どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

これも当たり!

2016年10月27日 | 日記
サッシが入った!と書いたのは先週の金曜日のこと

月曜に家を見に行き 帰りがけに家の外を何気なく見て ふと 外枠はあんな色だっただろうか と思った

内側は 一階と二階の色を変えたため しっかりチェックした

だが 外はさほど気にしなかったのだ

家に帰って仕様書を見たら 確かにオータムブラウンという濃いめの茶色になっている

ついていたのは ベージュとグレーが混ざったような色だった

はて あれをそう呼ぶのか? いやいや 見本を見たけれどそんな感じでは無かったはずと思うが これは初期の段階から決めたために 私も自信が無い

ネットで検索して色を見るが どう考えても 光りの加減を差し引いたってあの色にはならないだろうと思い もう一度出かけて棟梁に伝える

棟梁も 納品された物の色の名前までは知らない


その色はシャイングレーといって 今は一番人気とされてる

私も ついてしまったものは もうこのままでいいかなあって・・・・なんちゅういい加減な私^^

確かに 茶と緑の家という ちっともモダンでも最近のトレンドでもないけれど 私なりのはっきりとしたイメージがあって決めたのは事実

だがこうして見ると白っぽい窓枠もすっきりと綺麗におさまるし どちらかというと上品で落ち着いた雰囲気にもなり ただこれがはたして私の選んだ色なのかどうかだけは確かめておきたかった


そして昨日の事 電話があった

あはははははは やっぱり間違ってた~~~~(笑い事じゃないけれど^^)

どうやら発注の時の 何度かのやり取りの途中で変わってしまったらしい

その両方に責任があるといえばあるのだが やはりこちらの最終確認のミスだと

お客様の意向が第一だから 交換させてもらいたいという

一番心配するのは それで躯体に対するダメージが無いかということだったが それは問題無いというので それではお願いしますと伝えた

電話を切ってから 損失も大きいだろうと思うと私も気が重くなり ビールを飲みながら 壁の色とサッシの色を見比べ これでもいいか いややっぱりだめかと 検討してみた

他の色であれば絶対に交換してもらうけれど これもそう悪くないしなあなんて思いながら飲んでも さっぱり酔えない


私は 一言も不平も不満も文句も言わなかった

どうしてそうなってしまったのかもわかったし 人がミスを犯すことは十分承知している

確認につぐ確認だけがそれを減らすことができる

そうは言わなかったが 現場監督も来ていたのだし 本当に仕様書通りのものになっているかどうかをチェックする必要があったし それが仕事だろうと思う

発注した人は別の人であり まさかその人が間違えるとも思わず だから届いたものがちゃんと取り付けられていればそれで良いと思ってしまうのだろう

発注した人の責任だと言いたいところだろうが 果たしてそうだろうか

今回の損失は部材だけに限らず 大工の手間もある

やり直しの仕事は 無からの仕事よりも手間もかかり やる気にも影響する

そして施主の気持ち

これから先 大丈夫か?といった不信感だって残るかもしれない


とはいえ 自分が仕事をしていた時のことを思い出すと とても他人のミスを責めることは出来ない

起きる時は起きる けれど 起こしてはいけない

あの頃の緊張感と 何度も確認した日々が思い出される

自分ひとりのことであれば やっちゃった~で済むが 仕事はそうはいかない

責任は会社の内外の関係者すべてに及ぶ

嫌な事を思いだし ますます醒めていくばかり

と また電話が鳴り 今現地に居るのですが今後の説明をしたいので そちらにお伺いしたいと

それなら私がそちらに行きます ビール飲んじゃってますけれど~~ ってなわけで 説明を受けに


完全にこちらのミスですし 社長とも話しましたが お客様が喜んでくれるようにするのが一番大事なことなので 取り替えさせていただきますと(まあ 当たり前と言えば当たり前なのだけれど・・・)

しかし どこの社長も同じこと言うなぁ^^ 

でも大事なのは日々の仕事に慣れずに 確認することなのじゃよ とは思ったが胸の内

私のさまざまな損失に関する心配も そう言ってくださるだけでありがたいとも また今の段階で指摘してくださって本当に良かった とも言われた

頻繁に通っていて良かった~~~


しかし 納品ミスの話はネットでも幾つか見たけれど やっぱりここにもあった~~

これはブログネタになるぞ とまでは思わなかったが(してるけど~) 決して100%人任せにしてはいけないことを悟った

損失は誰が被るのであれ 無い方が良いに決まっている

誰に責任があるとかは二の次

人はミスからは絶対に逃れられないと知ったうえで ミスを犯した時にはどのように対処するか そしてそれをなくすためにはどう改善させていくか

これは 仕事に関係無く 誰にでもあてはまる事

今日は缶コーヒー一箱持って 家を見に行く

私があれでも良いと言えばやり直しにならなかったのに ごめんなさいね と

しかし 大工さんにも当たりだったけれど こんなことにも当たりが出るとはね~^^

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4 コメント

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だんだん家らしく (春庭)
2016-10-28 12:14:43
発注ミスを責めることなく、損失を心配してくれるyokoちゃんの存在、工務店側からしても「当たりの施主」なのかも。
「やりなおしで、工期が伸びた分の仮住まいアパートの費用は、ミスをしたほうが負担すべきだ」と言う施主さんもいるでしょうから。
サッシ、思い通りの色になってよかったですね。

都会の建築現場では、屋根がついてサッシが入ると、夜中に「無断宿泊客」が入り込むことがあるとききました。火事など起こるとたいへんですから、サッシなどの戸締まりもご用心ください。
春さんへ (yokochann)
2016-10-28 22:32:57
あはははは・・・家の規模が小さくて工務店としてはそう美味しい仕事でも無いだろうと思うと^^。
そんな気持ちもあって。

そうですね・・・これから冬になっていくし。
鍵はしっかりかけてもらいましょう。
印象が変わってしまいますもの (みらい)
2016-10-29 00:33:06
せっかく全力投球で決めているのですもの、
しっかりと取り替えていただきましょう~^^

ヨッコちゃんのお宅は駅そばとのことですから、
通り過ぎる人も多くて、
作り手の方も、やりがいがありますよね。
新しい色に入れ替わって、違いを見るのが楽しみですね~
早く気が付いて良かったですね。
みらいちゃんへ (yokochann)
2016-10-29 04:56:21
私の家はどう見ても現代的な雰囲気でも無いし、ほとんど見かけない配色です。
当初は白い塗り壁(カルクウォール)で南欧っぽいイメージを抱いていましたが、どうも私には似合わないと思いだし・・・。

気が付いたら、昭和の家みたいになっていました~^^。
ただ主張はさせたかった。
どんなにイメージを膨らませてもこれで良かったかどうかは疑問ですが、3年か5年もしたら、どうでも良くなるかもです~~。

まだ足場もあり、周囲にネットもあるので姿は見えないの。私もよくわからない~~(笑)。

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