春のそよ風夏の雨

好きなこといろいろ書いています。

マルタ・カラスコ「まどをひらけば」

2016年10月11日 | 和書
まどをひらけば (WAKUWAKU童話館)
マルタ・カラスコ
ほるぷ出版


「むこう岸には」も素敵だったのですが、
こちらはさらにいいと思いました。
絶版のようでもったいない。

作者は、子どもの頃小児まひでしばらく寝たきりだったそう。
想像の世界に遊びながら。

だとしたら、この本は自伝的小説ともいえるのかな。
足が不自由で寝たきりの女の子。
もうすぐ、重い靴を履いて歩けるようになるはずだけど・・・。

現実と空想が入り混じった世界広がります。

そして、この本にもいろんな人が出てきて、それぞれ悩み
というか弱点があったりする。
そんなみんながまるっと受け入れられているのです。

もしかしたら、小児まひというみんなとは違う、一緒に
遊べないと思うような体験があったからこそ、
いろんな人がいるけれど、みんなそれぞれに弱さもあり、
素敵さもあるのだというメッセージを込めて描かれている
のかもしれないですね。

くつが鳴る
手嶋洋美+あべまれこ
BL出版


の絵本も思い出しました。

手嶋洋美さんも脳性まひで、歩行用の靴を履いて歩いた
体験からの絵本が、この本だそう。

手嶋洋美さんについてはこんなブログ記事が。

「まどをひらけば」の原書読んでみたいけれど、
こちらも、絶版のよう。
こんなに素敵で、いいお話なのに・・・。残念。

原書はこちら。いつの日か出会えるといいな。
El cuaderno y la ventana/ The Notebook and the Window
Marta Carrasco
Destino
『本』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« マルタ・カラスコ「むこう岸... | トップ | 「Minilibros clave de sol」 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む