MID NIGHT-XXX

~眠れない夜のために~

怖くないってウソだろ?

2014-12-28 00:00:00 | Weblog


氷室京介ファンクラブ会報『KING SWING No.55』が到着した。

今回の会報は、かなり濃い。

そう、「JUDGE ME ALL U WANT」と題したインタビュー記事である。

ベースはWOWOW氷室京介スペシャルpart3のインタビューとなっているのだが、

WOWOWでのそれとは異なり、

インタビュアー田家秀樹氏の質問内容も見て取れて、

同氏の確信を突いた問いかけ、、

或いは、在る一点の疑義に対する執着を躊躇しないといった、

氏のもう一つの顔、、

そう、氷室京介ファン田家秀樹氏の思い乗る、

全ての読み手に「それを知りたかったんだ!」と唸らせるであろう、

まさにファン代表として踏み込んだ、感謝のインタビュー記事であった。


言葉の解釈というものは間々に多様に捉えることができる。

横浜スタジアムでのMCで語った、

「最後のアルバム"B"ORDERLESS」という話は、

まさにそれを表したるワードだったかもしれない。

氷室京介のキャリアとしての最後のアルバムなのか、

或いはその時点でリリースされている一番新しいアルバム、、

すなわち最後に並ぶアルバムであるのか。

そんなどちらとも取れる解釈であったからこそ俺は、

今のこの時まで、あえてその話題には触れることはなかった。

もちろん、「かもしれない」、、、

というアプローチで突き詰めることは出来たかも知れないが、

それでもあの場所から持ち帰った嘆き悲しみの空気の中では、

ネガティブな方向に傾倒せざるを得ないという、

逆にそれをポジティブな方向にとらえるのは、

ちょっとはしゃぎ過ぎかなと感じる、

そんな張り詰めの支配がそれを許さなかったのだ。


今回のインタビューで、その憂鬱さは晴れた。

もちろんそれを以て、

近日中に新しいアルバムがリリースされるということではないだろうけど、

それでもアルバム『"B"ORDERLESS』が、

"LAST ALBUM"ではなかったという事実、、、

その言葉にあった真意を知らしめてくれたことには、

インタビュアー田家秀樹氏に改めて感謝したい。



時に突き詰めて問いかけをするということは、

そこに礼儀のようなものがあったりだとか、

遠慮があったりだとか、

或いは、おじけづく臆病があったりだとかで、

余程の鈍感な人間でない限り、

なかなか躊躇するものではあるだろう。

しかし、そこに毅然たる思いがあったりだとか、

使命感があったりだとか、

或いは、その人自身の欲求こそが何者にも勝っていたのだとするならば、

やがてその真摯さは伝わり曇り無き場所に着地出来る。

そう、

今回のインタビューそれは、

氷室京介ファン田家秀樹氏であったからこそ開くことの出来た、

"真実の扉" だったと言えるのかもしれない。





■MID NIGHT-XXX関連記事
氷室京介FC会報『KING SWING No.55』到着
http://blog.goo.ne.jp/midnight_xxx/e/ca36d52acae72da412b535b2e477e3dc





         



最新の画像もっと見る