MID NIGHT-XXX

~眠れない夜のために~

Kyosuke Himuro 2009 part2

2009-12-21 00:00:00 | Weblog







9月27日に行われた『LIVE for LOVE We support WaterAid』。

氷室京介とスティーブ・スティーブンスの再会、そして共演。

今、改めて振り返ってみると、

ありえない1曲を披露してたんだな・・と思う。

そう、

それは・・・

「Claudia(クローディア)」。

この一曲を演る(やる)なんて、誰が予想しただろうか。

嵐の前の静けさ、、そんな空気をにおわすような、

あの、ゆっくりと、うねるようなイントロがスタジアム全体を包んだ途端、

そのサプライズに俺は完全に「逝ってしまった」。

元々クローディアに関してはグチャグチャにノルのが好きな俺だが、

そのクローディアが、まさかあの場所で披露されるなんて・・。

スティーブのギターで演奏されるなんて・・。

しかし、そのテンションが続いたのもギターソロまで。

スティーブがアレンジしたギターソロで俺は戻されることとなる。

「あ・・・」。


2009.9.27 YOKOHAMAで魅せたクローディア。

氷室京介が作ったままのそれが最高なんだな、

そんなことを教えてくれたクローディアだったのではないだろうか。

それは逆に言えば、

オリジナルのクローディアがあまりにも完成されているからということだからなのではないだろうか。

そして、その完成された作品は常にギリギリのスリリングな場所にいるということ。

だからこそ、少しの違和感でもそれが崩れ落ちるということ。

そこにたどり着いたClaudia。

そしてClaudiaをそこへ連れて行った氷室京介。


クオリティーが高すぎる曲に余計な物はいらない。

必ずしも最高の演奏に最高の演者は必要としないのかも知れない。


そう、


それは、


夏の風が描いたパラドックス」だったのかも知れない。












 


 

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