☆ロバート・デニーロとアル・パチーノががっちりと共演したサスペンスタッチの刑事物である。
私は、アル・パチーノが大好きなので、その演技を堪能でき大変に嬉しかった。
まあ、デニーロともども名優として名高いし、やや脚本に難があるようだったが、ニューヨーク市警のベテラン刑事の日常的に交わす会話の、その2人の性格上の妙で、最後までパワフルに見せてくれた。
この作品、2008年の作品で、日本公開まで2年も掛かっている。
「脚本に難がある」と書いたが、以下のような経緯がある。
ウィキペディアによると、
「・・・評論家には酷評され、ロッテントマトでは21%の支持率だった。また、タイム誌が選ぶ2008年のワースト映画100で、ワースト9位だった。第29回ゴールデンラズベリー賞 ノミネート: 最低男優賞 - アル・パチーノ・・・」
とある。
これが私には分からない。
特に、アル・パチーノの最低男優賞が分からない。
確かに、アル・パチーノのやった役は疑問が残り(注:ここまで書くと、ネタバレになるのだが、私は物語のオチが、物語が始まって10分で分かった^^;)、破綻もしていたが、それをリアリティあるものにまで高めるほどの演技はしていた。
つまり、疑問が残る役柄であったが、アル・パチーノは、与えられた役の中で最高の演技をしていたと、私は弁護したいのだ。
百歩譲って、シナリオの不備でアル・パチーノが貶されるのは悔しいね。
この作品、現在、日本全国を見渡して四箇所でしか公開していない。
とてもとても、そんな小規模な公開館でしか観ることの出来ないようなレベルの作品ではない。
『シャッターアイランド』と同レベルにはあると思う。
確かに、そのサスペンスのどんでん返しはすぐに分かってしまうが、それはそれ、2人の名優が、凶悪犯罪者ばかりを殺害する犯人を、抑えた演技合戦で追い詰めていく様が楽しめるはずだ。
ただ、個人的には、私は、もっともっとオーソドックな物語の中で、2人の共演を見たかった気もする。
(2010/04/26)
私は、アル・パチーノが大好きなので、その演技を堪能でき大変に嬉しかった。
まあ、デニーロともども名優として名高いし、やや脚本に難があるようだったが、ニューヨーク市警のベテラン刑事の日常的に交わす会話の、その2人の性格上の妙で、最後までパワフルに見せてくれた。
この作品、2008年の作品で、日本公開まで2年も掛かっている。
「脚本に難がある」と書いたが、以下のような経緯がある。
ウィキペディアによると、
「・・・評論家には酷評され、ロッテントマトでは21%の支持率だった。また、タイム誌が選ぶ2008年のワースト映画100で、ワースト9位だった。第29回ゴールデンラズベリー賞 ノミネート: 最低男優賞 - アル・パチーノ・・・」
とある。
これが私には分からない。
特に、アル・パチーノの最低男優賞が分からない。
確かに、アル・パチーノのやった役は疑問が残り(注:ここまで書くと、ネタバレになるのだが、私は物語のオチが、物語が始まって10分で分かった^^;)、破綻もしていたが、それをリアリティあるものにまで高めるほどの演技はしていた。
つまり、疑問が残る役柄であったが、アル・パチーノは、与えられた役の中で最高の演技をしていたと、私は弁護したいのだ。
百歩譲って、シナリオの不備でアル・パチーノが貶されるのは悔しいね。
この作品、現在、日本全国を見渡して四箇所でしか公開していない。
とてもとても、そんな小規模な公開館でしか観ることの出来ないようなレベルの作品ではない。
『シャッターアイランド』と同レベルにはあると思う。
確かに、そのサスペンスのどんでん返しはすぐに分かってしまうが、それはそれ、2人の名優が、凶悪犯罪者ばかりを殺害する犯人を、抑えた演技合戦で追い詰めていく様が楽しめるはずだ。
ただ、個人的には、私は、もっともっとオーソドックな物語の中で、2人の共演を見たかった気もする。
(2010/04/26)
>>このミスディレクションに素直にだまされた
おっ、いいお客さんですね^^
でも、そのほうが作品を楽しめます!
お話を聞いて、未見の『リクルート』に興味を持ちました。
彼は、アクターズスタジオ仕込みの重い演技ですからね^^;
私は、やや歳を重ねてからの彼が好きです。
『ヒート』は良かったっスね。
マイケル・マンは男を静かに重厚に描いてくれます。
二人の演技合戦に酔いしれましたよ^^
トム・クルーズとトム・ハンクスの<トムトム競演>も良いですね!
このミスディレクションに素直にだまされた感じでさいごまで見ました。
やっぱりネタとしてもパチーノ画叩かれるのは仕方ないかと、以前の「リクルート」でも後半の白状からの流れが大げさなシェークスピアのような演技になっちゃうからそれが「またきたよ~」みたいなノリに感じました。
パチーノはスカーフェイスとかディアボロスのようなぶっとんだ演技もいいけど、ヒートみたいな抑えた演技もいい。だからそっちがよかったかも
最初にそれをやった物語は意外だったのでしょうけど・・・。
なんか世界を矮小化しているようで、『バックドラフト』なんてダメでした。
しかし、デニーロはまだまだ若いですね^^
この作品、誰も見ていないようでしたが、少なくともKLYさんは観ていてヨカッタァ!!
確かに大した脚本じゃないとは思いました。第一あの面子であのまま終わったらそれこそ「はぁ?」になっちゃうんで、自ずから結論はみえてますよね。
でもそれとあの2人の演技は別問題なのに。というかあの2人だからこそココまでの脚本を最後まで退屈させずに見せてくれたのだと思うんですが…。それこそ下手くそがやったら目も当てられないですよ。^^;
確かに、この2人の豪華な共演がこの作品なのはちと勿体無いです。