音楽ライター「田家秀樹」氏のブログを拝見した。
http://takehideki.exblog.jp/20482374/
3月11日に仙台で行われた氷室京介チャリティーライヴに引き続き、
19日に行われた「八王子オリンパスホール」にも参加していたようだ。
即興で書いたと思われるブログ記事の中で綴るそのワード、、
「軋み」。
この表現は流石というところだろうか。
"軋みをあげている" というその一言で全てが伝わるだろう。
それはギリギリの領域。
崩れない、、しかし崩れそうであるという、
そんなギリギリの部分を感じるには、冷静でなくては測れない。
そう、まさに見る方としても、
精密的な感覚がなければ見ることは出来ないという御話なのだ。
精密的な感覚というのは、
或いは、研ぎ澄まされた感覚と同質であると言えるかも知れないだろう。
ならばその領域に誘導した氷室がやはり、、凄かったのだという、
言葉に乗せた全てのベクトルが、
そこへ志向するという説得力と、その比喩の素晴らしさ。
そう、
余さず伝えたその記事に、
何かまだ発刊されぬKING SWING最新号を先取りしたような、
そんな祝福を感じたという人も、少なくなかったのではないだろうか。
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