MID NIGHT-XXX

~眠れない夜のために~

比喩

2014-03-20 16:16:16 | Weblog


音楽ライター「田家秀樹」氏のブログを拝見した。

http://takehideki.exblog.jp/20482374/

3月11日に仙台で行われた氷室京介チャリティーライヴに引き続き、

19日に行われた「八王子オリンパスホール」にも参加していたようだ。


即興で書いたと思われるブログ記事の中で綴るそのワード、、

「軋み」。

この表現は流石というところだろうか。

"軋みをあげている" というその一言で全てが伝わるだろう。

それはギリギリの領域。

崩れない、、しかし崩れそうであるという、

そんなギリギリの部分を感じるには、冷静でなくては測れない。

そう、まさに見る方としても、

精密的な感覚がなければ見ることは出来ないという御話なのだ。

精密的な感覚というのは、

或いは、研ぎ澄まされた感覚と同質であると言えるかも知れないだろう。

ならばその領域に誘導した氷室がやはり、、凄かったのだという、

言葉に乗せた全てのベクトルが、

そこへ志向するという説得力と、その比喩の素晴らしさ。

そう、

余さず伝えたその記事に、

何かまだ発刊されぬKING SWING最新号を先取りしたような、

そんな祝福を感じたという人も、少なくなかったのではないだろうか。










       
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