロディーに繰り返しが多い気がする。

聴き手の感性を揺さぶる手段として、

また、クリエーター氷室のアイデアとして、

そこにセンスがあるのならば歓迎だろう。

しかし、「Traumatic Erotics」で繰り返される『あそこ』のメロディーはいただけない。

そう、

『こんな馬鹿げた狂気は終わりにしようぜ

 こんなねじれた愛撫は終わりにしようぜ』

と言う所の繰り返しだ。

なんのインパクトも、なんの面白みもないメロディーを、

まるで、倦怠期を迎えたカップルのセックスかのごとく、

ただ無駄に繰り返すだけ。

果たして、その繰り返しに、どんな意味があるのだろうか。

その繰り返しによって、

この楽曲は「果ててしまった」と言ったら言いすぎだろうか。


奇しくも「Traumatic Erotics」の後に流れる、

『BANG THE BEAT』では、こういう歌詞が出てくる。


「運命はNO WAY OUT 繰り返すだけ」


つまりは、「運命は追いつめられて繰り返すだけ」

或いは「運命は出口が無くて繰り返すだけ」

という意味。


通常盤の最後を締め括る曲で、、、

そして、「Traumatic Erotics」の後に流れる曲で、、

皮肉にもそう言ったのである。

もし、氷室が追いつめられ、

「Traumatic Erotics」で繰り返すことしか出来なかったとするのなら・・・。



氷室京介は、次回に発売する楽曲で、

この曲のリベンジを果たすことが出来るのだろうか。



氷室自身がそうであるように、



俺もまた、



氷室京介に完璧を求めるのである。


















連戦連勝街道を歩んできた氷室だって人間だ。

決して百発百中ではない。

そんな時、ファンとして、

そこに、どう折り合いを付けていくのか。

つまり、

こういった記事を書くのも、

その方法論の一つなのではないだろうか。


ある人は言った。

『嫌いなものを好きになるより、

 好きなものを嫌いになるほうがずっと難しいね。』


そう、氷室ファンの俺にしてみれば、

「Traumatic Erotics」を好きになることなんて、容易いことなのである。





それを今、ここで、

こうして証明して見せたことは言うまでもないだろう。















       

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