『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[映画『3時10分、決断の時』を観た]

2009-11-10 04:34:04 | 物語の感想
☆観たかったけど、私の住んでいる近郊でやっていなかったこの作品。

 今、旅行で青森に来ているのだが、<青森松竹アムゼ>でやっていたので、レイトショーで観た。

 真っ平らな館内が、非常に懐かしい趣だ。

 お客さんは、私と中年夫婦だけだった。

 ・・・なにぶん、今、旅先な訳で、短信ですいません。

   ◇

 非常に面白かった。

 久し振りに西部劇を堪能させてもらった。

 物語は、強盗団のリーダー(ラッセル・クロウ)と、そのベン・ウェイドを護送することになった、元北軍に参加し負傷、今は家族と冴えない牧場での生活を送っている男ダン・エヴァンス(クリスチャン・ベール)の、お互いの生き様を認めるに至る物語。

 西部劇としての定番事情(悪漢、駅馬車、保安官、インディアン、牛、川の水、早撃ちなど)を無理なく放り込み、

 そして、ダンの、息子との絆や、ベンの生い立ちからくるダンへの愛着、また、派手だが、かろうじて充分にリアルな、クライマックスの「町の住人全員が敵」状況と、現代的に見せてくれる。

   ◇

 ラッセル・クロウの魅力を久し振りに見たような気がする。

 何かことを起こす時に、猫をあやす時のような舌打ちを繰り返したり、

 人をあやす、…じゃなかった、人を殺める時の目つきがいい。

 この人、微妙に駄々っ子のような可愛らしさを瞳に宿していて、だから、女は惹かれるのだろう。

 また、女に限らず、とにかく、人を惹きつける会話の妙もいい。

   ◇

 クリスチャン・ベールも、本来は、このような、カッコいいのか悪いのか微妙な役割を演じる俳優だったと思う。

 最初は冴えないのに、次第に男らしく輝いていくのがいい。

 金を得たい、と言う最初の動機と、息子に尊敬されたいと言う、ある意味の不純な動機、・・・それらが最終的には「正義感・責任感」に収斂されていくのもいい。

 男は、ベンの様な自由さに憧れよう。

 でも、ダンのような無骨な正義感に生きるも悪くないなと思わせる魅力が、この作品にはあった。

   ◇

 旅先なので、私の心象が、この作品世界に深く没入できたのも幸いであった。

                                     (2009/11/10)
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3 コメント

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なにやら (KLY)
2009-11-10 10:59:00
青森で西部劇とはしゃれてますねぇ。そもそも東京ですら一館しか上映していなかったんで、ある意味すごい出会いかもしれません。私も久々に西部劇らしい作品をみたと思いましたよ。旅の無事を祈ります。(^_^)
青森っすか! (sakurai)
2009-11-10 20:31:07
八戸ではないのですね。
八戸だったら、いちご煮をぜひ!
次の旅路は、当地ですか?
私はこの映画、リベンジを図ろうと思ってます。
泣き過ぎた後に見たもんで、疲れ果ててた。
御二方へ♪ (ミッドナイト・蘭)
2009-11-10 20:46:06
>>KLYさんへ^^

東京で一館しかやっていなかったのですか?
それは勿体無い。
みんなで観て、西部劇って面白いじゃんと思ってほしい。
サム・ライミの『クィック&デッド』はつまらないですよ^^;

>>sakuraiさんへ^^

山形も行きますが、青森であまりにも時間を食い過ぎまして、13日辺りに一日だけ行くと思います。
何が美味しいのかな?

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