MID NIGHT-XXX

~眠れない夜のために~

語法指南

2009-09-22 00:00:00 | Weblog
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昨日も触れた氷室京介の言葉。

DAIGO氏に言った「いちいちカッコイイよね」にしてもそうだが、

氷室の言葉、、何気ないMCというのは、

「いちいち興味をそそる」。

以て生まれたセンスなんだろうけれど、

そのセンスを語る上で重要なことの一つとして「間(ま)」という物が存在する。

例えば、先日WEB限定で発売されたDVD、


20th ANNIVERSARY TOUR 2008

 JUST MOVIN'ON -MORAL~ PRESENT-

 Special Live at the BUDOKAN



の、「クライム・オブ・ラブ」の解説で言っていたあの言葉。



「何を笑ってるのかな、あれは。


 全然覚えてないんだけど、何が可笑しいのか。



 不謹慎だよ。




 こんな真面目な歌で。」




この一連の解説の間と言葉が凄く好き。

たたみ掛ける言葉の並びとその言葉同士の間が光る。

氷室らしい言葉、

畳み込むかのような言葉の順序、

そして言葉と言葉の絶妙な間。

さらには、氷室京介にこのような言い方を出来るのは、

紛れもなく氷室京介だけという事実が、

その言葉をより一層氷室の物にしている。

別に意識してそういう言い方をしているわけでも、

そういう間を取っているわけでもないだろう。

つまり、そこにあるのは、

「沁みついたセンス」

だということではないだろうか。

絶妙でもあり貴重でもあるクライム・オブ・ラブの解説だった。



これからの氷室は、果たしてどんな言葉を発してくれるのだろうか。

「いちいち気になってしまう」のは俺だけ、、いや、

俺達ファンだけではないはず。








 

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