MID NIGHT-XXX

~眠れない夜のために~

VS HIMURO

2014-03-17 00:00:00 | Weblog


一昨日の初日市原市市民会館で初披露した新曲「ONE LIFE」。

この楽曲は、フォルクスワーゲン・ゴルフ・ヴァリアントのCM曲にも使われ、

氷室自身もそのCMに出演しているというのは御存じの通りだが、

現在、同社のサイトでは、

実際の撮影で氷室が使用した車と、

直筆サイン入りポスター(B1サイズ)が貰えるという、

プレゼント・キャンペーンを実施している。(当選者1名)
http://www.volkswagen.co.jp/ja/volkswagen/campaign/20140315.html


「ONE LIFE」は、今年の1月6日にCMで初披露されて、直後、

1月15日より、レコチョク、itunes、待ちうた等で、

フル音源ではない音源の配信が開始された。

つまりは、新曲『ONE LIFE』に限っては、

ライヴで初披露され、、且つ、

初めてその全てを聴くことが出来たという、

今回の、市原市市民会館だったのだ。

まさに、その名に相応しい、

初物づくしの初日であったわけだが、、、しかし、

CMからの流れで、あっさりと「ONE LIFE」を披露したのなら、、

何故、ヒムロック、、

何故、、、『ENEMY'S INSIDE』を披露してくれないのか。


2011年の12月に、GOODYEARのCMで初披露された同曲を聴いて、

インスピレーションの六感をも刺激されるかの如く、

氷室京介のセンスに震え、全貌の披露目に期待をした。

いよいよなのか、次なのか、、と、待ち焦がれてみたものの、

一向にリリースの気配はなく、

後発の「ONE LIFE」に抜き去られて、そして今に至るという。


決して「ONE LIFE」がダメなわけじゃない。

『ENEMY'S INSIDE』の期待が大きいだけ。


期待というモノは時が経つほど膨らむモノ。

そう、時に期待の大きさとは、

受け手の中での敵となりうる場合もあるのだ。

まさにそれは、『ENEMY'S INSIDE』が意味するところの、

"自分の中に潜む敵"。

一方で、向こうからやってくる敵人だっている。

むしろ氷室京介の敵とは、そちらの方が膨大だったかったかもしれないだろう。

自身の意図しないところで企み事が企てられていく、、

そんな苦難をも背負った、長きキャリアだったのではないだろうか。

羨望の眼差しはやがてジェラシーにへと変わり、

嫉心の感情に支配された者達全てを狂気にへと変えていった。

ならば、俺達が狂気にへと化する時、、それは、

目の前に、その楽曲が現れる時なのかも知れない。


『ENEMY'S INSIDE』に警戒心を露わす氷室京介。

そう、或いはそれは、

キャリアの中で培ってきた、

当然のジャッジであるが故の、疑心であるかも知れないと言えるのだ。












     
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