先日放送された、WOWOW氷室京介スペシャルPart1。
毎日、狂ったように観まくっている。
一切のケチが付かない、超プロの編集だ。
そんなスペシャルで、
写真家、平野タカシ氏が語った言葉がある。
「氷室さんってのは切なさの象徴みたいな人なので、
毎回終わりがあるような感じで撮影するんです」
これはまさに真理とも言える珠玉の名言ではないだろうか。
いや、もしかしたら俺の解釈が間違っているのかもしれないが、
俺はその言葉をこう捉えた。
氷室でなくとも、傍にいるその人に、どこか惹かれる物を感じるならば、
いずれ訪れるであろうその人との別れには未練を覚えることだろう。
当然、終わりの場面が迫りくれば、
より、その別れという至りに対し意識をする。
切なさの象徴とは、その対象の人に惹かれるからこそ、
より、、別れの影ある情景に切なさを感じて、
僅かばかりだったそのコンタクトに、
感慨深い刹那の煌めきを感じるのではないだろうか。
その究極が氷室京介であるのだという、、
すなわちそこに、象徴というものを感じた、
平野タカシ氏だったのかもしれないだろう。
しかし、それを想うのは平野氏だけではない。
そう、ツアーも終盤にさしかかり、残り数本を数えれば、
氷室京介との幾ばくかの別れ、、迫りくるサヨナラ…が待っているのだ。
そのステージを見守る俺達は、ツアーが始まった頃とは違う感慨を感じて、
そこで繰り広げられる楽曲ひとつひとつに、
別な意味を込めるかもしれぬその人からのメッセージを見出してみれば、
俺たちもまた氷室京介に、切なさの象徴を感じるかもしれないだろう。
7月19日、20日、ファイナル横浜スタジアムで俺達は何を想うのだろうか。
氷室京介は俺達をどれだけの切なさでつつむのだろう。
たとえその別れが哀しくても、
それぞれが受け止めたその答えは、
それぞれの人生の礎(いしずえ)にへと変わり、
ひと夏の一ページに朱夏色の煌めきを残すことだろう。
そう、
それぞれの胸の中で限りなく輝きつづけるであろう、
刹那色の煌めきを。
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『ONE LIFE』
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