バージニア労働者

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あるのか?ハエの恩返し

2016年08月17日 | アメリカ生活

今日とても不思議な出来事があった。


実は先日からうちのキッチンには大きなハエが一匹しぶとく居座っていた。

もちろんドアを開けた時に外から侵入したきたものだったが、あまりにも元気が良すぎて

叩き殺そうにもすぐ逃げられてしまう。


(余談:フリちゃんは頭上をブーンと飛ぶハエを見て、「で?私にどうしろと?」って顔で私を見るのよ。酷いわ)


今日は私は仕事を休みにしていて、ふとキッチンに立っていたときのことである。


キッチンシンクの傍でじっとしていたそのハエを目前とし、チャンス到来!と思った私は

一思いにタオルでそのハエを一撃した。

私も大したもので、そのハエはあっさりとシンクの底深くへコロコロと転がって見えなくなり、

私は無心のまま水を長めに流した。

水を流しながら、生き物を殺してしまったという罪悪感に駆られる。

今更『生ある動物を殺してしまうなんて心が痛む』などと聖者ぶるつもりは毛頭ないが、

なんとなくこう、『ちぇー。うちに入ってこなければこんなことにならんかったでしょうが。』という気持ち。

わかるかな。


そして数分が経った。

そのシンクに目が行ったときに自分の目が信じられなかった。

そこにはシンクの底深く落ちて、消えて息絶えたはずのあのハエがこっちをじっと見ていたのだから。

パイプを上がってきた??

とにかく信じられない。

ただ、ひたすらこっちを見ていた。

と、私は確信している。

私はもうそのハエを殺したくなかった。

そのハエが、「またチャンスをあげる。今度は正しいことをやりなさい。」と言っているような気がして

私はそろそろとティッシュペーパーを手に取り、そのハエを指で掴んで(そう、掴めたの!)

そっと窓を開け、ティッシュペーパーを開いた。

すると、今までじっとしていたそのハエは何もなかったかのように、裏庭の林にぶーんと飛んで行ったのだった。

私も思わず声にして言ったね。

『バーイ!あんた、凄いね。』

そのハエが飛んで行くのを見送ったあと、なんか知らんけどものすごい幸福感を味わったのだった。

何なの、これは。

自分でも私、病気かと思うような、心のやり取りだったと思う。

何はともあれ、そのハエにとっても私にとってもHappy Endingだったことは間違いない。

そのハエには、恩返しとかはいいからもう戻ってこなくていいからね、と思っている。



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先週土曜日に、いつも行ってるお寿司屋さんではないところに行ってお寿司を食べてきた。



何かね、行きつけのお寿司屋よりもネタが新鮮っぽい。

ここは以前一回来たことがあって、その時にはお味噌汁がとっても美味しくて感動したレストランだったんだけど

お寿司もこんなに美味しかったかな。

満足、満足。また行こう。


最近北バージニアは夕方になるといきなり雷雨がやってくることが多くて

いやーな感じがする雨雲がどんどん迫ってくる感じが妙に怖い。






写真ではなんか青いんだけど、実際はもっとグレーな雨雲で、恐怖心を煽るんだぜ。


昼間はこんなに快晴なのにね。



めっちゃ暑いんだけど、やっぱり青空って気持ちいい。

青い空って、いいよね。



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日本も今年は強烈に暑くないっすか?
40℃を超すってちょっと想像つかないんだけど。


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いつもありがとう。




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