あけましておめでとうございます。新年早々熊森批判で始まりました。正直、このシリーズだけで10に達しそうなくらい記事が出来上がりつつあります。その間はほかのことが書けませんが我慢してお付き合いください。今回は熊森の学問的裏付けについてです。
熊森はその活動の学問的背景に“現代生態学”という学問を持っているようです。つまり熊森からすれば「私たちの活動は現代生態学によって裏付けられている」ということですね。しかし、この“現代生態学”というものが具体的に何なのかあまり明らかにされていません。熊森のHPを見ても“現代生態学“についての解説はないし、ここ数年の会報にもそういった特集なり何なりがありません。しょうがないのでここでは数少ない事例をもとに“現代生態学”がどのようなものか推測してゆきます。
>森を残し、全生物と共存しなければ、人間も生き残れない」という現代生態学が出した法則に基づき、広葉樹の植林、奥山の保全・復元や野生動物の保護など、様々な実践活動を全国展開させている。[i]
法則って多大な観察結果等に支えられているはずですが、熊森のHP内にそういった観察結果の報告ってありませんよ?
>自然界が動物と植物との絶妙のバランスにより成り立ち、安易に人間が手を入れるとそのバランスは崩れてしまうというのが現代生態学の出した結論であり、当会もそれに依拠しています。[ii]
その割にはドングリ運びについて検証なり反省した様子は見られませんね。というかそれなら外来生物が完全に定着する前に定着しかけた外来生物に対してなんらかの対策をしていいはずでは?いったんバランスが崩れたらあとは放っておけってことですか?でもそれだとドングリ運びとの整合性がとれませんよね。
>現代生態学が解明したように、元来、自然界での鳥獣の数は著しく増減を繰り返すもので、増えても減っても本来、人が問題にすべきものではありません[iii]
いったいいつ誰が解明したんですか(笑)だったら現代生態学の始祖の名前が熊森のHPにあってもよさそうなものですけどね。だいたいなんで“現代生態学“に依拠していますと言いながら“現代生態学”についての参考書の一つも紹介されないんですか。
これらから鑑みるに、“現代生態学”とやらは中途半端に保全生態学などの学問からつまみ食いをしてできたもののようです。部分的に保全生態学で言われることとかぶっているからです。次回はもう少し深く“現代生態学”とやらを掘り下げて検証します。
[i] http://www.na-rinri.org/ariritowatashi.html
[ii] http://www5.ocn.ne.jp/~unzen/seimei/inyuu.html
[iii] http://homepage2.nifty.com/kumamori/choujyuutokuso-tinjyousho.pdf
熊森はその活動の学問的背景に“現代生態学”という学問を持っているようです。つまり熊森からすれば「私たちの活動は現代生態学によって裏付けられている」ということですね。しかし、この“現代生態学”というものが具体的に何なのかあまり明らかにされていません。熊森のHPを見ても“現代生態学“についての解説はないし、ここ数年の会報にもそういった特集なり何なりがありません。しょうがないのでここでは数少ない事例をもとに“現代生態学”がどのようなものか推測してゆきます。
>森を残し、全生物と共存しなければ、人間も生き残れない」という現代生態学が出した法則に基づき、広葉樹の植林、奥山の保全・復元や野生動物の保護など、様々な実践活動を全国展開させている。[i]
法則って多大な観察結果等に支えられているはずですが、熊森のHP内にそういった観察結果の報告ってありませんよ?
>自然界が動物と植物との絶妙のバランスにより成り立ち、安易に人間が手を入れるとそのバランスは崩れてしまうというのが現代生態学の出した結論であり、当会もそれに依拠しています。[ii]
その割にはドングリ運びについて検証なり反省した様子は見られませんね。というかそれなら外来生物が完全に定着する前に定着しかけた外来生物に対してなんらかの対策をしていいはずでは?いったんバランスが崩れたらあとは放っておけってことですか?でもそれだとドングリ運びとの整合性がとれませんよね。
>現代生態学が解明したように、元来、自然界での鳥獣の数は著しく増減を繰り返すもので、増えても減っても本来、人が問題にすべきものではありません[iii]
いったいいつ誰が解明したんですか(笑)だったら現代生態学の始祖の名前が熊森のHPにあってもよさそうなものですけどね。だいたいなんで“現代生態学“に依拠していますと言いながら“現代生態学”についての参考書の一つも紹介されないんですか。
これらから鑑みるに、“現代生態学”とやらは中途半端に保全生態学などの学問からつまみ食いをしてできたもののようです。部分的に保全生態学で言われることとかぶっているからです。次回はもう少し深く“現代生態学”とやらを掘り下げて検証します。
[i] http://www.na-rinri.org/ariritowatashi.html
[ii] http://www5.ocn.ne.jp/~unzen/seimei/inyuu.html
[iii] http://homepage2.nifty.com/kumamori/choujyuutokuso-tinjyousho.pdf











ですが、「現代生態学」でgoogle検索すると、「現代生態学とその周辺」と「現代生態学の断面」という著作物がHITします。
いずれも、千葉大学の名誉教授である沼田真さんという方の著作物です。
想像に過ぎませんが、これは「現代の・最新の生態学」という、意味なのではないか?と思います。
例えば、「近代日本」という国はありませんが、言い方としてはあって、「近代の日本は」という意味で使われるというようなもの?
まあ、もし、世間的にそういう意味で使われている用語であるとしても、この集団のことですから「現代生態学」という一ジャンルがあると思って使っているのかもしれませんが…。
単に私が知らないだけかも知れませんし、ホントのところはどうなんでしょう??
そちらとは別に熊森が保全生態学などの知見を牽強付会して作ったのが熊森の言うところの“現代生態学”だと睨んでいます。熊森は自分たちに都合のいい書籍は紹介する傾向があります。たとえば外来生物問題では外来生物駆除に反対する池田清彦という人物の本をHP上で推薦しています。そして、この組織にしてはおかしなことに“現代生態学”に関する書籍は全く見当たらないんですよ。自分たちの活動を裏付ける学問であるにも関わらずです。ですから僕はこれは熊森が科学的な団体を装うためにでっち上げたと考えています。