MID NIGHT-XXX

~眠れない夜のために~

誘導

2012-12-01 00:00:00 | Weblog








Bloody Moon』 / GOSPELS OF JUDAS
作詞:森 雪之丞
作曲:氷室京介 / TAKIYAMA YUKIHIDE(Y.T.)


『Bloody Moon』 DoGiTRONiXダウンロードPDF歌詞カード付!!!
http://www.e-fanclub.com/DiGiTRONiX/index.asp#/item=ALGN-0047
『Bloody Moon』 iTunes storeダウンロード
https://itunes.apple.com/jp/album/id580359730
『Bloody Moon』 レコチョクダウンロード
http://recochoku.jp/song/S21567297/

※上記の情報は、この記事を書いた後の2012.12.2に追加されたものとなっています。






氷室京介の裏声で全部を歌った傑作、

GOSPELS OF JUDAS(ゴスペル・オブ・ジュダ)の『Bloody Moon』。


「またY.T.氏の仕業か。」


なにかそんな呆れにも似た才能をひけらかす、"ヤツ" のセンス。

それがY.T.氏の色なのか、それとも策略的な物なのかは分からないけれど、

KING SWING No.38で綴られた、

THE DISTANCE AFTER MIDNIGHT」に関しての話で、

音楽ライター田家秀樹氏の、

"ギターは日本人っぽい気がしましたけど。"

という問いに対し氷室が語ったことを思い出す。


『そうかもしれない。フレーズが日本人っぽいかもしれないですね。

 Y.T.ですね。ヤツが面白いのは、

 向こうのロックのエッセンスを肌でちゃんと理解してる割に、

 これをやると日本人が喜ぶだろうなってことを、

 頭の中で理解出来ているんですよ。

 そこがすごく良いんで、次も一緒に何曲もやりますね。

 こんなにやりやすかったのは久しぶり。

 出てくるアイディアが全部、自分の中でメイクセンスというか、

 俺が聴いているもののどこを好きなのかきちっと理解出来ているというか』


http://blog.goo.ne.jp/midnight_xxx/e/c489ceead9307b7442263fe17c6ba155


そう、そんなY.T.氏の思惑に嵌った典型的な日本人ここに在りといったところ。

それでもその思惑によって感化されたのは、

全て氷室京介のボーカルだからであり、

また『Bloody Moon』は、

今回のボーカルスタイルでなければ成立しない一曲だとも言える。

ところで、その『Bloody Moon』は、

どういう経緯を経て、裏声というアイデアに辿りついたのだろう。

その声在り気で作られたのか、

それとも後からのアイデアなのか、、

また、そのセンスを引き出した人物は誰なのか、

そんな策略の裏にある馴れ初めも気になるところではないだろうか。

なんといっても、このボーカルスタイルでなければ絶対に成立しない、

一番重要な歌い方というものを引き出した、

"首謀者" でもあるのだから。



策略家という者は、

人にその策略を知られぬように、任務を遂行する。

しかし、時にその駆け引きを誇示しながら、

俺達の前に仕掛けてくることだってあるのではないだろうか。

そう、

オープン・リーチよろしく、

圧倒的な自信とテクニック、

無類のセンス、、

そして、、企みがあるからこそ、

その手の内を広げてみせるということなのだ。



2人の策略家が初めてその舞台に並ぶ、

今月末に開催される日本武道館ライヴ2DAYS。


果たして "ヤツら" は、

俺達の前に、


どんなトリックを仕掛けてくるのだろう。










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