時に俺のような感覚で音楽を聴く人間というのは、
例えば2つの曲が並んでいた場合において、それらを聴く時に、
或いは何か繋がりがあるのかと、
そんな感触を覚える場合もあるだろう。
先日発売したYT氏の曲『Drop Down』に関してである。
そう、
氷室京介『SWEET REVOLUTION』に酷似しているのだ。
雰囲気が似ている?
構成が似通っている?
いや、アプローチが同じなのか?
それとも何か意図があって、あえて似せているのだろうか。
サビだとかサビ前だとか、
ギターソロだとか、或いはそれが炸裂する前の溜めだとか、
果ては、『SWEET REVOLUTION』で言うサビの中にあるクールダウン、、
"Come on! Come one! Are you ready?" の立ち位置まで、
まるでクローン音楽の如く、全てがそっくりなのである。
知っての通り、YT氏と言えば、
昨年行われた氷室のツアーにもギタリストとして参加しているし、
また、プライベートでも氷室の家を行き来するような仲でもあり、
所謂、全く繋がりの無い人間が他人の曲を「パクル」というものとは、
まったく質の異なる話ではあるだろう。
多分、楽譜を見れる人や、頭の中で音符を描ける人等は、
「全然似てねーよ」という御話にもなるんだろうけれど、
それでもそう感じてしまうのは、
やはり、曲の持つイメージというか、
或いは全体的なシルエットとだとか、
異端を気取るようなそんなセンスで感受しているからこそ、そう思うのかも知れない。
氷室ファンならば、是非、全編を聴いてみて、
"彼奴(きゃつ)ら" が仕掛けたかも知れぬトリックを、
それぞれのセンスでジャッジしてみてはいかがだろうか。
NOW ON SALE!!!
YT NEW EP 『Drop Down』
http://www.whyteamusic.com/music.html
https://www.facebook.com/Yukihide.YT.Takiyama/posts/401421040018097