5月1日に発売する氷室京介の新曲『NORTH OF EDEN』を、
昨日のラジオで聴いた。（フルOA）
アコースティック調の中で歌われた読唱のような、
そんな英語詞で始ったイントロダクションは、
心の声をさらけ出すように、静寂の中で語り続けられた。
歌とはなんなのだろうか。
音程の一致なのだろうか。
メロディーの善し悪しなのだろうか。
いや、必ずしもそうではない。
心に響く歌い手の思いが、
聴き手の思いと重なり合う、、、
そう、この歌の最後で歌われた、
一枚の地図のように記憶を並べるられる、
そんな残像を感じることのできるのが、
元来の歌というものではないだろうか。
氷室京介が魅せた、心に響く囁きと、
限りに叫ぶボーカルに、
時には、記憶を置きながら、
時には、その記憶を悔いるように、
気がつけば俯いて、膝に落ちる泪を感じても、
拭うことなく、恥じることなく、
その世界に魂を委ねたい、、ありのままを感じたい、
その歌の全てを感受したいという思いだけで身を置いた数分間だった。
楽譜をなぞるだけの歌ではない、、
心に響く歌声。
氷室京介が『NORTH OF EDEN』で魅せたボーカルは、
きっと聴き手全ての心に残像を残して、
それぞれの追憶と共に重なり合うことだろう。
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『NORTH OF EDEN』
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