来年3.11に、仙台で行われるチャリティーライヴ、
『KYOSUKE HIMURO Charity Live in SENDAI "We Are Down But Never Give Up!!"』
を皮切りに開催することが決まっていた、
氷室京介ソロ25周年記念ライヴ・ツアーの正式名称及び日程が、
10月7日の、氷室バースデイの日に発表された。
『KYOSUKE HIMURO 25th Anniversary TOUR
GREATEST ANTHOLOGY -NAKED-』。
※チケットは明日、10日より先行発売開始。詳しくはこちら
今回のツアーは、まさにタイトルそのままで、
先日発売されたベスト・アルバムをメインに据えたモノになるとは思うが、
無事にツアーが開催されることと、そして、
ここへ来て、ようやく、
『North Of Eden』が聴けること、、
そして、再びあの神曲、、
『Bloody Moon』が聴けるかも知れないと思うと、感慨無量である。
それにしても、ベスト・アルバム、
「KYOSUKE HIMURO 25th Anniversary BEST ALBUM“GREATEST ANTHOLOGY"」。
今回程、そのリピート率が高いベストも無いのではないだろうか。
今までのそれといえば、
基本的に氷室京介の軌跡が、その年代順に連なっていて、
正直それは、データとしての氷室色が強く、
なにか、そこに、
エモーショナルのようなモノが無いといったら語弊にはなるけれど、
粛々と、、坦々にと、その曲目が並べられているのは、
それを通しで聴く意味を考えると、あえて、それでなくてもいいといった、
オリジナルアルバムにあるような絶対的な存在感は僅かだったと言える。
まあ、氷室に限らず、どのアーチストでも、
元来、ベスト・アルバムというものはそういうモノでもあるわけだから、
そこにそのような解釈を求めるのは酷な話ではあるが、
それでもあえて、その話に触れてみたくなるほど、
今回のベストの存在感は輝いていたということなのだ。
時代を超えた曲達が、その歴史録に左右されずに並び、
同じ音圧を以て収録された、、、
"ザ・ベスト・オブ・ベスト"。
そう、このアルバムはまさに、スタジオで作られた、
セルフ・ライヴ音源といったような新鮮さをも覚える、
そんな希有なベスト・アルバムであったと言えるのではないだろうか。
2014年3月15日から始まる氷室京介ライブ・ツアー。
次は俺達自身が、
アンソロジーの1ページを作ったと言われるような、
そんな艷やかな季節の首謀者となることだろう。
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