(11.多発性硬化症電磁波原因仮説に寄せて-終りに)
ここまで書くと、なぜわたしがDr. Kの電磁波論文に関わったかという経緯を述べる必要性があるだろう。それを一言でいえば、わたし自身、小学校時代から音楽の演奏、録音、無線、写真など、趣味が電磁波関係だったこと、また大学に入ってからは病気を物理現象の異常および化学反応の異常として捉える病理学観を持つようになり、それで、昨年初頭に本誌に掲載された教授の論文に関心を持ち、知り合うようになった。以降、教授が書かれた文章を読ませて頂ける機会が持てるようになったわけである。
可能ならば他の一流学術誌と同様に、読者との意見交換がより公に、より活発になり、さらに本誌の価値を高めることを願う。本学を卒業してからずっと学外で基礎医学のみを続けていたわたしから本誌を眺めれば、この間に質の高い論文が数多くあった。総合医学誌として今以上にもっと広く学外に知らしめる、知られる価値の高い学術誌と感じている。
なお、電磁波、特に電波と人体の関係については膨大なテーマであるが、私なりに現在、近年富みに社会問題化してきている電波の人体への影響と疾患との因果関係の有無に限定し、総説論文をまとめているところである。近いうちにそれを本誌に寄稿するつもりである。
終わりに、DR.Kの更なる研究の発展と、質の高い論文が本誌に更に多く発表され、そして本誌のさらなる impact の高揚を卒業生読者の一人として切に願い、稿を結びたい。
ここまで書くと、なぜわたしがDr. Kの電磁波論文に関わったかという経緯を述べる必要性があるだろう。それを一言でいえば、わたし自身、小学校時代から音楽の演奏、録音、無線、写真など、趣味が電磁波関係だったこと、また大学に入ってからは病気を物理現象の異常および化学反応の異常として捉える病理学観を持つようになり、それで、昨年初頭に本誌に掲載された教授の論文に関心を持ち、知り合うようになった。以降、教授が書かれた文章を読ませて頂ける機会が持てるようになったわけである。
可能ならば他の一流学術誌と同様に、読者との意見交換がより公に、より活発になり、さらに本誌の価値を高めることを願う。本学を卒業してからずっと学外で基礎医学のみを続けていたわたしから本誌を眺めれば、この間に質の高い論文が数多くあった。総合医学誌として今以上にもっと広く学外に知らしめる、知られる価値の高い学術誌と感じている。
なお、電磁波、特に電波と人体の関係については膨大なテーマであるが、私なりに現在、近年富みに社会問題化してきている電波の人体への影響と疾患との因果関係の有無に限定し、総説論文をまとめているところである。近いうちにそれを本誌に寄稿するつもりである。
終わりに、DR.Kの更なる研究の発展と、質の高い論文が本誌に更に多く発表され、そして本誌のさらなる impact の高揚を卒業生読者の一人として切に願い、稿を結びたい。